オススメ4モデル 昨年の「冬のボーナスで腕時計を買おう!」でオススメしたモデルを振り返る【2020年】
If you receive a winter bonus, let’s buy a watch!
今日はクリスマスイブですね。
こんな年でもサンタさんはやってくるのかな?
さて今回は、2019年の冬のボーナス時にオススメした4モデルを振り返ろう思います。
昨年コレ買っておきましょう!的な感じで4モデルご紹介しましたが、1年でどのくらい価格が変わったのか気になりました。
景気は良くありませんが、安定資産と化した「人気モデル」たちは価格が高騰しています。
リセールバリューを考えると腕時計を買っておくのも一つの手段としてアリなんでしょう。
私がオススメした4本は人気モデルとなり得たのか?確認してみましょう。
それではどうぞ。
1.オーデマ・ピゲ 15500ST.OO.1220ST ロイヤルオーク41mm
※上記スクショは昨年(2019年)の価格
まずオススメした1本目は、2019年の新作ロイヤルオーク 15500STです。
前作15400STと同じ41mmですが、自動巻きキャリバー4302へとムーブメントを変更しています。
発売当時国内定価は2,200,000円でしたが、現在は2,365,000円に上がってしまいました。
セカンドマーケットのChrono24をチェックします。
今年はグレー文字盤からシルバー文字盤へとバリエーションチェンジがありましたね(現在はブラック、ブルー、シルバーの展開)。
昨年の相場は定価をわずかに上回り約250万円ほどでしたが、今年は300万円を超えています。
相変わらず入手困難な状況が続いており人気ぶりは変わりません。
昨年買ってて正解ですね。
ブルー文字盤に関しては頭一つ抜きんでており、中古でも400万円オーバーとなっています。
「安定資産」と言えますかね?
いかがでしょうか?
2.オメガ 310.20.42.50.01.001 スピードマスターアポロ11号 月面着陸50周年記念
※上記スクショは昨年の価格
2本目はスピードマスターアポロ11号 月面着陸50周年記念モデル 310.20.42.50.01.001です。
コーアクシャル脱進機搭載のキャリバー3861、限定本数は6,969本、国内定価は1,133,000円。
限定とは言え7000本近いのと、定価が100万円オーバーなので爆発的には人気となっておりませんが、作りは非常に良かったです。
個人的にはブレスレットが特別格好良く感じました。
現在の相場はどうなったか?
セカンドマーケットでは定価あたりで見つかるようですね。
新ムーブメントの為かガクっと落ちることも無く高い相場をキープ。
「安定資産」と言えないまでもこのデザインに惚れた方にとってはネガティブな要素はありません。
悪くない選択でした。
3.ロレックス 226659 ヨットマスター42mm
※上記スクショは昨年の価格
3本目は新作ヨットマスター 226659で、新キャリバー搭載、ホワイトゴールドケースは42mmと大型化しています。。
おそらくアクアノートのホワイトゴールドケースを意識しているんだろうと思いますが、コレは実物が非常に非常に良かった。
ロレックスを見直しちゃいました。
しっかりした重さと、美しいケース、シックですがスポーティで視認性の良い文字盤。
当時の国内定価は2,940,300円(2020年1/1に変わり現在は3,052,500円)。
高級モデルですが、更にプレミアム価格になっていますね。
新作だってのもありますけど。
本気で一生モノの腕時計だと思います。
現在の相場は中古も少し出回りだしたことから定価より少し割高な相場で落ち着いています。
昨年は350万円ほどでしたが、今は300万円台前半から見つかりそう。
凄い格好良いので、欲しかった方には嬉しい相場ですね。
スティールも金無垢も人気なロレックスですから、定価と変わらないのであればアリでしょう。
4.ロレックス 新シードゥエラー43mm 126600 初期モデル「ノークラウン」
※上記スクショは昨年の価格
4本目は2017年の新作シードゥエラー43mm 126600の中古品になります。
やや稀少性が増してきていて現行機なんですが文字盤が現行機と違うんです。
「王冠なし」の旧文字盤、コレね「今のうち」に買っておいたらどうでしょう?と言う話です。
新古品を探しても良し、普通に中古品でも良し、保証書付きにしましょう。
当時の国内定価は 1,197,900円(2020年1/1に変わり現在は1,230,900円)。
中古相場は140万円くらいからでした。
現在は170万円くらいからスタートです。
じんわりですが上がりましたね、20%くらいは上昇しています。
コレから数が増えることはありませんので、値は上がる一方だという事が証明されました。
密かなレアモデルとして、今のうちから探してみましょう。
「王冠なし」の旧文字盤、オススメです。
4モデルどれも価値を下げていませんね。
なかなかなオススメだったと思います。
中でもロイヤルオークとシードゥエラーは「当たり」だったのではないでしょうか。
我ながら良いオススメでした。
まとめ
今年は「冬のボーナスで腕時計を買おう」とは大声で言えないくらい状況が悪いです。
一部の業種ではプラスに向いたかも知れませんが、大半の方々は厳しかったのではないでしょうか?
一刻も早くいつもどおりの日常が戻ってくることを願います。
景気とは反して株価もロレックスの相場も上がり続けています。
4月5月はかなり値を下げたものの、反発が大きく今年の1月の相場を大きく超えてきていますね。
今年は大きな時計見本市も中止になり、各社バラバラにポツポツと新作を発表しました。
ロレックスはサブマリーナー系が一気にモデルチェンジ、新しいムーブメントを搭載したエントリー機オイスターパーペチュアルが人気モデルとなりました。
チューダーからはブラックベイ58の新カラーのブルーがリリース、また国内にもドレッシーなロイヤルが初展開。
オメガは待望のスティール製スピードマスターキャリバー321搭載機がリリース、シルバースヌーピーアワードモデルも発表され大きな話題となっています。
グランドセイコーも新キャリバー9SA5搭載スティールモデルがグランドセイコー60周年の年に誕生しています。
暗い世の中に、時計の新作情報は明るい光のようで、時計ファンたちを照らしました。
来年は良い年になりますように。
東京オリンピックが開催されますように。
皆さんの日常が元に戻りますように。
サンタクロースにお願いしたいと思います。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京