
2021年1月 ロレックス 人気モデルの相場をチェック!デイトナ エルプリメロ 16520
Follow Rolex 16520 Rolesor Daytona’s price.
人気モデルの相場を追うシリーズから、今回は2000年に生産終了したデイトナ 16520です。
生産終了から20年が経ちましたが、キャリバー4030(エルプリメロベース)搭載の伝説のデイトナとして現在相場がうなぎ登り。
条件の良い個体はなかなかマーケットにも出てこなくなっています。
ちょっと前に一旦相場の動きが止まったように思いましたが、現行機などの価格上昇に引っ張られて、保証書付きの個体なら300万円以上は当たり前になっています。
16520は生産数が少なく1990年代でも定価以上のプレミアムモデルとして人気がありました。
現在よりデイトナは希少性は高く、雑誌の広告などでも「デイトナ入荷」の文字が躍っていましたね。
他のスポーツモデルが定価以下で販売されていた時代ですよ。
16520は白文字盤より黒文字盤の方が人気がありましたね。
また、およそ12年の製造期間に様々なバリエーションがありファンを楽しませています。
そのバリエーションによって相場も異なり、特に人気なのが「パトリッツィ」文字盤。
もう「汚い」っていうくらい変色しちゃっている方が良い評価で、本当におかしな世界。
こちらは一般的な「逆さ6」。
そして高額評価は、いわゆる「P番 / Pシリアル」。
P0、P1、P2、P3*****となり、P3以降の数字も多い方が価値が高いそうです。
P1とP3では50万円100万円と変わるのですから、凄い話・・・
ここまでくると白文字盤と黒文字盤での価格差は小さくなります。
2年前(2019.01)のChrono24を覗いてみます。
400万円台で売られていたのは「P1」まで。
P2、P3はさすがに出てきませんね。
16520のスペック
製造期間
1988年~2000年
ムーブメント
キャリバー4030
自動巻きクロノメーター
パワーリザーブ52時間
100m防水
ステンレススティール
40mm
それでは現在の中古マーケットから相場をチェック。
Chrono24を見てみます(Chrono24は税抜き)。
年式条件にもよるのですが、保証書付きだと黒文字盤の最安値で300万円以上。
年式が新しければ「Pシリアル」「Aシリアル」、Uシリアルあたりは「トリチノバ」や「トリチウム」、Tシリアル・Wシリアルには「パトリッツィ」、そして「逆さ6」、さらに古くなるにつれ「4ライン」「段落ち」「タキ200」「タキ225」「ポーセリン」など多種多様のニックネームの猛者たちがゴロゴロしています。
こちらはかなり古いLシリアルの「パトリッツィ」だそうです。
Wあたりに多い印象ですが、黒文字盤のトリチウムなら変色のチャンスがあるのかもね。
12時位置の記載が4段の「4ライン」。
「タキ225」はベゼルに225の数字が刻まれた変化球。
こちらは「タキ200」と「段落ち」
白文字盤の最初期に見られる「ポーセリン」ダイヤル。
陶器の様にツヤツヤしています。
Aシリアルの「アイボリー」ダイヤルだそうです。
白文字盤の変色も人気があります。
まとめ
いかがでしょうか?
もうため息がでる価格ばかり。
SNSを見ていても、普段から着けている方も少なくなってきた感じですね。
いつまで正規保証が受けられるかわかりませんし、外装はなるべくキレイなまま保管したいです。
ベゼルのキズも気になりますし、墨抜けも嫌ですね。
そして今から買っておこう!と思う方。
状態、付属品をしっかり見て買いましょう。
Uシリアルのトリチウムじゃないのが1番安いかも知れませんが、長い目で見るならニックネームが付く個体をゲットしたいところ。
現行機の116500LN白文字盤も300万円以上なので、着けたいなら現行機の方をオススメしますが、「何か」に期待できるのはエルプリメロ搭載デイトナでしょうか。
それではまた。
https://zenmai-tokyo.com/2019/08/22/rolex-oyster-perpetual-cosmograph-daytona-ref-16520/
#ZENMAIのココ東京