Watches market peak out
年明けから記録更新のように毎週毎日新品相場が上がり続けた一部の腕時計たち。
ようやく落ち着きを見せ始めました。
毎年旧正月に合わせて新作発表のある3~4月前半までは「上げ相場」が恒例なんですが、今年は異常でした。
株価や為替の動きを無視したような値動きで、ロレックスのメンズであれば素材に関係なくほぼプレミアム価格になってしまうほどの相場で、非常に驚きの連続でしたが、ウクライナ情勢の先行きの不安からか、株価に合わせブレーキを踏んだように見えます。
新作発表まではこのまま高止まりで維持されるか、はたまた値落ちしていくのか?
注目ですね。
コロナ禍の高騰はバブルだと言われてきましたが、いよいよ弾けるのでしょうか?
ノーチラス・アクアノート、ロイヤルオークおよびスティールのデイトナは投資ゲームの対象になっているため、この辺が下がってきたらバブルの崩壊かも知れません。
その前に調整として「本来」そこまで上がるはずのないモデルたちが、適度な価格まで落ちていくのではないかと思います。
具体的に言えばデイトジャストやデイデイトのようなドレスウォッチ、数の多いサブマリーナー各種などが、先に下がっていくかも知れません。
逆に、モデルチェンジ直前のミルガウスやエアキング、SS以外のデイトナまたはヨットマスターIIは多少の上下があっても下がり続けることは無いかと思っています。
まとめますと、時計バブルが崩壊する可能性があり、本来の力以上の値を付けたモデルたちは下がる可能性がある、と言うことです。
ロシアが侵攻を開始した場合、世界経済の混乱から腕時計の相場も急落する可能性があることも頭の片隅に置いておいた方が良いでしょう。
コロナ禍で腕時計の相場は高騰しました。
工場が止まり流通が滞ったこと、時計の投資ゲームが起こったこと、お金余りや今まで以上に中国の需要が増えたことなど、今までにない状況でパイの取り合いが起きています。
正直「異常」。
ただ、今まで見てきたことが当てはまらない状況なので、今後どうなるのかはハッキリとしません。
長期的に見ればロレックスの各モデルの相場は上がるものと思いますが、数か月・1年の単位で見た時には大きく下がることもあり得る状況ですね。
急落したといえば2008年、リーマンショックまでは腕時計の相場はずっと上がっていました。
2008年から2010年までは腕時計が本当に安かったです。
あの頃買うのはなかなか勇気が要りましたが、結局こんな値段まで上がっていますので長く使う方はいつ買っても良いと思います。
コロナ禍前の相場で考えても・・・・10年前に比べて2倍以上になってますので、今のバブルがはじけたとしても、2030年には今より高い相場になっていることでしょう。
大丈夫です。
最後に、「転売ヤー」と「せどり」ですけれど、正規店で新品を買う転売ヤーはそこまでリスクは無いかもしれませんが、セカンドマーケットでプレミアム価格で買って相場が上がってから手放すせどりの方は少し気を付けた方が良いタイミングかも知れません。
そして普通に使いたい方、セカンドマーケットで購入しようかなと思ってる方はとても難しいタイミングですね。
狙っているモデルにもよりますが、生産終了直前モデルはいつでも良いと思いますが、モデルチェンジ後のエクスプローラーやサブマリーナー・GMTマスターIIにヨットマスターなどは「買える時が買い時」と言う気持ちで。
参考にならないな(笑)
オメガやセイコーは平和で良いですね。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京
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