【2023年新作】ブレゲ 新しいタイプXX ミリタリーモデル 2057ST/92/3WU 民間用モデル 2067ST/92/3WU ¥2,585,000-

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Breguet TYPE 20 CHRONOGRAPHE

ブレゲから2023年の新作情報です。

遂にフライバッククロノグラフ タイプXX(タイプ20)の新作が登場しました。

待ちに待った新作ですね!

ブレゲのタイプXXと言えばフランス海軍航空部隊のために作られたパイロットウォッチで有名ですね。

個人的にはタイプXX アエロナバル3800STが最高傑作だと思っております、かなり大好きなクロノグラフです。

さて、新しいタイプXXはミリタリーモデル 2057ST/92/3WUと、民間用モデル 2067ST/92/3WUの2機種がラインナップ。

どちらも42mmのスティールケース、価格は同じ2,585,000円となっています。

Year: 1967 Case No: 2988 Model Name: ‘Type XX’

こちらはヴィンテージのタイプXX。

ブレゲの台帳では軍用モデルは「タイプ 20」、民間用モデルは「タイプ XX」と呼ばれていたそうで、リューズの形状なんかも異なっています。

それでは新作モデルのメーカー紹介文を見ていきましょう。

ブレゲが新作「タイプXX」コレクションをご紹介
2023年は、新たな展開、新世代、新型ムーブメントの幕開けとなる「タイプ XX」の新作をもたらします。アイコニックな「タイプ XX」の新世代は、登場に先立って準備に4年が費やされ、あらゆる期待に応える2つのモデルの発表に至りました。すなわち、軍用モデルから着想したものと、最良の民間モデルに由来する2つです。ブレゲは、代表的な第1世代「タイプ XX」に基づきながら、これらの時計にコンテンポラリーでダイナミックなスピリットとともに最新のテクノロジーを注ぎ込みました。「タイプ XX」の冒険物語にはいささかも衰退の兆しは見られません。

ストーリーは続く
70年近くにわたり、このコレクションは航空史とともに歩んできました。パイロットの腕には精密機械として、また愛好家の腕には伝説的な品質として、その魅力に魅了されてきました。今日、マニュファクチュール・ブレゲは、革新的かつ現代的でありながら、歴史への敬意を込めた新しいコレクションを発表することを誇りに思っています。

新しい世代
4年の歳月をかけて、アイコニックなType XXの新世代を発表しました。ミリタリールックと、最高級の民間モデルからインスピレーションを得た2つのバージョンで、あらゆる期待に応えます。第一世代の象徴的なタイムピースの足跡をたどりながら、ブランドはこれらの時計に現代的でダイナミック、そして技術的なスピリットを吹き込みました。タイプXXの物語に終わりはない!

いや~なかなか痺れます。

ミリタリー仕様の2057ST/92/3WUは2カウンター、ベゼルもリューズも形状が独特で、強いて言うならデイト表示は不要だった気もします。

民間用モデル 2067ST/92/3WUはお馴染みの3カウンタークロノグラフですが、針の形状がね~・・・こっちかぁと言った印象。

格好良いんですけど、どうですかね?皆さんの意見が聞きたい・・・。

そして、それぞれに新しいムーブメントが搭載されていますので、詳細をみていきましょう。

 

TYPE 20 CHRONOGRAPHE 2057 : L’HÉRITAGE MILITAIRE

TYPE 20 CHRONOGRAPHE 2057: ミリタリーモデルの系譜

タイプ20 クロノグラフ 2057:ミリタリーヘリテージ
この時計は、1955年から1959年にフランス空軍に納められた1100本のモデルから想を得ています。その名称には、ローマ数で「タイプ XX」と表記される海軍航空隊モデルを含むあらゆるモデルと違い、アラビア数字の「20」が用いられています。ダイヤルは、原型となる「タイプ 20」のスタイルを忠実に保ちながら、ブラックで現代的に仕上げられています。

アラビア数字とベゼルの3角マーカー、そしてすべて針にミントグリーンの夜光塗料が施されています。3時位置の30分積算計は、9時位置のスモールセコンドより若干大きくなり、4時と5時の間に日付表示の窓が設けられています。

ステンレススティールによる直径42mmのケースには、過去に空軍向けに供給されたモデルと同様に、目盛りの刻みがなく縁に縦溝模様を施したベゼルが備わります。リュウズはオリジナルモデルを想起させるポワル型(梨型)で、3つのポジション(1 ニュートラル、2 日付修正、3 時刻合わせ)の各調整が行えます。2時位置のプッシャーはクロノグラフの作動に用い、計測のスタートとストップを行います。また4時位置のプッシャーは、クロノグラフ針と積算計のゼロリセットに用い、有名なフライバックの原理によって瞬時にクロノグラフの再スタートが可能になります。

2057ST/92/3WU
2,585,000円

ケース ステンレススティール
ケース径 42 mm
ケース厚 14.1 mm
ダイヤル ブラックダイヤル
ムーブメント 自動巻
機能 フライバッククロノグラフ、日付表示、スモールセコンド、30分積算計
ひげゼンマイ シリコン製ひらひげ
脱進機 シリコン製ホーンのインバーテッド・インラインレバー脱進機
防水 10気圧 (100 m)
キャリバー 7281
振動数 5 Hz(3万6000振動/時)
パワーリザーブ 60時間
部品数 339
ストラップ 付け替え可能なカーフストラップとNATOストラップの2本付き

 

TYPE XX CHRONOGRAPHE 2067 : LA LIGNÉE DES VERSIONS CIVILES

TYPE XX CHRONOGRAPHE 2067 : 民間用モデルの系譜

大胆な表情をしたこの2番目の時計は、1950年代から1960年代の洗練された民間用「タイプ XX」の系譜を直接継ぎ、とりわけ1957年に作られた固有番号2988の「タイプ XX」に結び付きます。ダイヤルは2057と同じくブラックで仕上げられていますが、いくつか相違点があります。

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まず表示が異なり、3時位置に15分積算計、6時位置に12時間積算計、9時位置にスモールセコンドが配置されている点です。また、積算計は軍用モデルと同じように大きさを変えてデザインされ、ダイヤルに一段と力強い表情を与え、視認性も高めています。アラビア数字、針、ベゼルの3角マーカーにはアイボリー色の夜光塗料が用いられています。さらに、4時と5時の間に日付表示の窓が設けられてます。

ステンレススティールによる直径42mmのケースには、目盛りを刻み、縁に縦溝模様を施した両方向回転ベゼルが備わります。リュウズはクラシカルな直線型で、3つのポジション(1 ニュートラル、2 日付修正、3 時刻合わせ)の各調整が行えます。2時位置のプッシャーはクロノグラフの作動に用い、計測のスタートとストップを行います。また4時位置のプッシャーは、クロノグラフ針と積算計のゼロリセットに用い、有名なフライバックの原理によって瞬時にクロノグラフの再スタートが可能になります。

2067ST/92/3WU
2,585,000円

ケース ステンレススティール
ケース径 42 mm
ケース厚 14.1 mm
ダイヤル ブラックダイヤル
ムーブメント 自動巻
機能 フライバッククロノグラフ、日付表示、スモールセコンド、15分積算計、12時間積算計
ひげゼンマイ シリコン製ひらひげ
脱進機 シリコン製ホーンのインバーテッド・インラインレバー脱進機
防水 10気圧 (100 m)
キャリバー 728
振動数 5 Hz(3万6000振動/時)
パワーリザーブ 60時間
部品数 350
ストラップ 付け替え可能なカーフストラップとNATOストラップの2本付き

 

ムーブメント 高精度と頑強な構造

新型キャリバー728の登場

ブレゲ・マニュファクチュールにおける4年の開発を経て、新しい自動巻ムーブメント、すなわち民間モデル用のキャリバー728と軍用モデル用のキャリバー7281が誕生しました。

頑丈な構造と革新的な技術を融合したこの新しいムーブメントと派生ムーブメントは、複数の特許で保護され、コラムホイール、垂直クラッチ、5Hzの高振動、革新的なゼロリセット機構など、クロノグラフに現代的な設計が取り入れられています。これらと並んで、クロノメトリー(高精度な計時)における最先端の革新的な技術も生かされています。

まずひげゼンマイ、ガンギ車、アンクルのホーンは、シリコン素材です。このシリコンは、腐食や摩耗に耐性があり、磁力の影響も受けないので時計の精度向上に貢献します。さらに、この自動巻クロノグラフ・ムーブメントには60時間という長時間パワーリザーブが備わります。

「フライバック」機能

どちらのモデルにも、クロノグラフをリセットし、瞬時に新しい計測を開始させることのできるフライバック機能が搭載されています。2時位置に配されたプッシュボタンは計測のスタート、一方、4時位置のプッシュボタンは、1度押すだけでクロノグラフのリセット、そして瞬時の再スタートを可能とします。

これは、1954年以降に製造された「タイプXX クロノグラフ」の全モデルと、航空機の計器盤用に設計されたさまざまなクロノグラフに搭載された、航空の際に便利な機能です。操作の手間が省ける点でパイロットから高い評価を得たフライバック機能では、下のボタンを押すことでクロノグラフの針をゼロに戻すことができ、針はゼロから瞬時に再スタートします。この機能を搭載していない時計では、同じ結果を得るために3つの操作を行う必要があります。

この革新的な起動システムとリセットシステムは、クリーンで正確な操作が可能になるよう設計されています。どの機能が実行されても、プッシャーにかかる圧力は均一でバランスが取れています。垂直クラッチ機構も、その精度の高さから採用されています。

そのため、クロノグラフ針は、最初にジャンプすることなく、瞬時に動き出します。ムーブメントを堅牢なものにし、衝撃を受けた場合でもその精度を保証するために、テンプを固定することができるクロススルーブリッジが採用されています。

そして、この新しいムーブメントの価値を高めるのが素晴らしい美観です。装飾には特筆すべきものがあります。サンバーストやスネイル、面取り、ペルラージュ、その他の部品に用いられた目に見える装飾仕上げに加え、ブレゲはコラムホイールにブラックDLC処理を施して摩擦に関する性質の改善を図りながら、他の部品との視覚的なコントラストも強調しています。サファイアクリスタルによるケースバックからはムーブメントの姿を鑑賞できます。ブラック仕上げの自動巻ローターは、飛行機の翼を模し、ブレゲのロゴが刻まれています。

まとめ

いかがでしょうか?

「【2023年新作】ブレゲ 新しいタイプXX ミリタリーモデル 2057ST/92/3WU 民間用モデル 2067ST/92/3WU ¥2,585,000-」でした。

実機見たらきっと格好良いんでしょう。

ただ、3800ST好きとしては、どちらも絶妙にハマりませんでした。

42mmに14mm厚のマッチョケースはトレンドなので仕方ありませんが、さてどのくらい時計ファンにフィットするのか気になっております。

もう少し時間が経てば、印象も変わると思いますので、取り敢えず実機に触れるチャンスを待ちましょう。

皆さんはどんな感想でしたか?

それではまた!

 

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