
ロレックス 2024年 生産終了モデルと新作モデル まとめ & 予想の答え合わせ
Rolex 2024 New Models Summary
Watches and Wonders Geneva 2024が開催され、ロレックスの新作が出揃いました。
毎年毎年ロレックスは時計ファンの予想を裏切ってくれますが、今年もSNSは盛り上がっております。
と、言うことでロレックスの2024年の新作と廃盤になってしまったモデルをチェックしましょう。
2024年 ロレックス ディスコンモデル
デイトナ ル・マン 126529LN
ディスコンモデルから見ていきます。まずは、ル・マン24時間レース100周年記念 コスモグラフ・デイトナ ホワイトゴールド 126529LN ですよね。
昨年6月のル・マン24時間レースのタイミングでリリースされた珍しい記念モデルでしたが、1年も経たずにリタイアとなりました。既にホームページも削除されています。
実機見たこと無いんですけどwww
あっという間に無くなってしまいました。惜しまれつつも・・・なんて言葉が出ないくらい生産期間の短いモデルですので今後の希少性に注目が集まります。
ただ、ウォッチズ&ワンダーズの会場ではこんなモデルがパシャリ!
入れ替わるようにイエローゴールドのル・マン デイトナがリリースされるようですね。(例に倣えば126528LN)これも6月には発表になるかも知れませんし、顧客だけのシークレットモデルかも知れません。
ヨットマスターII 全般
続いて、ロレックス唯一のレガッタクロノグラフ ヨットマスターIIがディスコンになりました。
昨年デイトナのムーブメントが更新されたので、今年はヨットマスターIIのムーブメントも更新されるのでは?と思ってたのですが、期待を裏切り廃盤ですか・・・なるほど、新キャリバーを作るほどのモデルでは無かったのかも知れません。人気無かったですしね。
いや、まだわかりません。今年の後半戦に新たなレガッタクロノグラフが誕生するかも知れないです。ヨットマスターIIファンの皆さん、最後まで諦めないで!
デイトジャスト フルーテッドモチーフ / パームモチーフ
そして、なんとデイトジャストのフルーテッドモチーフとパームモチーフがディスコンです。文字盤交換も5年縛りルールができ、いつかパームグリーンにしたいな~なんて思ってた方には残念なお知らせ(ディスコン後ももしかしたら在庫があれば文字盤交換できるかも知れませんけど)。
他にもデイデイトのパズルダイヤル(エモジ)がディスコンとの噂ですが、まぁ庶民にはまったく関係ない話かもしれませんね。
新年にリリースされたシャンルヴェ エナメルを使用した特別なデイデイト36もエモジと同じ仕様ですが一般の消費者が手に取れるモデルではありませんでした。
コスモグラフ・デイトナ シェル文字盤
と、いうことでここから2024年の新作モデルです。
1本目。12系デイトナの新作です。
シェル文字盤のデイトナが復活しました。
ホワイトゴールドケースから2種類。
2トーンのシェル文字盤に8ポイントダイヤモンドがセット、さらにベゼルもダイヤモンドがギラッギラ。
オイスターフレックス仕様のホワイトシェルが126589RBR、ホワイトゴールドブレスレットのフル無垢仕様ブラックシェルが126579RBRです。
他にもバケットダイヤモンドベゼル(ラグにもダイヤ)のTBRがイエローゴールドとエバーローズゴールドからリリース。
こちらは去年のシークレットモデルのルビーベゼル。ダイヤも出たし次はサファイアかエメラルドか?
メテオライト文字盤の復活はまだ先でしょう・・・勿体ぶりますからねロレックスは。
スカイドゥエラー 無垢ジュビリーブレスレット
2モデル目は、新しくなったスカイドゥエラーです・・・
昨年新ムーブメント・キャリバー9002を搭載しリニューアルしましたが、今年はジュビリーブレスレットを金無垢にも採用いたしました。
因みに、ホワイトゴールドモデルのジュビリーブレスレット仕様はありません。
スティールっぽく見れるからですかね?
ディープシー イエローゴールド
3モデル目、これは本当に驚きました。
44mmもあるプロフェッショナルダイバーズウォッチ ディープシーに金無垢が登場したんですよ。
え?誰がこんなの着けて深海に行くの?行かないよね?じゃあ300グラムを超えそうな激重モデルを誰が着けて街を歩くの?歩かないよね?じゃあ、誰が買うの?
とは言え、着けられないほどデカくてもプレミアム価格になるような人気モデルは既にあります。
金無垢ディープシー136668LBは、7,510,800円!お値段もモンスター級。
GMTマスターII グレーブラック
4モデル目は、大人気のGMTマスターIIに新色が追加ラインナップしました。
噂では赤黒ベゼルが出るんじゃないか?とされていましたが、出たのは去年ゴールドを使ったモデルでリリースされたグレーブラック(GRNR)がスティールにも採用されました。
シンプルで使いやすいカラーなので116710LNが好きだった方にはフィットするでしょう。
またペプシカラーが生産終了になるのでは?と言われていましたが継続販売。ただもしかしたら来年までは販売せず途中リタイアの可能性もあり得ます。
ただただ、来年はGMTマスターの70周年ですので、もしかしたらもしかしたら何かがあるかもね(笑)
パーペチュアル1908 プラチナ・アイスブルー
5モデル目は、チェリーニと入れ替えで昨年新登場したパーペチュアル1908にプラチナ製のアイスブルー文字盤です。
ライスグレインモチーフと言うデザインだそうです。オシャレなんですけど、個人的にはもっとシンプルに、もっともっとシンプルにしてほしかったな~っと思ってます。
12があるなら王冠が、王冠を使いたいなら12が不要でしたし、クロノメーターも邪魔な気がしませんか?ドレスウォッチですよね、このシリーズ。
デイデイト オンブレ文字盤
最後は、先日のアカデミー賞でお披露目になったエバーローズゴールドデイデイト40mmのスレートオンブレダイアルが、正式にリリースされました。
合わせてプラチナ、イエローゴールド、ホワイトゴールドモデルの40mmにもオンブレダイヤルがセットされました。
プラチナとホワイトゴールドは別カラーのオンブレダイヤルにすれば良かったのにねぇ。似過ぎですよ。
因みにオンブレとはフランス語の「陰影をつける」と言う意味だそうです。グラデーションとはちょっと違うんですね。
また今年は新しい文字盤や、新しいカラーを採用したデイデイトがたくさんリリースされ、新作全般的に高級モデルが充実した年でしたね。
シェル文字盤もキレイです。
ZENMAIの予想モデルはコレでした(答え合わせ)
最後に予想した新作モデルの結果報告!
予想1本目は、毎年毎年言っているピンクロレゾール(SSとエバーローズゴールドのコンビ)のデイトナ Ref.126511LN でした。
が、今年も出ませんでしたね・・・
続いて予想2本目、オイスターパーペチュアルのセレブレーション文字盤が生産終了になり、3.6.9ダイヤルが復活か?
ね、コレも出ませんでした(笑)出ない出ない。当たらない当たらない。
2連敗。
予想3本目は、2004年に発表されたデイトジャスト・ターノグラフの復活でした。元祖は1953-54年あたりに誕生したと言われる初の回転ベゼル搭載機 Ref.6202 Turn-O-Graphです。
で、こちらも出ませんでしたよ。
3連敗。
予想4本目は、デイトナのムーブメントが変わったならこちらも必然的に変わるでしょう。と言う事で、ヨットマスターII専用ムーブメント キャリバー4161 のモデルチェンジを予想。デザインは大きく変わらず、ムーブメントがキャリバー4162になる。6時位置に王冠が入る。こんな感じになると思ってました。
これは皆んなが思ってましたよね?
ヨットマスターやスカイドゥエラーみたいな地味なモデルチェンジを予想していましたが・・・・。
これまた出ませんでした。
新作どころかディスコンになっちゃったじゃないですか・・・
4連敗。
予想5本目は、大きくて重いモデルのRLXチタン化が進むでしょう。なんて言っちゃってましたよ。
ディープシーチャレンジはコンセプトモデル的な扱いだったとして、ヨットマスター42でフルチタン化に成功、あとはディープシーかな?と思ったんですが Ref.136660 が出たばかりですので、シードゥエラー43のチタン化が先かも知れません。Ref.126627でどうでしょう?
ね、まったくの真逆。金無垢のディープシーが出ちゃいましたwww
もう泣くしかない。
予想6本目は、あまり期待していないミルガウスの新作です。
2023年にまさかの廃盤モデルとなり今後の展開が非常に気になっていますが、また休眠シリーズになるのか、それともマスタークロノメーター化して復活するのか・・・どちらにせよ1000ガウスじゃ話になりません。
オメガが先行している超耐磁性能(15000ガウス)ですが、チューダーのブラックベイもマスタークロノメーター化に成功、試金石的なブランドのチューダーですからロレックスも何かしら耐磁性能を強化する流れがあると考えるのが自然でしょう。スーパークロノメーターじゃありませんが、ロレックス独自の規格が出てくるかも知れません。もし新ミルガウスが発表されるなら、デザインもちょっとイケてる感じにして欲しいですね。
・・・はい。
と、言うことで私の予想は6戦全敗wwww
ここまで外すと清々しいです。
まとめ
いかがでしょうか?
「ロレックス 2024年 生産終了モデルと新作モデル まとめ & 予想の答え合わせ」でした。
今年は高級素材が多く、去年ほどのワクワク感がありませんでした。ロレックスも販売する相手を絞り込んできましたかね・・・スティール作るより儲かりそうですし。ゴールドでも飛ぶように売れているんだな。
いまだに昨年の新作もまだ見ていないモデルがありますので、今年の新作を全部見るのも数年先かも知れません。
私的にはそこまで刺さるモデルはありませんでしたが、皆さんはどうでしょうか?
そして今年はまったく掠りもしなかった私の新作予想・・・ひど過ぎる結果でしたね(笑)皆さんの予想で当たった方はいたのかな?ディープシー当ててたらヤバ凄ですwww
6月と夏以降の別のタイミングの新作発表にも期待しましょう。
それではまた!
zenmai-tokyo.com/2023/03/28/rolex-2023-new-models-summary/
#ZENMAIのココ東京