
2022年9月 ロレックス人気モデルの相場を追う!シードゥエラー43mm 126600 / 126603
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人気モデルの相場を追うシリーズから、今回はシードゥエラー生誕50周年の2017年に新キャリバー3235へ切り替わった43mmのシードゥエラー 126600と、2019年 初のゴールドを採用したシードゥエラー ロレゾール 126603 を見ていきます。
前回は2022年6月なので3ヶ月経っったかなくらい(早かったか)。因みにそろそろディープシー136660が出てきそうなので前回一緒にやりましたがまた分けてやることにします。
今月1日からまた価格改定があり定価が上がりました。因みに今日は為替が144円になりましたよ。円弱いね~・・・
定価が上がればセカンドマーケットの相場も上がるのか?チェックしていきましょう。
旧モデルまでの40mmから43mmへと大きくなり、サイクロップレンズも搭載したことでディープシーともサブマリーナーともまた違うデザインのプロフェッショナルダイバーウォッチが出来上がりましたが、好みは分かれるものの概ね好評のようです。
厚み16mm 重さ約200グラムと流石に大型モデルですが、ラグ幅などデザインバランスが良くなり着けてしまえば、そこまでデカ過ぎるようには見えないでしょう。
ムーブメントは3135の後継機になり、ロングパワーリザーブのキャリバー3235を搭載した最新スペック。1,220m/4,000フィート防水って人間の潜れる世界じゃありません・・・
さて、前置きが長くなりましたが、現在のシードゥエラー 43mm 126600 / ロレゾール 126603の相場をチェックです。
何となくですがヨーロッパのバケーションが終わり、香港などでもセカンドマーケッットの業者さんたちが動き出したような気がしますね。中古ロレックスが下げ止まってるような。
Rolex 126600 Sea-Dweller 50th Anniversary Red Letter 43mm
まず1本目は「赤シード」こと126600です。
今年の9月に価格改定があり、現在の国内定価は1,433,300円から1,533,400円に。
10万円も上がりましたね・・・
スペックは今更ですが43mmのラージケース、サイクロップレンズが初設置、ヘリウムガスエスケープバルブ搭載、1220m防水。
新世代ムーブメント キャリバー3235は70時間ものロングパワーリザーブを誇ります。
細腕の方には少し大きめですが、シルエットは意外にもシュッとしています。
43mmへのサイズアップ、サイクロップレンズと前作から変更点ありますが、サブマリーナーに比べるとやはりマイナーなイメージは拭えません。ヨットマスターIIよりは認知度高そうですが、それでもあまりSNSで見かけません。
価格ドットコムから並行品の最安掲載価格です。
約209万円。
3か月前は218万円でしたので、定価は上がりましたがセカンドマーケットの相場は少し下がったのかな?
グラフを見てみましょう。
そうですね。1月から異常な高騰があり、戦争に合わせて相場下落、新作発表に合わせて浮上し、そこをピークに徐々に下がっています。
8月の終わりの方で200万円を切りそうな感じでしたが、価格改定のお知らせを受けまた少しだけ上がってきています。
セカンドマーケッット 楽天市場もチェックしてみましょう。かなりの数のシードゥエラー43が掲載されていますね。
最安値はGMTさんが掲載の 2018年11月印保証書付き個体で1,840,000円。
定価が1,533,400円になったので、まだプレミアム価格ではありますが差は30万円ほどになっています。
先月ですがトケマーでは2022年7月印の中古個体が166万円と言うのもありました。
サブマリーナーデイトとかなり評価が分かれてきたイメージです。
大きいからかな?やっぱり。
存在感あって格好良いんですけどね。
Rolex 126603 Sea-Dweller Rolesor 43mm
続いて初のロレゾール・シードゥエラーとなった126603です。
コンビ(SS/YG)になったので、正直サブマリーナーとの違いが本当にわからない。
誰向けかしら?
今年の9月に価格改定があり、現在の国内定価は1,888,700円から2,020,700円となりました。
200万円超えましたか~。
サブマリーナーロレゾール126613LNの定価が 1,746,800円ですので、両方選べるならシードゥエラーを選ぶ方はマニアック。
ソックリ。43mmと41mm。
大きくてゴールドを使っているのでインパクトもありゴージャス。
こうなったらサブマリーナーデイトはブラックを廃止し、青サブと、エバーローズゴールドとのロレゾール・グリーンサブを出したらどうでしょう?イエローロレゾールでも良いですけどね。
現在の新品(正規店購入未使用)最安掲載価格は約260万円。
3か月前は238万円でしたので、けっこう上がっています。
やはり定価が上がったからかな?
グラフを見てみましょう。
新作発表で下がってきた相場が持ち直し、4月から8月末までずっと同じ相場のまま価格改定に合わせて上がったものの、本物の相場かはわかりません。急すぎますもんね。
楽天市場を覗いてみます。
最安価格はティッケンさんの230万円。
今年の印の保証書付きですので、お買い得かな?
定価と25万円くらいの差はありますが、人気のスポーツモデルにしてはプレミアムの幅は小さいですね。
シードゥエラー43の買取相場
買取価格を銀座ラシンさんの買取表で見てみましょう。
126600の未使用品は175万円、126603の未使用品は220万円。
3か月前と比較すると126600はまったく同じ、126603は10万円上がりました。
定価に合わせてか、じんわり人気が出てきたか?
こちらは中野ブロードウェイのジャックロードさんの買取価格表。
126603はラシンさんと差がありますね。
中野じゃあまり人気無いのかな?
まとめ
いかがでしょうか?
「2022年9月 ロレックス人気モデルの相場を追う!シードゥエラー43mm 126600 / 126603」でした。
円高加速のバケーション終了、中国マーケットの下落、さて相場はどちらへ向かうのか?
シードゥエラー以外も気になるところです。
さて、サイクロップレンズが付いたシードゥエラーの人気はどうなんでしょうね。
もうね大きいサブマリーナーなんて感じですけど、拡大傾向はトレンドなんで次のデイトナあたりにも伝播しちゃいそうですね。
ロレゾールまで出ちゃったし、これはエクスプローラーも同じですけど、いつか金無垢も出ちゃうかも知れません。
何でもありだし、ロレックス欲しい方たちは種類が増えた方が喜ぶかも。
定価120万円のサブマリーナー、定価153万円のシードゥエラー43。
セカンドマーケッットの相場はほぼ同じ。
そもそも製造数は圧倒的にサブマリーナーの方が多いのに、サブマリーナーとの差別化があまり出来ていないのかシードゥエラー43の相場は上がってきません。
マニアックなんでしょうね・・・
「シードゥエラーの日」みたいな盛り上がり方・・・無いか。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京