
【2023年新作】ZENMAIが 2023年10月~12月 腕時計の新作を振り返る
Looking back on the new watch in 2023
恒例の新作振り返りブログ記事です。
今年は新作記事が非常に多かったので1~3月、4~9月、そして今回の10~12月と3回に分けて振り返りを行います。
1番盛り上がるのはウォッチズ&ワンダーズがある3月でしょう。
皆の知りたいロレックスやパテックフィリップの新作がドド~ンと発表されますからね。
上が1~3月の目玉新作、下が4~9月の目玉新作ですよ。
覚えてらっしゃいますか?
皆さんも、もう数が多すぎて忘れちゃったモデルもあるんじゃないかな?
ってことで、10月以降に発表された今年の新作モデルたちを一緒に思い出しながら振り返っていきましょう。
もちろん全部じゃないですよ、私の好みでピックアップしますので、予めご了承ください。
10月
セイコー
10月トップバッターは最近人気のシリーズ、39mmのソーラークロノグラフ プロスペックス スピードタイマーから新色のグリーンモデル SBDL107 が発表されました。
搭載ムーブメント キャリバーV192は、フル充電でパワーリザーブは半年間、凄い!
国内定価は74,800 円ですが、量販店では割引で予約販売されておりポイントなど換算すると実質55,000円で入手可能ですね。
同じくセイコー プロスペックスから新しいGMT機能付きムーブメント キャリバー6R54を搭載した新作が登場。
フィールドマスター SBEJ015 は、ナビゲータータイマーの復刻モデル、38.5mmのスティールケースに、GMTキャリバー6R54を搭載、回転ベゼル付き。プロスペックスの「X」マークが無いのが良いですねw
ナビゲータータイマー 復刻デザイン限定モデルのフィールドマスター SBEJ015 は
世界限定4,000本(うち国内:500本)、セイコーグローバルブランドコアショップで販売され、国内定価は209,000 円となっております。
更に続きます。セイコープロスペックスからランドマスター30周年記念限定モデルが登場。
プロスペックス SBDX059 は42mmのチタン製ケースに自動巻きキャリバー8L35を搭載、200m防水、耐磁性能もあります。世界限定1,000本(うち国内:200本)、国内定価は335,500 円となっております。
プロスペックスからまだまだ続きます。1968 メカニカルダイバーズに新しいGMT機能付きムーブメント キャリバー6R54を搭載した “Save the Ocean” 限定モデル第2弾が登場。
42mmのスティールケースにはキャリバー6R54、パワーリザーブは72時間、防水性は200m、セラミック製のベゼルディスク、氷河をイメージした白銀の綺麗な文字盤。
SBEJ019は世界限定1,500本(うち国内200本)、214,500円となっております。
グランドセイコー
グランドセイコーから36.5mmと言う小振りな44GSケースに新色が登場。
耐磁性能もあり10気圧防水、72時間ものロングパワーリザーブを誇る手巻きムーブメント キャリバー9S64を搭載。
直線的な放射型打ち模様が特徴の文字盤、SBGW297(シルバー)SBGW299(ブルー)の国内定価は693,000円。
ブライトリング
ブライトリングから爽やかなブティック限定モデルのナビタイマー B01 クロノグラフ 41mm AB0139A71G1P1 が登場。
41mmのスティールケースにブライトリングのマニュファクチュールムーブメント 自動巻き キャリバー01を搭載、パワーリザーブは約70時間、防水性は30m。
レザーストラップ仕様(AB0139A71G1P1)の国内定価は1,111,000円、スティールブレスレット仕様(AB0139A71G1A1)は1,160,500円となっています。
ロンジン
ロンジンからは、フライバッククロノグラフムーブメント キャリバーL791を積んだ新作ロンジン スピリット フライバック クロノグラフ 42mmに、チタン素材の新作が登場。
サンレイが美しいブラック文字盤で、バリエーションはチタンブレスレット仕様のL3.821.1.53.6が809,600円、引き通しのNATOストラップ仕様のL3.821.1.53.2が760,100円となっております。
ゼニス
ゼニスより人気のクロノマスター スポーツにブルー文字盤が追加ラインナップ。
03.3114.3600/51.M3100はセラミック製ベセルではなく、スティール製のポリッシュベセルになっています。
41mmのスティールケースには毎時 36,000 振動 60時間パワーリザーブ のムーブメント キャリバーエルプリメロ3600を搭載。国内定価は1,331,000円。
ライカウォッチ
カメラでお馴染みのライカ(Leica)から、機械式腕時計の新作が登場。
新作ZM11は、41mmのケースにキャリバーライカ LA–3001を搭載、スイスのクロノード社(元IWCの方が2005年に創業したムーブメント会社)との共同開発したムーブメントだそうです。
60時間のパワーリザーブ、100m防水。
価格が未だにわかりません・・・
タグ・ホイヤー
タグ・ホイヤーから今年新登場したキャリバーTH20-00を搭載するクラシカルなデザインのグラスボックス・カレラに、18Kイエローゴールド無垢のCBS2240.FC8319が追加ラインナップ。
スペックはスティールモデルと変わりなく39mm、80時間のパワーリザーブを持つ新キャリバー TH20-00を搭載、ベゼルレスで独特なフォルムのケース、ドーム型サファイアクリスタルが最高です。
国内定価は2,695,000円。
カレラ60周年記念モデルの集大成と言った存在でしょう。
オメガ
オメガから発表された新しいシーマスター プラネットオーシャン 600m コーアクシャル マスタークロノメーター GMT 215.92.46.22.99.002 の特徴は、聞いたことないですけどシリコンナイトライド セラミック製のケース。
普通のセラミックケースより更に軽いんですね。
45.5mmもある大型ケースですが重量はわずか 107g、通常のセラミックケースの同モデル(215.92.46.22.01.001)は138gとなっているので、手に取ればその違いがわかるでしょう。
G-SHOCK
カシオ G-SHOCKから今年生誕40周年のG-SHOCKと、吉田カバン PORTERと限定コラボレーションモデル GM-B2100VF-1AJRがリリースされました。
ベースとなるのはフルメタルの 2100シリーズ。ブラックにコーティングされたエイジングスティールが格好良いですね。
価格はバッグとセットで184,800円。
11月
ゼニス
ゼニスよりNFL史上最高のクォーターバックと称えられるアーロン・ロジャース選手のシグネチャーモデルが登場。
ブランドアンバサダーでもあるアーロン・ロジャース選手のシグネチャーカラー「グリーン」を大胆に使ったクロノマスター スポーツ 41mm 03.3117.3600/56.M3100 は250本限定、国内定価は1,529,000円となっております。
グランドセイコー
グランドセイコーから生産終了したSBGW235の後継機が登場。
新作SBGW305は真っ白ではなく真っ銀一色になり高級感が増したような気がします。
SBGW305は搭載ムーブメントは同じ、3日巻き手巻きムーブメントのキャリバー9S64、ケースサイズ37.3mm、国内定価は715,000円。
セイコー
東京オリンピック2020年スケートボード男子ストリートのゴールドメダリスト 堀米雄斗さんとセイコー5が3回目のコラボレーションです。
GMT機能を搭載したキャリバー4R34がセットされ、ブルーとパープルの2トーンベゼルが目を引きます。
コラボ第3弾 SBSC015 セイコー5スポーツ 73,700円 限定2700本。
セイコー プロスペックスから来年の「セイコーブランド誕生100周年」を祝ってプロスペックス マリンマスターに新型が登場、年末に一足早く先行販売が行われました。
レギュラーモデルの SBEN007 ブルーと、記念の限定モデル SBEN005 ホワイトです。
レギュラーモデルと限定モデルのスペックは同じで、今年リリースのファーストダイバー復刻モデルSBEN003にも搭載された新生ムーブメント キャリバー6L37をセット、パワーリザーブは45時間なのでそこそこですが、ダイバーズウオッチ用に新開発したムーブメントで衝撃に強いそうです。
39.5mmスティールケース、厚さは12.3mm、200mの空気潜水用防水。
海外ではブラックの展開もあります。
セイコー プロスペックスから新作スピードタイマー メカニカルクロノグラフ SBEC023が登場。
こちらは「SEIKO」ブランド100周年記念の限定モデル。
42mmのスティールケースに、プレザージュなどでも採用されている自動巻きクロノグラフムーブメント キャリバー8R48を搭載。
約45時間のパワーリザーブ、日常生活用強化防水(10気圧)のスペックとなっております。
100周年記念モデルは限定1000本(うち国内は150本)、国内定価は385,000円。
スピードタイマーがクオーツで敬遠してた方には機械式のSBEC023は刺さるかも知れません。
G-SHOCK
カシオ G-SHOCK から40周年記念の今年2023年の最後を締めくくるフルカーボンモデル GCW-B5000UNが登場。
重さなんと65グラム。
ブラックカラーのGCW-B5000UN-1、パープルカラーのGCW-B5000UN-6、価格は297,000円となっております。
G-SHOCK生誕40周年を記念してドリームプロジェクト第2弾、世界に僅か1本のみ製造されたG-D001。
AIと人間の合作と言う、また新しいコンセプトモデルですよね、若手が企画しベテランが補佐したカシオ G-SHOCKを代表する凄いモデルが誕生しました。
フィリップスオークションでチャリティーですが、約5800万円で落札されるというビッグプロジェクトとなりました。
IWC
IWCの人気カテゴリー「パイロウォッチ」に新シリーズ パイロット・ウォッチ・パフォーマンス・クロノグラフ 41 “AMG” が登場。
素材・ストラップで4つのバリエーションが用意されました。
ベゼルが黒くなることで印象がかなり変わりますね。
パテック・フィリップ
パテック・フィリップからアクアノート初のミニット・リピーターが女性向けにリリースされました。ゴージャス。
アクアノート ルーチェ “レインボー” ミニッツ リピーター ハイジュエリー Ref. 5260/1455R-001 は、在庫が限られているため、ジュネーブ、パリ、ロンドンのパテック フィリップ サロンのみで販売されます。
価格は、アクアノート ルーチェ “レインボー” ミニッツリピーター ハイジュエリー ストラップ仕様 Ref. 5260/355R-001が 830,000CHF(約140,505,000円)、
アクアノート ルーチェ “レインボー” ミニッツリピーター ハイジュエリー Ref. 5260/1455R-001は 2,500,000CHF(約423,205,000円)となっています。
H.モーザー
H.モーザーから大人気のラグジュアリースポーツモデル ストリームライナー にマイクロローターがセットされた新ムーブメント キャリバー HMC 500を搭載したストリームライナー スモールセコンド ブルーエナメル 6500-1200が登場。
今回のスモールセコンドモデルの文字盤はなんとアクアブルー フュメ「グラン・フー」エナメル。独特な形状のエナメル文字盤にはH.MOSERのロゴがありません。
シースルーバックから覗けるキャリバー HMC 500はパワーリザーブ 74 時間。マイクロローターは初めて採用されたそうですよ。お値段は29,900 スイス・フラン(約5,065,300円)。
フランク・ミュラー
フランクミュラーから、あのブラックカスタムで有名なBAMFORD WATCH DEPARTMENT(バンフォード ウォッチ デパートメント)と、ピーナッツの有名キャラクター「スヌーピー」とのトリプルコラボレーションモデルが登場。スヌーピーファン必見ですね。
ベースモデルはフランクミュラーのクレイジーアワーズ 7880CH、そこにミッキーマウスウォッチのように両腕が短針・長針になったスヌーピーがドーンと文字盤に鎮座します。
7880 CH PNTS BCは 36 x 50.4mmの真っ白なチタンケース(ホワイトPVDコーティング)に、クレイジーアワーズムーブメントMVD FM 2800-CHRを搭載しています。バンフォード ウォッチ デパートメントのオンラインショップで販売中で、価格は540万円ちかいです。
ロンジン
ロンジンから、36mmと42mm展開だった人気モデル レジェンドダイバーに39mmのグッドサイズが新登場。
キャリバーL888を搭載していますが日付なしなのが更にグッド。安いし文字盤の雰囲気も良いし、パワーリザーブも長め、クロノメーターで、キャリバーL888は耐磁性のシリコン製ヒゲゼンマイを採用していて、防水は300m。最高ですね。
12月
オーデマ・ピゲ
オーデマ・ピゲからアメリカ ヒューストン出身の大人気ラッパー トラヴィス・スコットとコラボレーション。
トラヴィス・スコット x オーデマ・ピゲのビッグネーム・コラボ 26585CM.OO.D301VE.01 ロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー オープンワーク “カクタス・ジャック” は、限定200本で価格は178,000 スイス・フラン(約30,088,800円)。
トラヴィス・スコットさんをイメージするカラー「ブラウン(ダークモカ)」を起用したセラミック製ケースが印象的。
オープンワークの文字盤には、カクタス・ジャックのロゴやスマイルマークもありますね。フォントもカクタス・ジャック仕様で可愛らしい。
ゼニス
ゼニスから全身ピッカピカの鏡と化したデファイ エクストリーム クロノグラフが登場。
デファイ エクストリーム ミラー 03.9102.9004/90.I001は45mmのミラー仕上げのスティールケースで、結構大きくインパクトがあります。国内定価は3,333,000円。
ブルガリ
ブルガリから、アルミニウム ビジョン グランツーリスモが登場。
PlayStationのゲームソフト「グランツーリスモ」から派生した規格で、自動車メーカーがグランツーリスモ(ゲーム)の選手のために、ゲーム用に新しいスポーツカーをデザインするのが「ビジョン・グラン・ツーリスモ プロジェクト」なんですが、そこにブルガリが参加してクルマと腕時計が誕生しました。
どちらもお値段693,000円、ブラック(チャコールグレー)が1200本、イエローが500本の限定販売となっております。
セイコー
「タキシン」ことヴィンテージウォッチを愛する滝沢伸介さん率いる「ネイバーフッド」と、セイコープロスペックスのコラボレーションモデルが12/15にリリースされました。
プロスペックス ダイバースキューバ SBDJ059 は、更にシンプルなカラーリングで「武骨」さが強調されました。ムーブメントにはソーラークォーツのキャリバーV157を搭載、セカンドウォッチに良いスペックです。本格仕様の200m潜水用防水で、ケースの大きさは42.8mmとかなりゴツめ。
ブラックコーティングされたスティールブレスレットとポリエステル替えバンドを楽しめます。セイコーウォッチサロンとネイバーフッドなどで購入可能で、価格は106,700円、1200本限定です。
IWC
IWCから、来春公開予定の映画「アクアマン 失われた王国」 とコラボレーションした限定モデルを2種リリース。
アクアタイマー・パーペチュアル・カレンダー・デジタル・デイト/マンスは49mmの超巨大モデル。ケースはブラックセラタニウム製で厚さは19.4mmもありますが、きっと丈夫で軽いのでしょう。
セラタニウムはIWC独自の素材で「チタニウムの軽さと堅牢性、そしてセラミックに匹敵する硬さと耐傷性能を兼ね備えた素材」とされています。各25本限定でそれぞれ8,387,500円。
まとめ
いかがでしょうか?
「【2023年新作】ZENMAIが 2023年10月~12月 腕時計の新作を振り返る」でした。
10月からの3ヶ月はけっこう淡白でしたね。
もう既に2024年に向けて各社動き出しているせいか、そこまで凄い驚く新作も無く、ホリデーシーズン年末商戦にはもっと早く発表しなきゃいけないんでしょうね。
4~9月が非常にボリュームありましたので、来年やる時は4回に分けようと思います(コレが忘れちゃうんだけど)。
2023年の新作もここに収まらないくらい、もの凄くたくさんのモデルが各メーカーから発表されました。
私個人的にはロレックスが凄かったな~と思いました。オーデマ・ピゲもロイヤルオーク50周年を終えて少し鎮静化するのかと思いましたが今年も様々なホットなモデルを発表してくれましたね。トラヴィス・スコットモデルがかなり強烈。
オメガやパテックフィリップは何だか印象が薄かったようです。
G-SHOCKも40周年で色々面白いものが多かったですね。私はフロッグマン「ヤドクガエル」を買えて大満足。
ブランパンもフィフティファゾムス70周年で話題になり、スウォッチともコラボレーションを果たしました。
ブレゲのタイプXXも新作が登場、ルイヴィトンからは本格派のラグジュアリースポーツモデルがリリースされ今私が1番触ってみたいモデルとなっています。
IWCからもインヂュニアの新作が販売されかなりの高評価のようですね。
皆さんは今年の新作は買いましたか?
どんなモデルをゲットしたのか教えてください。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京