さて、今回はCtoCマーケットのトケマーからレアなモデルが掲載されてましたのでご紹介。
何がレアで、珍品なのか?
ロレックスのGシリアルと言えば2010年頃に販売された商品だというのが一般的な認識。
特に人気のスポーツモデルであれば2年も3年も売れ残るなんてことは無いでしょう。
稀にGのアルファベットで始まるランダムシリアルもありますね。
ですが、その場合はGの後の数字は7つになるはずなんです。
アルファベットのシリアルの場合は数字が6桁になります。
トケマーの掲載ページには6桁かどうかがわかる記載が無いので何とも言えませんが「Gシリアル」と記載がある以上、そう言う事でしょう。
(因み現在のランダムシリアルのルールはアルファベットが1つまたは2つ、残りは数字で合計8個が並びます。)
こちらが付属品の画像です。
画像を見てみると確かにG6*****となっています。
気になるのは、カードギャランティが第2世代と言う点です。
紙の保証書がカードタイプになったのは、およそ2006年頃。
Zシリアルの途中辺りとなっています。
このグリーンが多めなのが第1世代。
そしてこちらの白が多めなのが第2世代のギャランティーカード。
通常2006年から2014年までが第1世代、2014年から2020年6月までが第2世代、そして2020年7月からが現在の第3世代。
ですので、Gシリアルは2010年頃と考えると第1世代のカードのはず。
第2世代のカードが付いてることが珍しいんです。
次はバックルです。
スティールスポーツのバックルプレートが梨地加工から鏡面仕上げに変わったのはご存知でしょうか?
およそ2015年の後半あたりから出荷された個体のバックルから仕上げがピカピカになっています。
こんな感じです。見た目が全然異なります。
で、2010年頃製造のGシリアルが鏡面であることが不思議なんです。
更に付属品にはロレックスの修理見積書があります。
2020年9月。
隠されてますが、保証書や本体と同じGシリアルなんでしょう。
ご連絡事項には「オーバーホールにはまだ早い様です。」なんて一文もあります。
で、ですよ。
文字盤が新型なんですね。
針も太めの新型タイプ。
Gシリアルで新型文字盤・・・。
コレに関しては「入れ替え」の可能性が捨てきれません。
同じ型番の場合に限りロレックスでは文字盤の交換が大抵可能となっています。
サービスの一環ですね。
旧タイプの文字盤から新タイプの文字盤に替えていてもおかしくありません。
最後にギャランティーカードの日付です。
手書きの2017年7月13日。
うん。
「オーバーホールにはまだ早い様です。」がココで生きてきますね。
Gシリアルが仮に売れ残って2017年に売れたとして、ギャランティーカードは旧タイプではなく新タイプになるものなんでしょうか?
5桁のスポーツモデルが第2世代のギャランティーカードと言うのは見たことあるんです。
日本ロレックスにハガキを送った時のカードになるんでしょう。
海外の場合もそんな対応にもなるのかな・・・
170番はイタリアです。
イタリアの正規代理店でエクスプローラーが7年も売れ残るのか?
ミステリー。
まとめ
いかがでしょうか?
1.色んな奇跡が起きて生まれたレア個体。
2.2017年に販売された旧タイプの214270に第2世代のギャランティーカードが付いていて、後から文字盤と針、ブレスレットを新調した個体(コスト的に厳しいけど)。
Gシリアルの奇跡。
Gシリアルで新型文字盤。
Gシリアルで第2世代のギャランティーカード。
Gシリアルで2017年に販売。
Gシリアルで鏡面バックル。
さてさて、どうでしょう?
皆さんの考察が聞きたいですね。
思うことがあればコメントください。
気になる方は下記リンクから
https://www.tokemar.com/top/rolex/20201201/
それではまた!
https://zenmai-tokyo.com/2016/07/16/rolex-garantie-warranty/
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