魅力的な 手巻きクロノグラフムーブメント セリタ キャリバー SW510M 搭載モデル

オマージュウォッチ
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Sellita caliber SW510 M

今回はセリタ社の手巻きクロノグラフムーブメント キャリバーSW510Mを搭載した2つの魅力的なモデルをご紹介。

まずセリタ社のキャリバーSW510Mからですが、こちらはETA社のバルジュー7750のクローンムーブメント SW500をベースにしています。

脱ETA化で誕生したセリタのムーブメントは今では多くのメーカーが採用していますね(タグ・ホイヤーやIWC、オリスなど)。

SW500-1は自動巻きのクロノグラフムーブメントですが、派生して2019年くらいに横目の手巻きムーブメント SW510Mが製品になったと思われます。

バルジュー7750搭載機をイメージしてください。

2階建てなので厚みはありましたがケースサイズは38~41mmくらいのモノが大半でした(パネライなど一部例外はありますけど)。

30mmのムーブメントですので大きさは似た感じになります。

セリタ キャリバーSW510M搭載機も40mm前後がメインになるのでしょう。

で、今回目を付けた2つのモデルはどちらもアンダー40mm。

細腕オジサンには丁度良いサイズ感なんです(実機触ってないのでイメージですけど)。

それでは見ていきましょう。

 

MAEN Watches Skymaster 38 mk.3

1本目はオランダのマイクロブランド MAEN Watches

古いオランダ語表記の「MAEN」は月(マーン maan)の意味だそうです。

読み方はマーンウォッチズで良いのかな?

スペルの順番読み間違えてMEAN(ミーン)かと思ってましたが、MAENです(発音はわかりません)。

スカイマスター38は、名前の通り38mmのクロノグラフで、第3世代にあたるこのモデルは手巻きのセリタ キャリバーSW510Mを搭載しています(以前のモデルは自動巻)。

10/8発売開始予定で、€1,595.20(税抜き約25万円)だそうです。

12時位置のロゴがちょっと寂しいですよね。

こんな感じでごちゃごちゃ書いてあった方が好みです。

デザインベースはホイヤーの名作、ヴィンテージクロノグラフ好きには垂涎の的「Autavia 2446C」だと思います。

格好良いですよねぇ。

欲しいな。

新しいスカイマスター38 MKIIIコレクションをご紹介します!

長い試作期間を経て、ついにフルコレクションを発表することができました。スカイマスター38 MKIIIは、新しいセリタSW510MBトップグレード・ムーブメントに合わせて完全に再設計され、この機会にいくつかの重大な改良が施されました。

ケースと仕上げ
スカイマスターMKIIIは、新しいセリタSW510MBムーブメントを搭載するために全面的な再設計を行いました。この再設計により、10気圧防水のアップグレードなど、大幅な改良が施されました。

さらに、ブラッシングやポリッシュ仕上げといった細かなディテールに至るまで、ケースと仕上げの全体的な質感を細部まで高め、新たなレベルの洗練とクラフツマンシップを生み出しました。

12時間セラミック・ベゼル
使いやすく、2つの異なるタイムゾーンの時刻を同時に知ることができる貴重な旅のお供が、ベゼルのGMTスケールです。

スカイマスター 38 MKIII.01は、60クリックの両方向回転式12時間セラミックGMTベゼルを備え、第2時間帯を簡単に把握することができます。

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セリタ SW510Mb トップグレード
手巻き機構を搭載したセリタSW510Mbは、時計と密接につながり、自分の手で触れることで時計に生命とエネルギーを吹き込むことができます。毎日時計を巻き上げる喜びを味わい、時計の内部機構とつながり、時を刻む芸術と一体化してください。

セリタSW510Mbは単なるノスタルジーではなく、比類なき精度と信頼性で未来を包含しています。

スカイマスターには、オープンケースバックから見ることができるトップグレードのフル装飾バージョンを採用しています。最高の時計製造基準を満たすよう設計されたこのムーブメントは、卓越した精度と長寿命を保証し、お客様のタイムピースが何世代にもわたって忠実なパートナーであり続けることをお約束します。

MOVEMENT

TOP Grade Sellita SW510Mb Manual Movement

GLASS Box Domed Sapphire Crystal
CASE 316L Stainless Steel
BRACELET FKM Waffle Strap
WATER RESISTANCE 10ATM
CASE DIAMETER 38 mm
CASE THICKNESS 13.4 mm Including Glass and Caseback
LUG TO LUG WIDTH 47 mm
DIAL COLOR Inverted Panda
LUME X1 Old Radium Superluminova
INDICATORS Polished and Brushed Indicators

カラーバリエーションもあります。

ブレスレットは2種類から選べるそうですよ。

個人的には5連ジュビリータイプがクラシカルで良さそう。

100m防水、セラミック製ベゼル、厚さは13.4mm。

税金掛かっても30万円以内では購入できそうなので、悪くないですよね。

ロゴのデザインと、インダイヤルがもう少し小さかったら最高でした。

 

Baltic TRICOMPAX Panda & Reverse Panda

2本目は以前もご紹介したフランスの新興ブランド バルチックのトリコンパックス・クロノグラフです。

こちらは現在発売中で、€1,645.00(税抜き約26万円)。

MAENのスカイマスター38と似た価格なのは、擦り合わせがあったのかしら・・・?

2022年に発表され、初回は予約販売で即完売しました。

もちろん手巻きのセリタ キャリバーSW510Mを搭載しています。

ケースは39.5mmですね。

こちらのデザインベースは、お馴染みのデイトナ・ポールニューマンダイヤル。

買ったら1000万円を下らないポールニューマンデイトナですが、オマージュモデルが気軽に買えるのであれば、それはそれでアリな選択だと思います。

レザーストラップだけで良ければ1585ユーロで買えます。

【2022年新作】バルチック トリコンパックス Baltic "Panda & Reverse Panda" 39.5mm 手巻きクロノグラフ
Baltic TRICOMPAX Panda & Reverse Panda €1,645.00 フランスの新興ブランド バルチックから2022年の新作情報です。 トリコンパックスの新カラーが2パターン登場。 その名も「パンダ」「リバースパ...

スペックなどは以前のご紹介記事をご確認ください。

 

まとめ

いかがでしょうか?

「魅力的な 手巻きクロノグラフムーブメント セリタ キャリバー SW510M 搭載モデル」でした。

素敵な2本でしたよね~、私もどちらか買おうか思案中。

そして、お気付きだと思いますが、どちらもバルジュー72搭載機をオマージュしています。

今ではなかなか手に入らない手巻きクロノグラフムーブメント バルジュー72ですので、オマージュメーカーも今がチャンスなんだと思います。

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セリタ キャリバー SW510Mのおかげで、バルジュー72を搭載した名機たちのオマージュ作り放題です。

今後もきっとSW510Mを搭載した魅力的なモデルがリリースされるでしょう。

物凄い楽しみ。

それではまた!

 

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