
【レビュー】オーデマピゲ ロイヤルオーク エクストラシン 15202ST.OO.1240ST.01
ROYAL OAK EXTRA-THIN 15202ST.OO.1240ST.01
2012年にリリースされたロイヤルオーク生誕40周年記念の”エクストラシン”
15202STをベースにファーストモデルRef.5402STを復刻させた6時位置の「AP」マークと、文字盤のプチ・タペストリーが特徴です。
「15202ST」シリーズのロイヤルオークは、ケース径39mm、厚さ8.1mm、キャリバー2121、防水50mが共通スペックとなっています。
とにかく薄く、それでいて力強いデザインは本当に素晴らしいですね。
【レビュー】オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク ジャンボ 15202ST.OO.0944ST.03(エクストラシン 15202ST.OO.1240ST.01との違い)
前回は15202ST.OO.0944ST.03 ジャンボを見てみました。
違いは文字盤のデザインとバックルくらいでしたかね?あと定価。
こちらは先日のフィリップスオークションで落札された初代ロイヤルオーク。
A Seriesは70年代の貴重なAシリアルのことですね。
最初の最初。
Cal.2121も初代とエクストラシンは同じです。
で、こちらがエクストラシン。
ほぼ同じ。
カレンダーディスクの下地の色が違うくらいでしょうか。
カレンダーだけはジャンボの方が似ていました。
薄いですが、このカクっとした直線と、きれいに細かく面取りされた仕上げが「存在感」を「オーラ」を醸し出しています。
素人でも「これ高いやつですよね?」と言ってしまうでしょう。
ジャンボもそうでしたが、このサテンと鏡面仕上げをうまくMIXしたブレスレットは本当にキレイですね。
プチタペストリーの配列も規則正しく美しい。
本当に何でもない、至極シンプルな「2針」バー文字盤なんですが見ている人を飽きさせない魅力があります。
キャリバー2121。
ジャガールクルトのキャリバー920をベースにしています。
このCal.920は初代ノーチラス3700、初代ロイヤルオーク5402ST、ヴァシュロン222に搭載されていますね。
ジャンボの時よりかなり使いやすくなったバックル。
厚みは変わらず8.1mm。
薄い。
後姿も格好良い。
ブレスレットの内側も抜かりありません。
物凄いフィット感。
文字盤もキレイだなぁ。
この深い深いブルーはオーデマのブティックでしか会えません。
国内の定価は2,624,400円。
中古でも220万円以上しますし、場合によっては新品は定価超えのプレミアム価格になることも。
やや癖のあるムーブメントですが、大切に使っていれば簡単には壊れませんから、ご安心を。
思い切って買っても「後悔しない」モデルなのは間違えありません。
ただ、前回レビューしたジャンボなら中古ですが200万円以下で美品が買えます。
文字盤とバックルだけの違いです。
まぁ、エクストラシンを選ぶ方は「そこが大きな違いなんだよ」って言うでしょうね。
いかがでしょう?
三大ブランドのラグジュアリースポーツモデル。
巨匠ジェラルドジェンタ氏のデザインが現代に蘇った「薄くて」「美しくて」「格好良い」三拍子揃ったオーデマピゲ ロイヤルオーク エクストラシン 15202ST.OO.1240ST.01。
お勧めです!
では。
#ZENMAIのココ東京