【レビュー】ロレックス 1680 初代サブマリーナーデイト クロノメーター ヴィンテージ
Rolex Submariner Ref. 1680 Vintage
いつの間にか大台に乗って、いつの間にか手が届かないモデルになってしまったサブマリーナー 1680。
コレね、最近気付いたんですが同後継モデルの相場が上がると同じようにヴィンテージも上がっていくんだと思うんですよ。
サブマリーナーデイトの現行モデルも最近高いじゃないですか?
生産終了した旧モデルの相場も吊り上がり、ヴィンテージまで上がっちゃう(再評価?)。
違うかな。
200m防水、プラ風防、フチなしインデックス、トリチウム。
うんディテールは最高。
これぞヴィンテージロレックス、VRですね。
Chrono24を覗いてみますと、保証書など無くとも100万円を軽く超えてきます。
5513の方が先に大台を超えた印象ですが、追いついてきた感じですね。
この厚みのある風防、絶景です。
夜光のやけ具合もまだまだコレからで着け甲斐があるな。
やっぱりね、ヴィンテージと言えどサブマリーナーは頑丈なので「使える」のがグッドポイントですね。
うひょ~。
こんもり好印象。
ケース痩せはポリッシュ(ケース磨き/研磨)が原因ですが、こちらは古い割にはキレイで痩せていません。
角が丸まっちゃってる仕上げや、ラグの横の穴がケースギリギリまで来てしまっている痩せている個体は「ケース交換」で復活します。
オリジナリティ重視の方には避けたい修理となりますが、また50年使ると思えば悪くない選択かも知れません。
5513と違いフチありダイアルが無い1680ですので夜光はアレですが「オールニュー」という生まれ変わり個体も悪くないですね。
ヴィンテージ価値は無くなりますが・・・
素晴らしい。
フリップ部に溝の無いバックル。
93150でクラスプコードはVC。
48*****なので1978~くらいの個体でしょう。
比較的元気。
文字盤に寄ってみます。
クリーム色にヤケたインデックス、SWISS-T<25。
デイト(カレンダーディスク)はシルバー地。
独特な王冠(コロネット)。
ハリも同色でマッチしています。
ルミナスポイントもクリーム色。
この時期は両方向回転ベゼル。
トリプロック。
初期の1680にはツインロックもあるようですが、初期の証「赤サブ」でもトリプロックのしか見たこと無いかも。
赤サブでも200m=660ftの通称「メーターファースト」タイプが人気のようです。
こんなヤツです。
すげ~高そう(笑)
さて、戻ります。
パキっとしているライン。エッジが立ちまだまだ現役感が出ております。
バックルプレート。
ケースバック。
ポッテリ鏡面仕上げ。
フラッシュフィットは580。
サブマリーナーは本当に古くてもタフです。
全然使える。
いかがでしょうか?
今ね、並行新品価格でサブマリーナーデイト116610LN買うのも、それはそれで大いに結構です。
100年使えますからね、凄く良い選択。
まぁ本当なら国内正規店で国内定価で買いたいとこですけど、探す手間とか時間とか考えたら大変だから「時間/労力/運」と「お金」を天秤に掛けて、人それぞれ選べば良いんですけど、
100万円も110万円も出すなら、ちょっとだけ1680を見てからでも良いんじゃないでしょうか?
まだ普通に使えます。
仕事にだって問題ありません、マリンスポーツとかだけはね、遠慮して欲しいけれど。
40代のオジサンなら、自分の生まれた年式の1680を探して買っても良いんじゃない?
凄く格好良い、自分と同じ時間を生きてきた!的な。
ねぇ。
ではまた!
#ZENMAIのココ東京