Chrono24で見る バルジュー72 搭載15モデル

DAYTONA
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Chronograph masterpiece movement Valjoux 72

今回でしばらくお休みになる「Chrono24で見る」シリーズ、意外と時間が掛かるって言うね。

疲れるんです、ただ貼り付けるだけなのに(笑)

という事で「Chrono24で見る バルジュー72 搭載モデル 」です。

デイトナや古いホイヤーなどで使われた汎用手巻きクロノグラフムーブメントであるバルジュー72ですが、ここ数年でムーブメント自体の稀少性が上がってきています。

パーツの問題から、ドナー用に狩られてるんじゃないのかな?たぶん。

腕の良い時計修理技師さんなら0からパーツも作って修理してくれると思いますが、オリジナル?に拘る方は、他のムーブメントからパーツを持ってきて直すと言う手段を選ぶこともあるでしょう。

メーカーがずっと直してくれるのが1番良いのですが、なかなかそうも言ってられませんしね。

それともう1つ、やはりデイトナに乗っていることが大きい。

それだけで稀少価値が上がっていきます。

この3つ目のクロノグラフ(2つ目のバルジュー23に12時間計を付けた)のデザインバランスも最高で、使っていると文字盤からでもわかりますね「あっこの顔はバルジュー72搭載だな」なんて。

つまりイケメンクロノグラフの代名詞でもあるムーブメントがバルジュー72なんですね。

中級ブランドでも使用してましたので、耳に馴染みの無いブランドも出てくるかも知れません。

一緒にチェックしていきましょう。

 


Daytona ‘Paul Newman’ Stainless Steel 6239

1モデル目は、言わずと知れたロレックスのデイトナです。

18,000振動のバルジュー72(72B)を搭載したファーストデイトナ6239(スティールベゼル)6241(プラベゼル)ですが、ここまで高額なのはフルセットのエキゾチック文字盤だからですね。

60年代で保証書があるなんて信じられない。

保証書も無くてブレスレットも無くて、ノーマルの黒文字盤だと同じ6239ですが、ここまで値の開きが出ます。

ヴィンテージって凄い世界だ。

そしてイケメンです。

Daytona Paul Newman 6241

で、プラベゼルのエキゾチック文字盤でメーカーオーバーホール保証書付き6241。

家が買えそう。

ベゼルが黒い方が締まって見えて格好良いかも。

ノーマル文字盤ですが保証書がつくと、1000万円超えになります。

コレはもうね。

因み手巻きのデイトナはファーストモデルより最終モデルの6263/6265の方が人気があるようです。

Sinn Type XX Valjoux 72

3モデル目は、SINNのタイプXXだそうです。

あら?SINNからタイプ20なんて作ってましたっけ?

ブレゲが有名ですが、Airain、Auricoste、Dodane、Mathey Tissot、Seliva Chronofixe、Vixaなんかもフランス空軍へ納品していたとのことですが、SINNも作っていたとは・・・

更にムーブメントはキャリバーバルジュー72と言う組み合わせ。

本物なのかな?

詳しい方、教えてください。

Vintage AUTAVIA Chronograph Ref-2446C

4モデル目は、ホイヤーのオータヴィア 2446です。

3rdモデルになります。

逆パンダ仕様で、めちゃくちゃ格好良いですね。

2017年には復刻モデルのCBE2110.BA0687 がリリースされています。

タキメーターベゼルや12時間や60分の目盛が配された回転ベゼルなどのバリエーションがあります。

ニックネームはF1ドライバーのヨッヘン・リント。

 

Jaeger-LeCoultre Vintage Chronograph “Shark”, 2643, Valjoux 72

5モデル目は、ルクルトのシャークディープシークロノ 2643です。

北米向けのモデルだったようですね。

ベゼルも選べたのか取り換えられたのかバリエーションがあります。

こちらは2012年にリリースされたジャガールクルトのディープシークロノグラフ 2068570。

めちゃくちゃ格好良い。

バルジュー72のバランス最高。

似たデザインのシルバー文字盤もあります。

ディープシークロノじゃありませんが、コレはこれで格好良い。

 

FAVRE-LEUBA SEA-SKY REF. 33033 CRONOGRAF

6モデル目は、ファーブルルーバのシースカイ クロノグラフ 33033。

回転式のプラベゼル、40mmケース。

長針のアロー型がイカしています。

逆パンダのダイヤルにバルジュー72の時点でもう格好良い。

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Enicar Sherpa Graph “Jim Clark”

7モデル目は、エニカのシェルパグラフです。

マニアックになってきました。

ご存知でしょうか?

F1ドライバー ジム・クラークがニックネーム。

 

Universal Genève Compax Nina Rindt 885103/02

8モデル目は、ユニバーサル・ジュネーブ 885103/02 コンパックスです。

スーパーレアでスーパー人気がありますからね、もうコレが本物かどうかわかりません。

少し小振りなサイズがまた可愛らしくて、女性でも着けられます。

こちらのニックネームは、Nina Rindt ニナ・リント。

カール・ヨッヘン・リント(F1ドライバー)の奥様がニックネーム。

 

Universal Genève 22704 Compax Chronograph Valjoux 72

9モデル目も、ユニバーサル・ジュネーブ から 22704-1 コンパックス クロノグラフです。

もうデザインがシャープで最高ですね。

シンプル過ぎて日本刀の様。

 

Heuer Camaro 7220 NT First Cal. Valjoux 72

10モデル目は、短期間の製造で稀少価値の高い ホイヤー カマロ 7220。

文字盤のバリエーションがいくつかありますが、私はこの真っ黒が1番好み。

独特なケース形状で存在感があります。

 

Croton Chronograph Diver Valjoux 72

11モデル目、クロトンのダイバークロノグラフです。

41mmのCラインケースに回転ベゼルがセットされています。

逆パンダ仕様でかなり刺さります。

 

Longines Vintage Diver Chronograph 41mm Valjoux 72 Bakelit 8229-2

12モデル目は、クロノグラフダイバー 8229-2。

ベークライトの回転ベゼルがセットされています。

独特な文字盤デザインと大きめに見えるケースが印象的ですね。

 

BWC-Swiss Valjoux 72 waterproof chrono

13モデル目は、BWC-Swiss(Buttes Watch Company)の38mmクロノグラフです。

このブランドを私は知りませんでした。

皆さんご存知?

バルジュー72を搭載していますが、手の届くところにあるコスパの良いモデルですね。

実物を見てみたいですねぇ、雰囲気良ければ腕にしたい。

かなりそのまんまのバルジュー72。

インカブロックの耐震装置付きだそうです。

 

Zodiac Sea-Chron Valjoux 72

14モデル目は、ゾディアック シ―クロン クロノグラフ。

6時位置のインダイヤル(12時間積算計)のサイズが小さいのが特徴です。

この60年代70年代はクロノグラフとダイバーズウォッチを合体させがち。

ゾディアックは現在も時計を製造しています。

 

Gallet Multichron Pilot Valjoux 72

15モデル目は、ギャレット マルチクロンパイロット バルジュー72 です。

めちゃくちゃ格好良いのに50万円台ですねぇ。

一目でバルジュー72とわかるデザインの逆パンダ文字盤ですよ。

実機を見たことありませんが、作りが悪いのかな?

アンティウォッチマンさんでは、いつの掲載かはわかりませんが12.8万円でしたので、期待し過ぎない方が良いのでしょう。

逆に「味」として楽しめる方向きなんですね。


いかがでしょうか?

「Chrono24で見る バルジュー72 搭載15モデル」でした。

幾つ知っていたでしょうか?

同じ機械がベースでも、ブランドやモデルで値段が全然変わってしまうのが面白いですね。

まだまだ100万円以下でもバルジュー72搭載機が見つかりますので、気になった方は是非!

1960-70年代の個体なので状態をよく見て、中身もショップでちゃんと確認して保証が付く方が安心ですね。

それでは!

 

#ZENMAIのココ東京

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