Follow Rolex 126600 & 126603 Sea-Dweller’s price.
人気モデルの相場を追うシリーズから、今回はシードゥエラー生誕50周年の2017年に新キャリバー3235を搭載し43mmへと切り替わったシードゥエラー 126600と、2019年 初のゴールドを採用したシードゥエラー ロレゾール 126603 を見ていきます。
前回のチェックは2023年1月末なので約半年ぶり(久しぶり)。
2023年1月からまた価格改定があり定価が上がりました。
スティールケース126600が1,570,800円、ロレゾール126603が 2,145,000円となっております。
定価が上がりましたが、さてセカンドマーケットでの相場はどうなっているのか?気になりますね。
その前に前回の相場をおさらいしておきましょう。
2023年1月の価格ドットコム最安掲載価格がこちら。
どちらも国内定価よりは高い相場でしたが、下がっていましたね。
サブマリーナーに比べると出回りが少ないシードゥエラーですが、探している人も少ないのかサブマリーナーほどは人気がありません。
もう少し下がってくれると、定価付近になり希望者は正規でもセカンドマーケットでも買いやすくなるのにな~と思います。
シードゥエラーは旧モデルまでの40mmから43mmへと大きくなり、サイクロップレンズも搭載したことでディープシーともサブマリーナーともまた違うデザインのプロフェッショナルダイバーウォッチが出来上がりましたが、好みは分かれます。
厚み16mm 重さ約200グラムと流石に大型モデルですが、ラグ幅などデザインバランスが良くなり着けてしまえば、そこまでデカ過ぎるようには見えないでしょう。着けてみると意外にスッキリ。
ムーブメントは3135の後継機になり、ロングパワーリザーブのキャリバー3235を搭載した最新スペック。1,220m/4,000フィート防水って人間の潜れる世界じゃありません・・・
コンビ(ロレゾール)はサブマリーナーのコンビ(黒サブ)とパッと見似ていますが、ベゼルのデザインと2mm大きいサイズ感で判断可能です。
それでは現在の相場をチェックしていきます。
126600 Sea-Dweller 50th Anniversary 43mm
まず1本目は「赤シード」こと126600です。
今年1月に価格改定があり、現在の国内定価は1,570,800円に。
スペックは43mmのラージケース、サイクロップレンズが初設置、ヘリウムガスエスケープバルブ搭載、1220m防水。
新世代ムーブメント キャリバー3235は70時間ものロングパワーリザーブを誇ります。
細腕の方には少し大きめですが、シルエットは意外にもシュッとしています。
43mmへのサイズアップ、サイクロップレンズと前作から変更点ありますが、サブマリーナーに比べるとやはりマイナーなイメージは拭えません。
ヨットマスターIIよりは認知度高そうですが、それでもあまりSNSで見かけませんね。流通量が少ないのでしょう。
価格ドットコムから並行品の最安掲載価格が209万円。
半年前は192万円でしたので上がっていますね。
グラフも見てみましょう。
190万円から210万円くらいのあいだを行ったり来たりが続いています。
現在為替が円高気味に振れているので、しばらくしたらまた少し下がるかも知れません。
セカンドマーケット未使用最安値は粋商さんで209万円。
中古品はゼットンさん、2020年新タイプの保証カード付きで約180万円。
126603 Sea-Dweller Rolesor 43mm
続いて初のロレゾール・シードゥエラーとなった126603です。
コンビ(SS/YG)になったので、正直サブマリーナーとのターゲットの違いが本当にわからりませんが、ラグジュアリー化を推し進めているのかも知れません。
今年1月に価格改定があり、現在の国内定価は2,145,000円となりました。
現在の新品(正規店購入未使用)最安掲載価格は約256万円。
半年前は約240万円でしたので、ロレゾールも上がっていますね・・・
サブマリーナーのロレゾールもそうですが最近コンビのスポーツウォッチが人気のようでセカンドマーケットの相場が上がっていました。
こちらはゼットンさん。
新品未使用が258万円。
同じくゼットンさんで、中古で旧タイプの保証カード付き(2019/12)で235万円。
定価は2,145,000円なので中古なら1割程度のプレミアム価格で購入可能です。
まとめ
いかがでしょうか?
「2023年7月 ロレックス人気モデルの相場を追う!シードゥエラー43mm 126600 / 126603」でした。
為替の影響とは別にロレゾールスポーツウォッチの相場は上向きですね。
腕時計ブームもひと段落した感がありますので、超人気機種以外のセカンドマーケット相場は徐々に下がっていくかと思われます。
ロレックスで言えば、エクスプローラーII、ヨットマスターII、シードゥエラー、ディープシーあたりですかね。
オイパペもデイトジャストもデイデイトまでも定価以上だった頃から、流石に1本2本と手元に残っている方も多くなって来ているので購入ペースも落ちるでしょうし、マラソンして転売する方々も購入制限や入店予約方式などが設けられてやりづらくなっているんじゃないかと思います。
これからは本当に着けたかった方々にも少しチャンスが出てくる可能性はありますね。
セカンドマーケット相場が下がって、本当に欲しかったのかも自分に再度確認する良いチャンスです。
ご購入は計画的に。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京
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