極薄と耐久性と高級感は共存できるのだろうか?高級腕時計の厚さ・スペック対決②
前回はノーチラスの凄さに驚きましたね!
パテックフィリップのノーチラス、オーデマピゲのロイヤルオーク エクストラシン、ヴァシュロンコンスタンタンのオーバーシーズ。
三大ブランドのラグジュアリースポーツモデルと比較の為にロレックス エクスプローラ1・214270のスペックを比べてみました。
今回はピアジェのポロ、パネライのドゥエ、ブルガリのオクトソロテンポ、オメガのグローブマスターを比較してみましょう。
「極薄と耐久性と高級感は共存できるのだろうか?高級腕時計の厚さ対決!②」1.自動巻き腕時計であること
2.薄いこと
3.スポーツモデルであること
4.高級感があることの基準で見ていきます。
前回のノミネートは
・パテックフィリップ 5711/1A ノーチラス
・オーデマピゲ 15202ST ロイヤルオーク・エクストラシン
・ヴァシュロンコンスタンタン 2000V/120G-B122 オーヴァーシーズ エクストラフラット
の3本と、比較対象にロレックスのエクスプローラーⅠ 214270で、4機種のデティールを比べてみました。
結果は
厚み1位:7.5mm オーヴァーシーズ エクストラフラット
重さ1位:115g ロイヤルオーク エクストラシン
防水性1位:120m ノーチラス
パワーリザーブ1位:45時間 ノーチラス
となっています。
今回は「特別」なモデルではないので、少々厚みがありますね。
エレガントさを失わずに、高スペックであるモデルもチョイスしてみようと思います。
※なので、タイトルが「厚さ・スペック」になりました。
ピアジェ ポロS ウォッチ G0A4100*
2016年の新作ピアジェ ポロSです。まるで故ジェンタ氏がデザインしたかのようなラグジュアリースポーツ感が漂うポロSはやや大きめの42mmケース。
しかしその厚みは10mmを切る、なんと9.4mm。
このモデルの為に製造したムーブメントはキャリバー1110P。
防水性は100mを確保しています。
文字盤のバリエーションはブルー、シルバー、スレートグレーの3色。<ディティール>
厚み:9.4mm
重さ:133.5g
ケース径:42mm
防水:100m
キャリバー1110P
パワーリザーブ:50h
いかがでしょう?
前回ご紹介の3本に引けを取らないスペックですね。
まるでアクアノートとノーチラスを合体させてピアジェのスパイスを足したようなデザインで、実物はかなり格好良かったです。
シースルーバックでムーブメントも覗けます。
とてもステキですねぇ。
定価は1,377,000円ですが、実勢売価は80万円程度かと思われます。
タフさと薄さを兼ね揃えている良いモデルですね!
ポロSのアンバサダーに9名の著名人が選ばれました。
日本でも有名な「MIYABI」もその一人です。
LUMINOR DUE 3 DAYS AUTOMATIC ACCIAIO – 45MM PAM00674
こちらは前回の記事
「極薄ブームの火付け役?まさかのパネライが極薄モデルを発表!PAM676とPAM674」
https://watch-monster.com/articles/lnJ8q
で取り上げましたが、パネライの今年の新作ドゥエ 自動巻き PAM00674です。従来のルミノールケースに比べ40%もダイエットしたルミノール ドゥエ 3デイズ。
45mmのケース径に対し、厚みは驚異の10.7mmになりました。平べったい(笑)
が、ここがいかん・・・防水性は30mと1/10になってしまいました。<ディティール>
厚み:10.7mm
重さ:-g
ケース径:45mm
防水:30m
キャリバー P.4000
パワーリザーブ:72h
パネライがまさかの「極薄」路線にシフトチェンジするとは誰も思わなかったでしょう。
唯一のデカ厚時計として君臨するのだと思ってただけに私もかなりびっくりしました。
サイズは45mmと「デカ」は残っていますが、厚みが10.7mmとエクスプローラーⅠより薄い!
「デカ薄」ですね。
落ち着いたトーンのブラック・サンレイダイヤルが「大人」感を演出しています。
ジェントルメンズ・パネライとして新しい顔を見せています。
3デイズ、マイクロローターとメリット・デメリットありますが、42mmのPAM676でオートマにできたら尚良かったと思います。
BVLGARI OCTO SOLOTEMPO BGO38SSD
続きはこちらから
https://watch-monster.com/articles/31YRU