【レビュー】オメガ 3594-50 “ファーストレプリカ” スピードマスターブロードアロー Cal.1861 42mm
OMEGA SPEEDMASTER 3594.50.00 BROAD ARROW 1957 RE-EDITION
このブログ2回目の登場となるスピードマスター ブロードアロー Ref.3594-50 通称「ファーストレプリカ」。
1957年誕生の初代スピードマスターのデザインを踏襲しております。
1997年にスピードマスター誕生40周年スペシャルボックスにセットされていたファーストレプリカ 3598-50の一般流通版が3594-50です。
リリース当時の国内定価は378,000円。
公式画像を見て頂くとよくわかりますが、初代ですので「PROFESSIONAL」の文字が無くロゴもアプライドとなっています。
が、当時のスピードマスタープロフェッショナル 3570-50をベースにしているためスペックはまったく同じ。
ムーブメントはキャリバー1861。
ケースも左右非対称です。
昨年60周年で復刻されたトリロジーの一角、完コピした311.10.39.30.01.001と見比べても遜色ありませんね。
夜光のヤケを表現した色味くらいで、パッと見は同じに見えませんか?
ただ、ケースサイズは42mmですので、トリロジーの38.6mmと比べちゃうとアレですが、再現度は高め。
コレで中古相場30万円くらいですので、お買い得な感じがしますね。
(※トリロジーは安くても70万円はしちゃうので)
しかし、2000年代の頭の方では全く人気が無く、並行新品相場は20万円を切っていたような記憶ですね。
中古で14万円くらいだったかな、2倍に成長してますぞ!
ダブルプッシュ式のバックルは後年の仕様。
サイドビュー。
スティールのタキメーター。
スピードマスターで人気モデルになる条件に「黒いタキベゼル」がありますが、ファーストレプリカだけは別物でしょう。
クラシカルな形状のアプライドロゴ。
ブロードアロー短針。
ボンヤリですが風防の中央にはΩマーク。
SWISS MADE。
ノーマルなリューズ。
トリロジーではレトロタイプのロゴでしたね。
ブラックライトを当てて、
手で囲うとルミノバ夜光が光ります。
普通のスピードマスタープロフェッショナルは嫌だな!でも70万円も払って限定モデルもどうだかな・・・って方にドンピシャ!
Chrono24を覗いてみます。
相場はこんな感じ。
いかがでしょうか?
だんだん数を減らしているファーストレプリカ 3594-50。
トリロジーの方が格好良く再現度が高いのは確かですが、予算的に厳しい!って方には強くオススメ!
格好良いですよ。
ムーブメントはトリロジーも同じものが積まれてます。
スペックはほぼ同じ!(違うけど)
見掛けたらゲットしておくことをオススメします。
って言うか私も前から欲しい買おうと思い続けていますが・・・
タイミングですね。
ではまた!
#ZENMAIのココ東京