【レビュー】オメガ 3594.50.00 スピードマスター “プロフェッショナル?” ファーストレプリカ

OMEGA
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The Speedmaster ‘Replica’ look of the original CK 2915 of 1957

特別限定品と言うわけではなかったのですが、気付けば無くなっていたスピードマスタープロフェッショナルのファーストレプリカ。

いやいや厳密には「プロフェッショナル」ではないのです。文字盤よぉ~く見て!

1997年にスピードマスター誕生40周年スペシャルボックスにセットされていた3598.50.00の一般流通版が3594-50です。1998年から2003年頃まで普通に販売されていましたね。

左右非対称のノーマルケースにスティールタキメーターベゼルとアローハンドをセットしダイヤルのプロフェッショナルの文字を無くした復刻モデルとして人気を博しました。

2017年の今年はスピードマスター誕生60周年でファーストモデルの完全復刻がリリースされましたが、こちらは20年も前に同じ気持ちで、そしてローコストでリリースされた愛しき復刻モデルなのです。

無骨ながら当時のスペックでリリースされていますので、ガンガン使用できます。

以前は普通に販売されていましたので168000円!なんてプライスで売られていましたが、気付けば姿を消し今では30万円オーバーが当たり前となっています。

この個体はプラ風防がキズだらけですね。

キレイに磨けばまた輝きを取り戻すでしょう。

クラシカルなΩアプライドマーク。

下がり「r」にプロフェッショナルの文字がありません。

販売時期が1998年とトリチウムは使われていません。

錆びちゃったΩアプライド。

OMEGAも横長。

クロノグラフ針もスティール、視認性を悪くするブロードアロー針。

違いがわかりますか?

プラ風防の中央にもΩマーク。

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これだけファーストモデルにソックリにしたのに、ケースだけはコストが掛かり過ぎたんですかね?

38mmの左右対称にすればもっと売れただろうに。

ここがね。

スピードマスタープロフェッショナルのケースを流用しちゃいました。

でもケースバックは違うんですよ。

NASAだなんだって書いてないんです。

え?そうです。

ファーストモデルはまだムーンウォッチじゃないからね。

プッシュ式になる前の固~いバックル。

すごいシンプル。

逆に不安になっちゃう(笑)

こっちが「いつもの」ケースバック。

こちらは同時期に売られていた3551.20.00 ブロードアロー。

似てますけど自動巻きモデルなんです。

もちろんファーストモデルを現代風にアレンジしていますのでブロードアローハンドにメタルベゼルなんですね。

フレデリックピゲ製1285ベースのキャリバー3303が搭載された上位機種。

まとめ

どうですか?

90年代に頑張った復刻モデルです。

非常にコストを掛けたのか、まったく掛けてないのか中途半端な感じがしますけど

今年復刻されたトリロジーとは全く別物として楽しんでみても良いんじゃないでしょうか?

わたしは嫌いじゃないですコレ。

それでは!

#ZENMAIのココ東京


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