【レビュー】ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ 4500V/110A-B128 2016年最新作 ブルーのため息
Vacheron Constantin Overseas 4500V/110A-B128
昨年2016年の新作で、41mmにリニューアルしたヴァシュロンコンスタンタンのラグジュアリースポーツ「オーバーシーズ」4500V/110A-B128。
特徴だったマルタ十字を2つ重ねた8つのベゼルデザインが、6つに変更になったのが1番の見た目の「違い」ですかね?
カクカクしていたフォルムも、優しい丸みのあるラインになり「222」をオマージュしているのだと思われます。
三大ブランドのラグジュアリースポーツの中で唯一ジェラルドジェンタ氏がデザインしなかったモデルであり、現存数が少ないため「幻のモデル」となっています。
222とはヴァシュロンコンスタンタンのブランド誕生222周年から取られており、オーヴァーシーズのベースにあたる存在ですね。
4500V/110A-B128
4500V/110A-B128
素材:ステンレス
ケース径:41mm
機能:デイト表示
ムーヴメント:自社開発ムーヴメント Cal.5100
パワーリザーブ: 60時間
その他: ジュネーブシール、シースルーバック
国内定価:2,484,000円
はい、それでは新型オーヴァーシーズ41を見ていきます。
ブルーがとても奇麗ですね~。ため息が出そう。
ケース径41mmは現代のラグジュアリースポーツの基本サイズ。
ロイヤルオーク15400STも41mm、ノーチラス5711/1Aは40mmですが耳を入れると43mmくらいありますね。
もうアンダー40mmは流行らないのかも知れないです。
パワーリザーブが60時間と長めなのも好ポイント。
もう新作が50時間以下だと「え?」と感じてしまうほどです。
今後はもっと「薄い」と「長い」が両立するようになると良いですね。
オーバーシーズ The Hour Club
ギャランティーカード
裏面。
ディフォルトでスティールブレスレット、レザーストラップ、ラバーストラップが用意されていて、ワンタッチで交換が可能なのはリシュモンスタイルで良いですね。
その分、定価がやや高め。
ステンレススティール・ブレスレット、ポリッシュとサテン仕上げの半マルタ十字リンク2本の付属ストラップ:1本目は手縫いブルーのミシシッピ・アリゲーターレザー、ラージ・スクエア・スケール、ブラックのヌバックにパンチング模様を施したライナー2本目はブルーのラバー
ステンレススティール-直径41mm x厚さ11mm
磁気から保護する軟鉄製ケース・リング
ねじ込み式リュウズ
サファイアクリスタルのシースルーケースバック
15気圧(約150m)防水
11mmの割に見た目はもう少しガッシリしている感じです。
ブレス仕様だと意外に重たいです。
160グラム。
キャリバー5100
ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発・製造
22Kゴールド製オーヴァーシーズ・ローター
パワーリザーブ 約60時間
振り子の中央が格好良い。
マルタ十字が刻印されたステンレススティール製プッシュボタン式トリプルフォールディングクラスプで固定されたステンレススティール・ブレスレット
キレイですけど、デザイン的にはどうなんだろう?
ストラップ交換が容易なインターチェンジャブル・システム
エナメルのようなブルー。
透明なブルーラッカー、サンバーストサテン仕上げ(ベース部)、ヴェルヴェット仕上げ(フランジ部)
白い蛍光塗料を施した18Kゴールド製インデックス、時針、分針
いつからか文字盤のヘリに60秒のスケールが刻まれていますね。
前モデルはありました、その前はあったかな?
まとめ
いかがですか?
ノーチラスでもない、ロイヤルオークでもない、まだ出回ってない極上の一品。
他の方とは被りにくいラグジュアリースポーツ「新オーバーシーズ」。
顔は丸くなりましたが、海を越えていくロマンはそのまま。
TPOでストラップを変えて楽しめますし、三大ブランドだし。
ノーチラスのタペストリー、ロイヤルオークのグランドタペストリーとは違い「ヌルん」とした文字盤の好き嫌いが分かれているかも知れません。
素敵ですよ!
では。
#ZENMAIのココ東京