Rolex “aph Dial” Cosmograph Daytona ref. 116520
先代のコスモグラフデイトナ 116520 白文字盤です。
ちょっとだけ「レア」な要素となっているAPHダイアルをチェックしていきます。
以前もこのブログで取り上げたデイトナ白文字盤にも、その特徴がありましたが「APHダイアル」なんて名前なのは知りませんでした。
COSMOGRAPHの文字をよく見ると、COSMOGR APHとなっています。
COSMOGR APH
隙間が空いているんですね。
で、後半の「aph」を取ってAPHダイアルだそうです。
けっこうよく見る(笑)
※因みにAPHは白文字盤以外にもあります。ロレゾールや無垢にも見られますね!
APHになっているのは、年式的に2010年以降の文字盤だと思われます。
それ以外は普通のデイトナ116520と同じ。
バランスの良さ、最高ですね。
因みにこの個体は鏡面バックルで、そっちの方が個人的には価値があると思っています。
Chrono24を覗いてみました。
中古マーケットで鏡面バックルだと思う2016年以降で絞り込んでみると、下は220万円くらいから見つかります。
最近は黒文字盤との差が無くなってきたように感じますね。
で、ですよ「APHダイヤル」とわざわざ記載している鏡面バックルを見てみると、なんと300万円オーバー(笑)
買う人いるのかな?
鏡面でも、APHでも、そうでなくとも、デイトナを買うことは1つのターニングポイントになります。
デイトナを買ったことがあるか、まだ未経験か。
この差は時計ファンには大きいのです。
家が凄いお金持ちで、最初の時計がデイトナだったりする方には当てはまりませんが・・・
若いころからデイトナは皆の憧れで、腕時計の中でもモノサシとなるモデルと言えるでしょう。
エクスプローラーでもなくサブマリーナーでもなく、スティールのデイトナを買うという事を経験したことがある。
それはとても大事な出来事になります。
当然それは時計人生の中で通過点です。
また、デイトナなんか要らねえよとか言ってるアンチデイトナタイプの方々がギャーギャー喚いていたとして、きっとそれはデイトナを買ったことがないのでしょう。
あいつブスだな、とか、おまえの彼女ヤバくない?なんで付き合ってるの?とか言ってるチェリーな高校生みたいでしょ。
まず、文句を言いたいなら買ってから言え。
でも買っちゃったらYEAH!
デイトナとは、そういう不思議な時計なのです。
定価にしても100万円を超えますし、相場も200万円。
普通に働いてても家族を養っていたり、独身でも車のローンがあったりすると、なかなか「買うこと」は難しいですよね。
周りの理解も得られない。
でも、頑張れば買える金額でもあるのです。
エクストラシンやノーチラスはサラリーマンで買うとするなら50代60代になっているでしょう。
デイトナなら20代でも30代でも目標を持って生活すればコツコツ支払って買うことが出来るのです。
買ったこと無い人には批判されたくないです。
批判する資格はないと思います。
何を隠そう、私もまだ買ったこと無いんだけどね(笑)
APH文字盤を見てみましょう。
たしかに、RとAが離れてますね。
なんでこんなに離したんだろう。
COSMOGR APH
わかりますか?
COSMOGR APH
赤い線を引いてみましたけど。
普通のCOSMOGRAPHは、このようにくっ付いています。
APHダイヤルにはルミノバとクロマライト夜光どちらもあります。
こちらは最終仕様なので、もちろんクロマライト夜光。
APH。
赤いDAYTONAの文字は「ひげ」ありフォント。
いつか、何かに使えるかも知れない画像。
APH・・・日本じゃ浸透してないですね。
ウォッチモンスターのアイスクリームさんくらいでしょうか食いつくの。
いかがでしょうか?
鏡面バックルの最終仕様、APHダイアル ロレックス Ref.116520 デイトナ 白文字盤でした。
デイトナ 116520 は、16年も製造されたロングセラーモデルですね。
1度も正規店で出会う事はありませんでしたけど。
ロングセラーモデルなので多くのバリエーションがあります。
APHもその1つ。
どうでも良いや・・・と、思っていると段々価値が上がっちゃったりして。
どうなるでしょう。
3年後5年後が楽しみですね。
それではまた!


#ZENMAIのココ東京
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