
【レビュー】オメガ 3570-40 日本限定 スピードマスター プロフェッショナル マーク2(レーシング)ダイヤル 2004年 アポロ11号35周年 (3570.40.00)
Omega Speedmaster MoonWatch Racing-Dial 3570.40.00 Japanese Limited Edition 2004
1969年7月20日、人類は初めて月面に降り立ちました。
月面に着陸したアポロ11号を讃え、スピードマスターは過去何度も記念モデルをリリースしています。
2004年 月面着陸から35周年を祝い日本市場限定でリリースされたのは、当時もアンティークオメガファンの中では人気があった「マーク2ダイヤル(Grand Prix dial )」を搭載した3570-40でした。
スピードマスター60周年の「スピードマスター ストーリー」のページを見ますと1968年となっていますね。
リリース当時は1969年かと思われていたのですが、マーク2ダイヤルは1968年なんですかね~?
それともキャリバー861に合わせているのかな?
うむ、1969年のアポロ11号に合わせたのかと思ったんですが。
まぁ、良いです。
当時はそこまでスピードマスターも人気が高かったわけではなく、2004年に2004本リリースされた3570-40もしばらく余っていた記憶です(それでも世界で見れば日本人はオメガ好きだったのでしょう。日本限定モデルがたくさん出ていた頃です)。
現在はアメリカ、中国を中心にスピードマスター人気が著しく、日本市場にしかないこのモデルは物凄く高騰しているのです。
で、私は思った。
1968年なら、今年50周年だから復刻しちゃうんじゃないか?とね。
残念ながら今年の復刻は持ち越されましたが、もしかしたら来年あたりにひょっこり復刻されるかも知れません。
3570-40 日本限定
ケースなどのスペックは3570-50と全く同じ。
グレーカラーのダイヤルにオレンジ色が映えます!
Ωマークもオレンジ。
クロノグラフ関連の針もオレンジカラー。
オリジナルに忠実ですね。
サイドビュー。
ケースバック。
うん、本当に文字盤と針を変えただけだな。
2004分の何番とかの小細工もありません。
本当に2004本なのかも怪しくなってきました(笑)
バックル。
2004年に徐々にリリースされたとして翌年に購入された個体。
2006年なんかもあるでしょうね。
当たり前ですが販売店は日本の代理店です。
さて、では2004本だったとして数年かけて売り切れた3570-40。
現在いったい何本が日本国内に残っているのでしょうか?
私の勝手なイメージですが、半分も残ってないのではないかと思うのです・・・
海外のスピーディファンが買い漁って持ち出しているはずですから。
あれ?
Chrono24を見ても売ってませんね。
楽天市場を覗くと名前を変えて同じものが出品されていたりしますが、それでも日本限定だけあって履歴は多いです。
やっぱり半分以上は日本国内のスピマスファンがちゃんと持っているのかな???
持っていて欲しいですね~。
持っていますか?(笑)
そして驚くべきはその値段!
国内定価は304,500円(税込)でした。
過去には20万円くらいからの相場で売られていたマーク2ダイヤルも気付けば100万円を突破・・・
確かに格好良いけど、ダイヤルだけでそこまで違うのか???
ちょっと待ってほしい・・・
3570-50(2004~2006年国内正規購入品)にダイヤルと針を入れ替えても同じものができるのではないでしょうか?
なんか怖いよね。
まとめ
いかがでしょうか?
「【レビュー】オメガ 3570-40 日本限定 スピードマスター プロフェッショナル マーク2(レーシング)ダイヤル 2004年 アポロ11号35周年 (3570.40.00)」でした。
フリマアプリにも「カスタムマークII」の出品がありましたので画像をお借りしますが、・・・ぱっと見ではわかりませんね。
文字盤も正規の交換品、本体も当時の中古品、保証書だけが頼りですが「手書き」可能の時期なので、何とでもできそう・・・
見極め方がきっとあるはずだ!
誰か教えてください(笑)
ではまた。
#ZENMAIのココ東京