Breguet AERONAVALE 3800ST
今回はブレゲのパイロットウォッチ アエロナバル 3800STをチェックしていきます。
名作中の名作、まさに傑作と言っても過言ではないアエロナバル。
めちゃくちゃ格好良いですよね。
残念ながら惜しまれつつ生産終了とのことです。
ホームページ上では定価 1,166,000円と表示されています。
フランス海軍航空部隊のために1950年代に設計された「タイプXX」が、自動巻ムーブメントを搭載する民間用の現代ウォッチとして甦りました。 「タイプXX」の他を寄せ付けないスポーツ感覚と強烈な個性は、独創性と高い技術を備える腕時計を求める愛好者たちをとりこにしました。 甦ったこのクロノグラフには、飛行中の連続した時間計測のために必要とされたフライバック機能もそのまま受け継がれています。<ブレゲHPより>
Year: 1967
Case No: 2988
Model Name: ‘Type XX’
タイプXXと言う「フランス軍パイロットウォッチ規格」で、ブレゲからはこのアエロナバルの原型が納入されました。
他のメーカーも、1950年代のタイプXXたち。
アエロナバルはパイロットウォッチですが防水性もあるスポーツモデル。
100m防水の39mmケースに搭載するムーブメントはキャリバー582、フライバック機構付きのクロノグラフです。
こちらはブレスレット仕様の3800ST/92/SW9。
アエロナバルはレザーストラップが似合いますが、ブレスレットの形状も格好良いんですよね。独特なフォルムが刺さります。
後継機のデイト表示付きトランスアトランティックや、現行機のゴツいタイプシリーズにはあまり興味が無いのですが、アエロナバルだけは本当にオススメです。
こちらがポリッシュドベゼルのアエロナバルに対し、キズが目立たないトランスアトランティック。
アエロナバル 3800ST
サイズは39mmですが、厚みがあり「ポテン」としたフォルムで小さく感じさせません。
ピカピカしたベゼルが存在感を放ちます。
ケースバック。
ムーブメントは見えませんが、武骨でこの方が良いんです。
Dバックル仕様。
なんて格好良いんだ。
本当に惚れ惚れします。
他の記事でも書いたんですが、子供が生まれる年に時計を1本買おうと、グリーンサブ16610LVとこのアエロナバル3800STで悩みました。
結局グリーンサブにしたのですが、あれからずっとアエロナバルが欲しい気持ちが収まりません。
止めた理由はオーバーホール代が高かったこと・・・ブレケのフライバッククロノグラフですから毎回100万円以上かかるのは厳しい、そう思って止めたのでした。
美し過ぎる。
アラビア数字インデックスのフォントも最高。
針の形も最高。
初期モデルはクラウントップが金色でトリチウムダイヤル。
この機体は違いますね。
まとめ
いかがでしょうか?
アエロナバルは本当に最高です。
タイプXXには上にも出てきたデイト付きのトランスアトランティックと、アラーム付きのアジェンダがあります。
以前雑誌で元日本代表の福西選手がアジェンダ着けてて「この方渋い」と思ったものです。
アジェンダめちゃくちゃレアですからね。
3800STが生産終了との噂ですが、無くなっちゃたら悲しいな。
90年代から生産されてて、今更止める必要があったのか?
タイプXX以降のマッチョ・クロノグラフはまったく興味がありませんがアエロナバルだけは永遠に作ってて欲しかったです。
良い個体が無くなる前に気になる方は是非。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京
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