大人気 アルパインイーグルの3針モデルをチェック 現行機から限定モデルまで
The eternal majesty of the Swiss Alps
現在大人気モデルとなっている「まだ買えるラグジュアリースポーツモデル」ショパールのアルパインイーグル。
2019年に誕生した新シリーズですが、僅かな年月で腕時計ファンのハートを射抜きました。
ユヴェントスの元監督ピルロ氏(アンドレア・ピルロ)もご機嫌で着けてらっしゃる。
アンバサダーかと思ったら違うみたい。
そんな伊達男にも愛されるアルパインイーグル、やはり最大の魅力は文字盤にあると私は踏んでいます。
違うかな?
ワシの虹彩を想起させる電気メッキ加工(ガルバニック処理)ですよ。複雑な模様でステキね。
タペストリーにしたらノーチラス風だとかロイヤルオーク風だとケチを付けられたでしょう。グラデーションでもああだこうだ言うよね。コレ本当に良い文字盤。
文字盤の加工を含めてアルパインイーグルの製造には、アルプスに関するコンセプトがしっかりしているのも支持される理由の一つでしょう。
秒針の形状が「羽」だとか、白く輝くルーセント スティール A223は「氷河」だとか、意味を持たせていますのでヘンテコな事はしてこないと言う安心感があります。
ただ、クロノグラフは正直イマイチ。好きな方いらっしゃったらスミマセン。
と、いう事でここからはSNSをチェックしながら、どんなアルパインイーグルがあるのかな?とか着けてるとこんなイメージなんだ、など理解を深めていければと思います。
まず、こちらの方。
アルパインイーグルの3針モデルには2サイズありますよ!と。
デイト表示が付くラージサイズは41mm。
デイト表示がなくすっきりしているのがスモールサイズの36mm。
この辺はロイヤルオークを意識しているのかもしれません(15500系と15450系)。
36mmは私のような細腕になら充分な大きさです(エクスプローラーI 36mmと似たサイズ感)。
こちらが現行機たち。
36mmにはダイヤモンドをあしらったモデルもありますので、女性が着けても格好良いのでしょう。
たくましい腕のこの方は41mmのブルー 298600-3001 がお似合いです。
こちらも298600-3001。
41mm ラージサイズにはキャリバー01.01-Cが搭載、クロノメーター、28,800/毎時、60時間のパワーリザーブ。
36mm スモールサイズにはキャリバー09.01-Cが搭載、クロノメーター、25,200/毎時、42時間のパワーリザーブ。
ここからは限定モデルをチェック。
Alpine Eagle Horobox Limited Edition
こちらの赤い文字盤は「ホロボックス リミテッドエディション」です。
Horoboxはトルコのウォッチコミュニティですね。
ケースバックにも特別なレリーフがあります。
気になる方はこちらをチェックしてください。
どうも10本の限定モデルなのかも知れません。
ALPINE EAGLE Indonesia Edition
続いて、こちらのピンクカラーの文字盤は「インドネシア」限定モデル。
僅か20本だそうです。
こちらもケースバックにも特別なレリーフがあります。
なぜにインドネシアなんだろうか?
限定モデルはかなり少数であること、41mmのラージケースを採用することが共通点。
Alpine Eagle Wempe 5th Ave Edition
続きましてこちら。
腕時計ファンならその名を聞いたことが1度はあるであろう「Wempe」。
ドイツの老舗時計宝飾店ヴェンペのアメリカ支店、「アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン区5番街店」の40周年に特別なアルパインイーグルを作ったのが「Wempe 5th Avenue Edition」です。
40本限定。
これまた少ない。
昨年Wempeの各支店で販売されたそうです。
定価は12,900USドル。
カラーリングが素敵ですね。
ALPINE EAGLE CADENCE 8HF
続いて続いて、こちらは250本限定で2021年の新作「アルパイン イーグル ケイデンス 8HF」298600-3005 です。
41mmは同じですがインデックスと文字盤の表記が異なっています。
まず素材、ルーセント スティール A223ではなくチタンなんです。
昔はチタンケースでポリッシュはハードルが高いとされていましたが、見事に仕上げているのが画像を通してもわかります(独特な傷スレは付くのでしょうけど)。
そしてこのモデルが特別なのは、「ショパールのアトリエで作られた最先端のムーブメントを搭載。 高振動脱進機を宿したキャリバー「Chopard 01.12-C」が、毎時57,600回(8Hz)のハイビートを実現しました。」。
ふむふむ毎時57,600振動ですか、28,800振動(=8振動/秒)の2倍。
なんでなんでしょうね?以前からショパールはこの16振動のムーブメントを作ってきてましたが 目的は何なんだ?
振動数が上がれば(ハイビートになれば)精度が安定する代わりに、パーツの摩耗が激しくなります。
「ショパールのオート・オルロジュリーの工房で一貫して開発・製造・組み立てが行われたキャリバー01.12-Cは、機械式自動巻きムーブメントを搭載するCOSC認定クロノメーターです。シリコン製の脱進機により毎時57,600(8Hz)振動を達成しました。パワーリザーブは60時間を誇り、厚さはわずか4.95mm。本ムーブメントは秒針の震えを防ぐシステムを備え、中央のタングステン製ローターで巻き上げを行います。」。
ふむふむ、シリコン製にした脱進機で摩耗がほぼ無くなるんかな?磁気にもメリットあるしね。
そしてコストを抑えるためなのか、金と似た比重のタングステンをローターに。
アレルギーにも優しく丈夫で軽いチタンケースと、精度が良く磁気に強いムーブメントか。
定価が2,398,000円と高めですが、アルパイン イーグル ケイデンス 8HF 悪くないかも知れませんね。
ALPINE EAGLE CADENCE 8HF ART in TIME Edition
で、そのアルパイン イーグル ケイデンス 8HFにも更に限定モデルです。
かなりマニアックなモデルを販売するモナコのArt In Time限定で、なんと8本限定ですって!
21,800ユーロだそうですけど、セカンドマーケットに出てくることは無さそうですね。
グリーンとオレンジがかなり格好良いです!
※ダイヤギラギラのアルパインイーグル・フローズンは36mm専用モデル
いかがでしょうか?
「大人気 アルパインイーグルの3針モデルをチェック 現行機から限定モデルまで」でした。
私個人的には非常に好きなモデル。
格好良いです。特にブルー文字盤。
グレーも素敵ですけど、ブルーの美しさは「欲しいな~着けたいな~」と思います。
最近はセカンドマーケットでもじわりじわりと相場を上げつつありますが、正規店で予約して買う方が良いのかな?
人気だ~!急いで作れ~!と変なモデルを乱発せず、そしてクロノグラフをもっと格好良くして、モデルのイメージを良い方でキープしていってもらいたいですね。
ロレアートは記念モデルが良かったので、現在のバリエーション多すぎが私的には残念。
同じ道を歩んでコンテンツが荒れないようにショパールにはお願いします。
オススメ!
それではまた!
#ZENMAIのココ東京