【2022年新作】ZENMAIが 2022年1月~4月 腕時計の新作を振り返る
Looking back on the new watch in 2022
恒例の新作振り返りブログ記事です。
世界情勢が不穏なままですが無事にウォッチズ&ワンダーズも開催し、各メーカーの新作発表も半期分は終了しました。
まだ気になってる全ての新作を書き出してないのですが、大半の新作(来年以降にブログ内検索しそうなモデル)は記事に出来ていると思いますので、そこから拾ってまとめます。
皆さんはいかがでしたでしょうか?
コレ絶対欲しいヤツ~♪みたいなモデルはありましたか?
ここ数年のトレンドは、前半(上半期)にドーンと新作を発表後、後半(下半期)にもチョロチョロ話題になるモデルをリリースする流れとなっています。
例えばオメガはスピードマスターのカノープスゴールドCal.321をスピードマスター生誕65周年記念にリリースしましたが、コレだけで終わるとは思えませんよね?
他のメーカーも同じように8月9月と新作情報が出るかも知れませんので、後半も楽しみに待ちましょう。
因みに昨年はパテック・フィリップやチューダーも発表されていました。
さて、今年の新作ですが、もう数が多すぎて忘れちゃったモデルもあるんじゃないかな?ってことで一緒に思い出しながら振り返っていきましょう。
私の好みでピックアップしますので、予めご了承ください。
2021年末
プロスペックス
昨年末に発表され、今年の1月14日に発売されたSave the Oceanシリーズのプロスペックス 1968 メカニカルダイバーズ SBDX049です。
世界1300限定(国内は300本)、42.6㎜ケースにキャリバー8L35(自動巻きパワーリザーブ50時間)搭載、国内定価は506,000円。
ブルーグラデーション文字盤が美しいですね。
2022年1月
オメガ
年明けて1月。
ここ数年、オメガは他のメーカーより早く1月の上旬に新作を発表しますね。
今年はスピードマスター生誕65周年記念モデル「オメガ 311.50.39.30.01.001 スピードマスター キャリバー321 カノープスゴールド 38.6mm」。
キャリバー321搭載だからなのか、国内定価は9,570,000円。
手に取って見たいですね。
タグ・ホイヤー
続いてタグホイヤーです。
LVMHグループのウォッチウィークが1/24~1/28まで開催されました。
1962年に誕生したオータヴィアは、60周年にあたる今年新たな記念モデルをリリースします、という事で早速フライバック機能付きクロノグラフが発表されました。
タグ・ホイヤー オータヴィア
自動巻クロノグラフ – 直径42 mm
CBE511C.FC8280
825,000円
タグ・ホイヤー オータヴィア
直径42 mm
CBE511B.FC8279
748,000円
コストパフォーマンスに優れたダイバーズウォッチ アクアレーサーから、その名も「アクアレーサー プロフェッショナル200」。
40mmケース 200m防水 自動巻ムーブメント キャリバー5搭載で、国内定価は330,000円。
黒文字盤 WBP2110.BA0627 と、青文字盤 WBP2111.BA0627 の2バリエーションがラインナップしています。
タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル300 大坂なおみリミテッドエディション
自動巻 直径36mm WBP231E.EB0247 467,500円。
グランドセイコー
グランドセイコーからは「白樺」のスプリングドライブモデルが登場。
キャリバー9RA2搭載機SLGA009は2022年2月に発売され、国内定価はSLGH005と同じ1,045,000 円。
ハイビートキャリバー9SA5搭載機SLGH005と文字盤の雰囲気が少し違います。
新世代ムーブメント搭載機には王冠マークが付くロレックスのように、グランドセイコーは「白樺」のような凝った文字盤がセットされるのかも知れません。
ゼニス
ゼニスから「ラグジュアリースポーツウォッチ」と言って良いんですかね?
新モデルのデファイ スカイライン、特徴的な41mmの8角形ケースに12角形ベゼル、9時位置にはスモールセコンド。
国内定価は968,000円。
もう1つゼニスから60~70年代の初期型デファイをリバイバルです。
ゼニス A3642 デファイ リバイバル 03.A3642.670/75.M3642 は37mmの八角形ケースにエリート670を搭載。
250本限定で国内定価は 803,000円。
キングセイコー
キングセイコー “KSK” 復刻デザインがレギュラーモデルとして登場、全5カラー。
昨年復刻したSDKA001(SJE083)のカラーバリエーションではなく、SDKA001の38.1mmに比べ、レギュラーモデルたちは37mmとなっています。
オリジナルに近いのはレギュラーモデルですが、薄いのは限定モデル。
レギュラーモデルの搭載ムーブメントはキャリバー6R31(自動巻)、国内定価は198,000円とSDKA001の半値近い買いやすい値段となっています。
オーデマ・ピゲ
今年の主役はオーデマピゲのロイヤルオークでしょう。
2022年はロイヤルオーク誕生50周年、オリジナルに忠実なエクストラシンもパワーアップして登場しました。
まずは、皆さん1番気になるステンレススティールのエクストラシンから。
型番が16202ST.OO.1240ST.01 となりました。
買えるチャンスはありませんが国内定価は3,850,000円。
アニバーサリー特別ローターは、このモデルでは22Kピンクゴールドにロジウムカラー加工をして色を揃えています。キャリバー7121には洗練されたオートオルロジュリー特有の装飾が施され、サファイアケースバックを通して見ることができます。
続いて、これはヨダレが出そうなモデルが登場。
ロイヤルオーク50周年の記念に生まれ変わった37mm(ユニセックスサイズ)にライトブルー文字盤がラインナップ、型番は15550ST.OO.1356ST.04、国内定価は2,805,000円です。
15450系から15550系に切り替わり、ムーブメントもキャリバー3120からキャリバー5900へ変更されました。
カーキグリーン文字盤の26240ST.OO.1320ST.04はフライバック機能付きの新型ロイヤルオーク・クロノグラフです。
国内定価は3,905,000円。
フライバック機能が付加されたキャリバー4401を搭載しています。
CODE 11.59のクロノグラフが先に採用していた自社製ロングパワーリザーブムーブメントで8振動になっています。
パワーリザーブ70時間は素晴らしいですね。
キャリバー7124搭載のロイヤル オークコレクションにオープンワークが戻って来ました。
ロジウムカラーのメインプレートとブリッジが、ステンレススティールのケースとブレスレットに完璧にマッチします。
カラーを合わせた50周年記念ゴールドのローターをサファイアケースバックから見ることができます。
ロイヤル オーク “ジャンボ”エクストラ シン オープンワーク
Ref. 16204ST.OO.1240ST.01
価格は1039万5000円。
いや~凄いラインナップですね。
他にも数多くの新作ロイヤルオークがありますがこの辺で。
2022年2月
シチズン
シチズンの高級ライン The CITIZENから窓で切り取った四季の借景を、土佐和紙を用いた美しいグラデーション文字板で表現した数量限定モデル「Iconic Nature Collection」が4種登場。
スーパーチタニウムケースは38.3mm、重さはなんと54グラムだとか。
搭載ムーブメントはキャリバーA060、基本的に電池交換が不要のエコドライブで、精度は±5秒/年です。
スペックはどれも同じで、国内定価は385,000円、各250本です。
グランドセイコー
2022年は44GS誕生55周年です。
44GSはセイコースタイル。
ハイビート キャリバー9SA5搭載のSLGH009。
40mmのエバーブリリアントスチールケース、国内定価は1,155,000円。
続いてスプリングドライブムーブメント キャリバー9RA2を搭載するのはSLGA013。
エバーブリリアントスチールケース40mm、内定価は1,045,000円。
世界限定550本(うち国内200本)2月24日発売。
キャリバー9SA5を搭載したレギュラーモデルに新しい文字盤「白樺グリーン」 SLGH011がラインナップ。
白樺シルバーとスペックも定価も同じ1,045,000円、2022年03月11日発売開始。
※グランドセイコーブティックオンライン専用モデル
グリーンがトレンドですね。
ゼニス
ゼニスのクロノマスターリバイバルに新モデル登場。
95.A3818.400/51.M3818 “エアウェイト カバーガール” は、REVOLUTION誌コラボ第2弾です。
なんと78グラムのチタン製、A3818復刻 250本限定、即完売。
軽いことは正義です。
プロスペックス
セイコープロスペックスから2022年の“Save The Ocean”プロジェクトが登場。
ベースモデルが「モンスター」「ベイビーツナ」になっております。
先頭に立つ勇気あるペンギン「ファーストペンギン」をダイヤル上に表現。
SBDY115
プロスペックス
63,800円 (税込)
Save the Ocean Special Edition
SBDY115 “MONSTER”
通称MONSTERと呼ばれるモデルをベースに
ペンギンの住む氷の世界を想起させるホーニング仕上げのステンレスベゼル
深い海のブルーグラデーションダイヤルを採用。
SBDY117
プロスペックス
64,900円 (税込)
Save the Ocean Special Edition
SBDY117 “TUNA”
通称TUNAで親しまれているステンレス外胴プロテクターを搭載したモデルに
ペンギンが泳ぐ海をイメージしたブルーの強化シリコン製ストラップを採用。
2022年3月
G-SHOCK
カシオ G-SHOCK 最上位シリーズ”MR-G”からチタンケースのスピードモデルが登場。
シルバーカラーのMRG-B5000D-1JR が396,000円、ブラックカラー(チタンにDLC処理)のMRG-B5000B-1JRが462,000円となっています。
購入された方からは、この値段でも十分満足との声が多数上がっています。
究極の1本ですね。
オメガ
「OMEGA Days」が開催され、オメガの新作が数多くラインナップ。
今年の目玉候補の一つが、「デカ厚」ダイバーズウォッチ「シーマスター プラネットオーシャン 6000m ウルトラディープ コーアクシャル マスター クロノメーター」でしょう。
SEAMASTER PLANET OCEAN 6000M コーアクシャルマスター クロノメーター 45.5MM
Ultra Deep
チタン & NATOストラップ
リファレンス 215.92.46.21.01.001
ムーブメント キャリバー: オメガ 8912
国内定価1,573,000円
チタン1型、スティール(O‑MEGAスティール)3型(ブレスレット/ストラップ合計7種類)が用意されました。
ロレックスのディープシーとコンセプトが似ています。
防水性は1.5倍。
ウルトラディープに続いて2作目は、2018年に更新された皆の愛するダイバーズウォッチ「シーマスター300m」の新カラー グリーンです。
搭載キャリバーは8800、42mmケース、文字盤はレーザーエングレービングによる波模様とスペックは既存のモデルたちと同じ。
パワーリザーブ55時間はちょっと物足りませんが、マスタークロノメーターで耐磁性は抜群。
価格もスティールブレスレット仕様は693,000円、ラバーストラップ仕様(Ref.210.32.42.20.10)が649,000円と他のカラーと同じです。
ユニセックス38ミリとレディース34ミリに新カラーダイヤルが登場。
基本的に34mmは女性向けに作っているのだと思いますが、38mmなら男性でも充分な大きさです。
いつものタペストリーや模様が無いツルんとしたサンレイ仕様のカラフルな文字盤が印象的ですね。
スピードマスタープロフェッショナルに新作です。
新しくラインナップされたMSG(ムーンシャインゴールド)のSMP(スピードマスタープロフェッショナル)
スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル マスター クロノメーター クロノグラフ 42mm
ムーンシャイン ゴールド
310.60.42.50.10.001
¥4,433,000
スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル マスター クロノメーター クロノグラフ 42mm
ムーンシャイン ゴールド
310.60.42.50.99.002
¥4,653,000
トレンドのグリーンとパンダ文字盤を採用しています、格好良いですね。
スピードマスター’57が手巻きモデルとして生まれ変わり薄くなりました。
ブラック・ブルー・グリーン・バーガンディ(レッド)、カラフルですねぇ。
国内定価は、ブレスレット仕様が 1,100,000円、レザーストラップ仕様が 1,056,000円です。
手巻きのオメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー9906を搭載。
サンドイッチ ダイアル。
プロスペックス
またまた“Save The Ocean”プロジェクト、「極地の壮大な氷河の世界」をイメージした文字盤を搭載する3モデルが、セイコーを代表するダイバーズモデルをベースにした現代解釈版でリリースされます。
SBDC165(SPB297J1)148,500円/ SBDC167(SPB299J1)148,500円/ SBDC169(SPB301J1)159,500円
昨年新たにコレクションに加わったスピードタイマーに新顔がラインナップ。
2カウンターの自動巻きクロノグラフキャリバー8R46を搭載。
SBEC015の国内定価は352,000円、限定400本。
今年7月に米国で開催される、オレゴン2022 世界陸上競技選手権大会でオフィシャルタイマーやるから、本大会を記念したモデルという事のようです。
ケースバックには大会のレリーフが刻まれています。
アストロン
アストロンからセイコーのアンバサダーを務めるロサンゼルス・エンゼルス 大谷翔平選手の限定モデル SBXC115が発表されました。
アリーグのユニフォームカラー、背番号に因んで限定1700本。
最強ムーブメント キャリバーNo.5X53を搭載、国内定価は275,000円です。
セイコー アストロン 大谷翔平 2022 限定モデル
SBXC115[5X53搭載]
275,000円(税込)
数量限定1700本
2022年4月15日 発売
モーリス・ラクロア
AIKON #tide 40mm クォーツモデルです。
メーカーの顔とも言える「アイコン」のケースをまるまる海洋プラスチック”OCEAN PLASTIC”で作っちゃいました。
とってもカラフル。
シチズン
NC0206-18Eは日本の甲冑をイメージし、新しい機械式ムーブメントCaliber 0200を搭載しています。
90本限定、40.0mmケース、厚みは10.9mm、価格未定!
特定店限定モデル 世界限定90本
NC0206-18E
シチズンから絶滅危惧に瀕しているジンベイザメをモチーフにしたモデル プロマスター BN0225-04L が登場。
デュラテクトDLCを施されたスーパーチタニウムケースは45.8mm(厚さ14.3mm)。
電池交換不要の光発電時計エコ・ドライブ(キャリバーE168)ですし、急なアウトドアの誘いにも対応できます。
文字盤は海のイメージとジンベイザメの模様ですかね?悪くないデザイン。
5000本限定ですが、現時点では販売日程と販売価格が未定です。
ロンジン
GMT機能を搭載したロンジン スピリット「スピリット ズールータイム」が3カラー展開で登場、各モデルにスティールブレスレットとレザーストラップ仕様がラインナップしています。
42mmのステンレススティールケース、セラミックベゼル、厚さは13.9mm(結構分厚い)、見た目はかなり格好良いですね。
COSC認定クロノメータームーブメント キャリバーL844を搭載、パワーリザーブ約72時間はなかなかグッド。
スティールブレスレットが397,100円、レザーストラップ仕様が382,800円となっています。
スウォッチ オメガ
今年の目玉の1つで間違いないでしょう。
オメガとスウォッチの共同開発「バイオセラミック スピードマスタームーン”ス”ウォッチ 33,550円 太陽系惑星コレクション」が発表されました。
11種類のムーンスウォッチは国内定価33,550円でスウォッチの一部店舗でのみ販売。
発売日の3/26は地獄でしたが、企画自体は良かったと思います。
私も祭りに参加しました・・・
これが欲しい。
ブライトリング
1952年に誕生したナビタイマー ファーストモデル Ref.806。
今年はナビタイマー誕生70周年で、ブライトリングの「アイコン」として3サイズの新作コレクションを展開します。
数が多すぎるのでここでは割愛させていただきます。
ゼニス
昨年に引き続き時計ショップのヨシダとゼニスのクロノマスタースポーツのコラボレーションです。
今年は「アクアブルー」をメインに時計店のヨシダから特別な限定モデルが4機種発表されました。
アイスブルーではありません、アクアブルーです。
チューダー
チューダーから新モデルのRef.79470 ブラックベイプロ 39mmです。
昨年50周年を迎えたエクスプローラーIIの初代モデル Ref.1655をモチーフしているのは言うまでもありません。
BLACK BAY PRO M79470-0001
¥455,400
マニュファクチュール キャリバー MT5652 (COSC)
39 mm スチール製ケース
スチール製リベットブレスレット
コンビネーションのブッラックベイGMT 79833MN が登場。
往年のロレックスGMTマスターのコンビ「ルートビア」カラーを彷彿とさせますね。
ストラップ使用は490,600円と更に安い。
M79833MN-0001 BLACK BAY GMT S&G
¥634,700
マニュファクチュール キャリバー MT5652 (COSC)
41 mm スチール製ケース スチール&イエローゴールド製ブレスレット
ロレックス
エアキング Ref.126900 40mm キャリバー3230です。
まずマイナーチェンジになったと言ったら失礼かな?
ケースサイズ40mmは変わらず、クラウンガードが装備されました。
エクスプローラー214270の余った文字盤(3.6.9夜光)を再利用し、ブラッドハウンドのデザインもそのまま、6時位置の王冠マークが新たに付いたくらいですかね。
国内定価は816,200円。
5のインデックスが05表記に変わってますね。
ビックリしたのは変わり種のGMTマスターⅡ Ref.126720VTNR の誕生です。
パネライのレフティみたいに逆に入れて調整したキャリバー3285。
5連ジュビリーブレスレットは 1,247,400円。
3連オイスターブレスレットは1,224,300円。
ノーマル仕様のと表現するとおかしいけど、126710系の3連は 1,166,000円なので58,300円高い設定です。
126720VTNRはスプライトだそうです(海外フォーラム)。
1992年に誕生したラグジュアリーなスポーツウォッチ ヨットマスター、今年は生誕30周年の記念年。
新たにヨットマスター42mmにイエローゴールドモデル 226658 と、既存のホワイトゴールドモデル 226659に新文字盤ファルコンズアイダイアルがラインナップしました。
オイスターフレックスのYGモデルはリッチで格好良いですね。
リファレンスは226658、国内定価は3,147,100円です。
スペックは226659と同じです。
続いてこちらが226659ファルコンズアイです。
格好良い。
国内定価は3,578,300円。
意表を突かれた感じですが、プロダイバー用シードゥエラーを遥かに凌ぐスペックのディープシーの新作です。
オメガに対抗するならチタンだろ!って思いますけど、そうはならない。
リファレンスは136660、初の13系モデルですね。
搭載ムーブメントは旧モデルと同じキャリバー3235。
水深3,900m(12,800フィート)までの防水性能も同じです。
リファレンス 136660、国内定価は1,538,900円。
Dブルー文字盤の国内定価は1,574,100円。
ヴァシュロン・コンスタンタン
ヴァシュロンコンスタンタンから「あの222」の復刻モデルが発表されました。
2022年だから222じゃなくて2022で良いのにね。
リファレンスは4200H/222J-B935、イエローゴールドケースはオリジナルと同径37mm、搭載ムーブメントはキャリバー 2455/2。
価格は未定となっております。
キャリバー 2455/2
これは超希少モデル確定。
A.ランゲ&ゾーネ
A.ランゲ&ゾーネからラグスポ オデュッセウスに新作が登場、初のチタン製ケース(ブレスレットも)にアイスブルー文字盤と言う組み合わせですね。
初のチタン製ケースの径は40.5 mm 厚み11.1 mmで、スティールケースの363.179と同じ。
ムーブメントもキャリバーL155.1DATOMATICで同じです。
手作業で仕上げられた梨地と鏡面の織り成す美しさはなかなかのもの。
250本限定でブティックのみ、お値段もスティールケースに比べ割高で、€55,000(約7,406,800円)だそうです。
因みにスティールケースの363.179は3,663,000円。
IWC
IWCはアメリカの色見本企業って言うんですかね?あのパントン(Pantone)とコラボレーションして新しいカラーの名前を付けたモデルをリリースしました。
1,342,000円、1000本限定、グリーンセラミックケースは44.5 mmもある巨大なモデル。
「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “ウッドランド” IW389106」は新開発のダークグリーンセラミック製ケースを採用。
「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “レイク・タホ” IW389105 」のホワイトセラミック製ケースは、米海軍の制服と、タホ湖の美しい冬景色にインスピレーションを得ています。
1,342,000円、1000本限定。価格やスペックはウッドランドIW389106と同じですね。
タグ・ホイヤー
「Gulf」カラーの水色とオレンジを差し色にガルフのロゴがプリントされている特別仕様のモナコ CBL2115.FC6494が登場。
キャリバー ホイヤー02を積んだ39mmのステンレススティール製ケース、サンレイブルーの文字盤、国内定価は836,000円です。
スペシャルエディションですが限定モデルではありません。
タグホイヤーの新しい「ソーラームーブメント」を搭載したアクアレーサーが登場。
ソーラーグラフと名づけられたWBP1112.FT6199 アクアレーサー プロフェッショナル 200。
カーボンベゼル、40mmのブラックスティール、200m防水。
そしてソーラークォーツ キャリバーTH50-00で、国内定価は352,000円。
昨年に引き続きスポーツカーメーカーのポルシェとのコラボレーションモデルです。
ホイヤー02クロノグラフムーブメントを搭載する44mmのDLCコーティングされた漆黒のケースはド迫力ですね。
1500本限定で、国内定価は836,000円。
80時間のロングパワーリザーブはグッドポイント、44mmもトレンドです。
パテック・フィリップ
まとめ記事最後の締めくくりはパテック・フィリップです。
新作の中には人気のスポーツモデルはありませんでした。
皆が望むモデルではなくパテック・フィリップの技術力を知らしめるモデルをこれでもかと並べてきました。
5711はローズゴールドも無くなりましたし、5196も生産終了になり、15年引っ張ってきたモデルたちの一時代が終了。
ノーチラスの新作や96系の新作が数年以内に出てくるでしょう、期待して待ちましょう。
5226G カラトラバ
4,510,000円
自動巻ムーブメントキャリバー 26‑330 S C
今回の注目はヴィンテージスタイルの文字盤デザインがとても格好良い40mmの自動巻きカラトラバ 5226G-001。
裏蓋とラグが一体となってクルドパリが横から出てくるような特殊なデザインになっています。
5172G コンプリケーション
9,295,000円
手巻キャリバー CH 29‑535 PS
コラムホイール、水平クラッチ、手巻のクロノグラフ 5172Gの新色ですね。
サーモンピンクはヴィンテージスタイルによく合います。
5205R-011 年次カレンダー, ムーンフェイズ
6,424,000円
自動巻ムーブメントキャリバー 324 S QA LU 24H/206
アニュアルカレンダームーンフェイズ 5205Rの新色です。
ブラック・グラデーションのオリーブグリーン・ソレイユってカラー。
グランド・コンプリケーション 永久カレンダー搭載クロノグラフ
5270P-0144
24,464,000円
手巻ムーブメントキャリバー CH 29‑535 PS Q
プラチナケースのパーペチュアルカレンダークロノグラフ 5270P-014です。
グランドコンプリケーション。超絶格好良いですね。
2022年4月
そしてウォッチズ&ワンダーズ最終日に発表されたグランド・コンプリケーション 1/10秒シングルプッシュボタン・クロノグラフ 5470P-001。
パテック・フィリップからハイビート 36000振動/時 = 10振動/秒 = 5ヘルツ クロノグラフですって。
技術的なことはさっぱりなのでメーカーの「ここ凄いんだぜ」ってことを抜粋して貼っておきます。
理解できる人は今度簡単に説明してください(笑)
機械式時計製作の技術的壮挙を凝縮
Silinvar®テクノロジーにおける《パテック フィリップ・アドバンストリサーチ》の革新的技術がすべ統合された高振動数のムーブメント(5Hz)と、1/10秒単位の表示を高速かつ正確に行う特許取得の技術により、5470P-001モデルは短時間計測の分野におけるパテック フィリップの技術力と革新の精神を体現しています。
1/10秒単位の計測を行う初のパテック フィリップ腕時計クロノグラフ
機械式時計製作の限界をさらに押し広げるため、技術陣は伝統的なアーキテクチャー(手巻、コラムホイール制御、水平歯車クラッチ)を持つキャリバーCH 29-535 PSをベースとし、振動数を4から5Hz(36,000振動(片道)/時、1秒間に10回ジャンプ)へと増加し、1/10秒単位の計測を可能にしたキャリバーCH 29-535 PS 1/10を開発しました。
パテック フィリップは、クロノグラフとしての最高の精度を保持しつつ1/10秒単位で計測・表示を行う、新しい高性能な手巻ムーブメントを開発しました。この機械工学上の挑戦に応えるため、マニュファクチュールは、パテック フィリップ初の完全自社開発・製造のクラシックなクロノグラフ・ムーブメントで6件の技術特許により保護された、キャリバーCH 29-535 PS (2009年発表)をベースとしました。
ムーブメントには1/10秒専用のクロノグラフ機構が追加され、シングルプッシュボタン・クロノグラフは、センターに2本の指針を備え、各々の指針が専用の機構で駆動されます。容易で迅速な計測時間の読み取りを保証するため、技術陣は、計測された秒と1/10秒を同心円状に表示する特許取得のシステムを考案しました。さらに効率、信頼性、精度という3重の目標を達成するため、マニュファクチュール パテック フィリップは、当社技術部門により開発され、2011年、《アドバンストリサーチ》モデル(17件の技術特許)に搭載された、先端的なOscillomax®調速機構を、現行コレクションとしては初めて統合しました。
ウォッチ
手巻。 キャリバー CH 29‑535 PS 1/10。 1/10秒シングルプッシュボタン・クロノグラフ。 センター・クロノグラフ秒針。 センター1/10秒針。 瞬時運針式30分計。 スモールセコンド。
文字盤
ブルーのニス塗装、ゴールド植字ブレゲ数字。
ケース
プラチナ仕様。 サファイヤクリスタル・バックと通常のケースバックが共に付属。 3気圧防水。 直径:41 mm。 厚さ:13.68 mm。
バンド
エンボス加工ファブリック柄のハンドステッチ・カーフスキン・バンド、カラーはネイビーブルー。 折り畳み式バックル。
まとめ
いかがでしょうか?
「【2022年新作】ZENMAIが 2022年1月~4月 腕時計の新作を振り返る」でした。
もっと数を絞りたかったのですが、かなりの数になってしまいました(パネライやカルティエを抜いたのに)。
全部覚えていらっしゃったら、かなりの時計マニア!
今年も昨年と同じでグリーンカラーと、新ムーブメントが目立ち、今までのトレンドだったヘリテージ復刻モデルはそこまで多くなかった印象です。
私的ベスト3は、1位 オーデマピゲ 新型ロイヤルオーク エクストラシン、2位はロレックス GMTマスターII 126720VTNR 、3位はヴァシュロンコンスタンタン 222の復刻モデルでした。
皆さんの注目モデルは何だったのか?教えてほしいです。
それではまた!
あー疲れた。
#ZENMAIのココ東京