PANERAI MARE NOSTRUM ACCIAIO – 42mm PAM00716
PAM00716は2017年の限定モデル(スペシャルエディション)で、わずか1000本のリリース、国内定価は1,209,600円。
いや~久しぶりにマーレノストゥルムを見ましたね。
懐かしい、シンプル、悪くないですよ~パネライ初のクロノグラフなんですって。
パネライは以前からブルーを採用していましたが現在はトレンドカラーとなっているため、オメガ同様に時代が追い付いた感じですね~。ノーチラスやロイヤルオークのおかげなのかも知れませんけど。
はい、マーレ。
2カウンターのクロノグラフなんですがクラウンガードも無くクラシカルなデザイン。
なんでも設計図がパネライにも残っておらず、記録や残った個体から現代(1993)に蘇らせたそうです。
なので「だいたい合ってる」感じな復刻モデルと言えます(ナンダソレ)。
オリジナルモデルは52mm。デカすぎ(笑)
1993年のプレヴァンドーム時代のパネライが再現した5218-301/Aは42mm。
今回はこいつの復刻と言えますね。
搭載されるキャリバーOP XXXIIIはETAの2801-2にデュボア・デプラのクロノグラフモジュールを合わせた手巻式クロノグラフ。C.O.S.C.認定を受けています。
なのでパネライ完全自社製ムーブメントではないためカードギャランティーです。
そしてこの置物?オブジェ?文鎮?模型?が嬉しいですね~。
超格好良い!
普通に50万円とかで売ってた頃には誰も見向きもしていませんでしたね~。
パネライが流行ったころには40mmルミノールクロノが全盛期。
1000本しか無いから争奪戦になるかと思いましたが、日本は割とクールに見守っている感じです。
この段差(モジュールの積み上げ)があるクロノグラフ設計が微笑ましい。
マーレノストゥルム。
初めて耳にしたときは「え?何」となり、初めて目にしたときは区切る箇所がわかりませんでした(笑)
尾錠にはOPマーク。
文字盤。
マットブルー。
プッシャーもねじ込み式ではありません。
50m防水です。
限定証明書。
そして模型は子供用じゃないからオモチャとして遊ぶなよ!と(笑)
カードタイプのギャランティー・モデルの方が、いずれ価値が出てくるかもしれませんね。
ETAムーブメントでさえ、リシュモングループとスウォッチグループのコラボレーションとなります。
Chrono24を覗いてみますと、相場は100万円くらい。
定価よりお安くなっています。
今のパネライの実力では、こんなところでしょうか。
いかがでしょう?
とても素敵なクロノグラフですが、さて100万円あったら買おうかな?となると他の選択肢も見えてきてしまいます。(国内定価は120万円)
絶対にマーレノストゥルムじゃなきゃ嫌だ!というマニアックなファンには満足してもらえる出来栄え・ディテールですし損はありません、もちろん間違いもありません。
しかし「何かクロノグラフ欲しいな」と言う方には、きっとフィットしないかと思います。
せめて、トリロジーのスピードマスターくらいの価格、国内定価80万円ほどであれば満足度は高くなったにな~と。
凄い、格好良いんだけどね!
お好きな方には是非ともお勧めしたい!(リセールバリューなんか気にしない方)
ではまた!
#ZENMAIのココ東京
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