30代男性にオススメする一生モノの腕時計 8選「黒・3針・デイト・防水性」ロレックス オメガ グランドセイコー
“Lifetime watch” Recommended for Men in their 30s
今回は30代男性にオススメする腕時計です。
しかも「一生モノ」になるモデルをピックアップします。
40代・50代なら運動量や資金的に、また違うモデルをオススメすることになるでしょう。
特別な誰かへ向けてじゃなく、一般的な30代男性へ向けての記事になります。
30歳になったばかりの社会人にも、40歳手前のパパさんにも、オススメできる「金額」「スペック」「デザイン」のトータルバランスでナイスな8本。
現実的な値段で購入でき、長く使うために丈夫さだけではなくメンテナンス環境も考慮し「ロレックス」「オメガ」「グランドセイコー」で絞り込みます。
「いやいや他のメーカーにもあるでしょ?」って声があるかも知れません(コメントください)。
ですが予算100万円以下でシンプルで飽きずに壊れずにずっと長くどんなシチュエーションでも思い出と共に使っていける50年時計はあまり多くないのです(一生ものですからね)。
強くて格好良い時計と言えば、パネライやブライトリングですが・・・どんな時でも着けれますか?
コスパの良いタグホイヤーやセイコープロスペックスにチューダーは、一生飽きずに使えますか?
パテックフィリップなど雲上メーカーほどの予算は30代の一般男性じゃ捻出が厳しいのです。
と言うことで・・・
異論はあるかと思いますがチェックしていきましょう!
ロレックス
安定した人気と資産性も担保された機械式腕時計界のエース。
耐久性もメンテナンス性も精度も優れていて、デザインも普遍的なモデルが多いオールマイティなメーカーです。
ここ15年で定価が高騰しているのが欠点(これは他のメーカも同じ)。
また人気スポーツモデルは店頭には並びません。
デイトジャスト36
Ref.126234 ジュビリー(5 列リンク)ブレスレット 国内定価898,700円
100m防水 36mm(オイスタースチール&ホワイトゴールド) キャリバー3235(パワーリザーブ 約 70 時間 耐磁性ブルー パラクロム・ヘアスプリング、高性能パラフレックス ショック・アブソーバ)
1本目はおそらくロレックスの中で1番売れているモデルだと思う「デイトジャスト」から、オーソドックスで基本のキである36mmケースの126234です。
126234は2019年にリニューアルした新作です、が36mmのデイトジャスト(DJ)は何十年も前からあり馴染みやすいですし、ホワイトゴールドのギザギザベゼル(フルーテッドベゼル)は本当に美しく高級感があります。
ブラックダイアルにバーインデックスと言う絶対に「飽きない」フェイスデザインですので、一生着けていけるでしょう。
こちらはブルーダイアルですが同じ型番。
サイズ感はとってもグッド。
キラキラしたジュビリーブレスレットと堅牢なオイスターブレスレットから選べますが、フィット感はジュビリーの方が上かな。
デイトジャスト41
Ref.126300 オイスター(3 列リンク)ブレスレット 国内定価809,600円
100m防水 41mm キャリバー3235(パワーリザーブ 約 70 時間 耐磁性ブルー パラクロム・ヘアスプリング、高性能パラフレックス ショック・アブソーバ)
2本目は同じくデイトジャストですが、サイズアップして逞しい41mmの126300です。
細い腕の方には少々大きいですが、ガッシリ体型の方にはオススメできます。
126300は2017年にリニューアルしたデイトジャストで最新のムーブメントCal.3235を搭載しています。
上で紹介した126234も同じムーブメントでロングパワーリザーブ、どちらも100m防水なので美しく堅牢なモデルと言えますね。
デイト表示もありスーツでもOK、カジュアルでもOK、文字盤の種類が多いので迷ったら「黒文字盤にバーインデックス」をオススメいたします。
「飽きません」。
エクスプローラー
Ref.214270 オイスター(3 列リンク)ブレスレット+セーフティキャッチ付オイスターロック+イージーリンク 国内定価687,500円
100m防水 39mm キャリバー3132(パワーリザーブ 約 48 時間)
3本目はロレックスのプロフェッショナルモデル 探検家向けの「エクスプローラー(I)」Ref.214270です。
木村拓哉さんが旧モデルを着け大ブレークしたので知っている方も多いモデルです。
昨年末に「購入制限モデル」の対象になったため、1度買ってしまうと同モデルは5年、他の制限モデルは1年間買うことができなくなります。
そう何本も何本も買う方が今回は対象ではありませんので、知識として頭の片隅に置いておいてくだされば・・・・。
さて、国内の正規店で買うには「身分証明書」が必要になります、また欲しいことを店員さんに伝えないとまず手に取ることも難しいでしょう。
人気のないタイミングで探していることを店員さんにお伝えください、何度か通っているうちにエクスプローラーなら出てくるかと思います。
2010年から続くモデルなのでスペックは上でご紹介した2モデルにやや劣ります。
36mmから39mmに大型化したのも私の中では低評価ですが、これが世界のトレンドです。
10年後にはやっぱり39mmで正解だったと私も思うかもしれません。
デイト表示はありませんが、ビジネスシーンでも問題ないでしょう。
視認性が良く格好良い無駄のないデザインに堅牢性もあり、きっとお爺ちゃんになっても素敵に着けられると思います。
もうそろそろモデルチェンジになりそうですけどね。
木村拓哉さんも現行機のエクスプローラーを着けてらっしゃいます。
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オメガ
ロレックスに次ぐ知名度と、ストーリーとヒストリーが裏付ける実力は間違いありません。
スウォッチグループの稼ぎ頭。
ムーンウォッチやボンドウォッチと言えばオメガですね。
定価を超えるプレミアムモデルは多くありませんが、人気はピカ一。
ロレックス同様にここ15年は定価がどんどん上がっていますが、このスペックならまだコスパが良いと言えるでしょう。
AQUA TERRA 150m OMEGA CO‑AXIAL MASTER CHRONOMETER
Ref.220.10.38.20.01.001 国内定価671,000円
150m防水 38mm キャリバーオメガ8800(パワーリザーブ55時間 METAS認定のマスター クロノメーター 15,000ガウス以上の耐磁性能)
オメガの1本目はシーマスターファミリーですがダイバーズウォッチではない日常使いの防水時計「アクアテラ」です。
マスタークロノメーターなる独自の規格をクリアした高精度・高耐磁ムーブメントを搭載し、150m防水にデイト表示を兼ね揃えたイケメン時計です。
木村拓哉さんが、1つ前のモデルのブルーダイアル アクアテラを『BG~身辺警護人~』で着けてらっしゃいました。
2000年代のアクアテラの質感はかなりチープでしたが、最近のモデルはしっかりとしています。
38mm、並行新品相場は40万円程度。
AQUA TERRA 150m OMEGA CO‑AXIAL MASTER CHRONOMETER
Ref.220.10.41.21.03.002 国内定価671,000円
150m防水 41mm キャリバーオメガ8900(パワーリザーブ60時間 METAS認定のマスター クロノメーター 15,000ガウス以上の耐磁性能)
41mmも定価は同じですね。
サイズは体格に合わせて選んでください。
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41mmの方はキャリバー8900でパワーリザーブが少し長め。
とは言え、最近の標準は3日間(金曜の夜はずして、月曜の朝にまだ動いている)なので、どちらも少し足りません。
気にする程ではありませんけどね。
シンプルで強いアクアテラ、おすすめです。
SPEEDMASTER MOONWATCHPROFESSIONAL CHRONOGRAPH
Ref.311.30.42.30.01.005 国内定価605,000円
50m防水 42mm キャリバーオメガ1861(パワーリザーブ48時間 手巻きクロノグラフ)
オメガ3本目は、ムーンウォッチこと現行機のスピードマスタープロフェッショナル311.30.42.30.01.005 です。
間違いなく格好良いのですが、色々と先に確認しておかなくてはなりません。
1つめは「手巻き腕時計」であること。
毎日ある程度決まった時間に巻き上げる必要があります。
巻きの癖をつけると長持ちしますから。
面倒だと感じる人には不向きなんですけど、私は巻くのが大好き(笑)
出勤前にシャコシャコ巻いています。
2つめは「デイト表示がない」こと。
3つめは「42mmと少し大きい」こと(着けるシーンを選ぶかもしれません)。
最後に「プラスチック製の風防」なことです。
サファイアクリスタルガラス風防に比べメンテナンスコストが安いこと、自分でも磨けること、ドーム型で雰囲気が良いことなどがメリットですが、キズがとにかく付きやすい。
ここは覚悟しておいた方が良いですね。
そしてこの中では防水性も少し劣ります。
ですがそこをカバーするくらいの「男のロマン」が詰まっています。
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きっとアナタもムーンウォッチを好きになる!(#speedyjapan)
グランドセイコー
スイス製の腕時計の方が格好良い!なんて言わないで。
今年はグランドセイコーが誕生して60周年。
歴史も品格もあります。
クールで丈夫、2017年にはセイコーから独立したブランドとなった高級国産腕時計の頂点。
日本製なのでメンテナンス環境は万全です。
獅子のGSメダリオンが格好良い!
Grand Seiko Heritage Collection SBGR253
Ref.SBGR253 国内定価440,000円
日常生活用強化防水(10気圧) 37mm キャリバー9S65(メカニカル自動巻3Days パワーリザーブ約72時間(約3日間)) 140.0 g
グランドセイコー1本目は自動巻き3日間パワーリザーブのキャリバー9S65を搭載したSBGR253。
スティール37mmの小径で、どんな時も着けられるオールマイティウォッチです。
ストラップをレザーに替えてドレッシーに使っても良し、10気圧防水があるのでキャンプなんかにも着けられます。
同径37mmのチタンGSですが、サイズ感はこんな感じです。
小さくないでしょ?
ブラック文字盤にバーインデックスは飽きのないイケメンフェイス。
Grand Seiko Heritage Collection SBGA203
Ref.SBGA203 国内定価572,000円
日常生活用強化防水(10気圧) 41mm スプリングドライブ キャリバー9R65(パワーリザーブ約72時間(約3日間)) 150.0 g
*この製品はセイコーフラッグシップサロン、グランドセイコーブティック、グランドセイコーサロンおよびマスターショップ限定モデルです。
グランドセイコー2本目は41mmのスティールケースに、第3のムーブメント「スプリングドライブ」キャリバー9R65を搭載しているSBGA203です。
スプリングドライブ好きや、37mmじゃ物足りない方にオススメ。
流れるように動く秒針(スイープ運針)は、ずっと見ていられそう(笑)
スプリングドライブムーブメント(機械式ともクオーツとも異なる)はシースルーバックから覗けます。
こちらも3日間巻のロングパワーリザーブ。さすがです。
精度はクォーツのようにズレず、エネルギーチャージは自動巻きのように振り子が回ります。
セイコーだけのシステムですね。
スティールの150グラムが重い方には、同じスプリングドライブ キャリバー9R65を搭載したブライトチタン製ケース41mmのSBGA241もあります。
こちらはブレスレットを調整すれば90グラム台!
嘘みたいに軽いです(チタン特有のキズが付く可能性と、定価が10万円ほど上がります)。
軽いことは正義です。
ずっと着けてられますもんね。
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まとめ
いかがでしょうか?
今回は30代の男性に長く使って頂けるように「黒・3針・デイト・防水性」を基本に8モデルを選びました。
予算も100万円以下ですので、ボーナスなどをきっかけに分割しながらゆとりを持ってお支払していただきたい。
結婚される前の方が買いやすいですかね(私は結婚してからなかなか欲しい時計が買えません・・・)
耐久性と共に磁気から時計を守る耐磁性も最近は注目されています。
オメガは特に優れていますね。
もう1つ、スタンダードになるつつあるのが 3日巻のロングパワーリザーブ。
止まってしまうと時間の調整が面倒だったりしますので、長いに越したことはありません。
そして飽きのこない文字盤カラーはブラック、次いでシルバー・ホワイト、最近のトレンドはブルーとグレーです。
インデックスもバーが1番飽きず、次いでドット、最後にアラビア数字・ローマ数字となっています。
一生モノの腕時計、上でご紹介したモデルたちは間違いないです。
この他にもオススメがあればコメントよろしくおねがいいたします。
それではまた!
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#ZENMAIのココ東京
参考になりました!
問い合わせですが、「一生もの」とありますが、本文中にも
「50年時計」とあるように、「一生もの」とは、期間で言えば
「50年」という意味でしょうか!?
お返事お待ちしています。
どうぞ宜しくお願いします。
こんにちは。一生モノの定義は難しいですが、ここでは50年は稼働可能として見ております。実際に1970年以前のグランドセイコーやデイトジャストは現在も腕時計として動いておりますし、デザインも大きく変わっておりません。スピードマスタープロフェッショナルも同様で、60周年記念も素晴らしいモデルがリリースされました。唯一アクアテラは近年のモデルですが、より堅牢で高精度に製造しておりますので50年以上使えるでしょう。ただし、どんな物でも扱い方で大きく変わります。個体の寿命は使い手次第だと思います。大切に丁寧に使わなければ現行モデルも10年でボロボロなんてのもざらですね。そしてセイコー、オメガ、ロレックスであれば、修理などメンテナンス環境が整っていることでしょう。50年後も潰れてないでしょうしね。
お問い合わせです。
本文中に「一生モノ」の腕時計と記載されていますが、、、
これは、30代の方に書かれた文章ですので、30代の方が腕時計を購入して、一生モノとして、
ずっと所有できるという意味では、40年くらいは所有できるという意味ですよね!?
お返事お待ちしています。
どうぞ宜しくお願いします。
もう1点、恐らくですが・・・私もまだ40代ですのでハッキリとはわかりませんが・・・60代になると「重い」「大きい」は毎日着ける時計としては厳しいと思います。ですので、子供に譲っていくのも1つの手段ではないでしょうか。また手放してクラシカルなモノに買い替えても良いと思います。買い替えられる価値が続くメーカーがロレックスであり、グランドセイコーであり、オメガであると思いオススメに挙げています。