オススメ4モデル「冬のボーナスで腕時計を買おう!」2019年にオススメしたモデルを振り返る【2022年】
If you receive a winter bonus, let’s buy a watch!
2年ぶりの「「冬のボーナスで腕時計を買おう!」2019年にオススメしたモデルを振り返る」です。
2019年の冬のボーナス時期(12月末)にオススメした4本の時計を、翌2020年では相場がどう変化したのかチェックしましたが、昨年はすっかり忘れて2年ぶりとなりました。
ね~、タイミングが悪い(笑)
昨年末だったら、こんなに相場が変わりましたよ!って内容で書けましたが、今年はねぇぇ・・・特に現在は相場が悪いのです。インパクトの無い内容になるかも知れません。
でも流石にオススメした2019年と比較すれば、まだまだ下がっていないとは思います。
あの時オススメしているので、下がっているわけにはいかないのだ!
1.オーデマ・ピゲ 15500ST.OO.1220ST ロイヤルオーク41mm
まずオススメした1本目は、2019年の新作ロイヤルオーク 15500STです。
前作15400STと同じ41mmですが、自動巻きキャリバー4302へとムーブメントを変更しています。
発売当時国内定価は2,200,000円でしたが、現在は2,365,000円に上がってしまいました。
と、2020年のブログを引用しながら現在の相場をチェックしていきます。
国内定価がさらに上がっており、現在は3,190,000円。
2019年から3年で100万円も定価が上がるって信じられませんね・・・。
コスト高に円安と最悪な時期です。
ただ定価で欲しくても買えないというオマケ付き。
とても良いモデルですので、オススメはしたいのですが・・・
こちらは2019年12月のChrono24。
15500ST系ではグレー文字盤が1番安かったですね。
「TOP」のタグが付いているのはお金を払って1番先に表示するサービスを利用した投稿です。
2019年の最安値は税抜250万円でした。今見ると安い!
それでも当時の定価以上。
こちらが2020年12月。
最安順にソートすると黒文字盤とシルバー文字盤が出てきました。
グレーより数が多いのかな。
最安値も税抜300万円からスタートと、1年で相場を50万円も上げています。
そしてこちらが現在2022年の15500ST。
最安掲載は2021年の保証書付きグレー文字盤。
税抜で490万円!
中古ですが、定価の約1.6倍・・・元々スティールの3針モデルに300万円?って言うくらい高級モデルなのにプレミアム価格。
2019年に背中を押されて買ってくれた方いらっしゃったかな?
当時のプレ値の300万円で買っててもまったく損していません。
新品未使用品の相場を価格ドットコムのグラフから見てみますと現在は約900万円。
いやいやいや・・・中古との差がかなり大きく開いていますね。
一時期1000万円ちかくまで上がっているのも凄いですけどね。
因みにブルー文字盤は高過ぎてオススメできません。
こちらは楽天市場です。
まだ500万円台で販売されていますが、数が多いのでもう少し時間が経てば400万円台になるでしょうか。それでも充分高いですけど。
2.オメガ 310.20.42.50.01.001 スピードマスターアポロ11号 月面着陸50周年記念
2本目はスピードマスターアポロ11号 月面着陸50周年記念モデル 310.20.42.50.01.001です。
コーアクシャル脱進機搭載のキャリバー3861、限定本数は6,969本、国内定価は1,133,000円。
限定とは言え7000本近いのと、定価が100万円オーバーなので爆発的には人気となっておりませんが、作りは非常に良かったです。
個人的にはブレスレットが特別格好良く感じました。
こちらも定価が上がり現在は1,320,000円。
6969本もあるのに完売ですからね、スピードマスターの人気も上昇中。
2019年の新作でしたが・・・2019年の12月では国内定価以上の相場になっていました。
が、2020年12月には相場が下がっています。
やっぱり限定数が多すぎたかな?
しかし・・・
ジャ~ン!
現在は税抜180万円が最安値!
かなり出世しましたね。
文字盤デザインも格好良いし、ブレスレットの形状もイケています。なによりアポロリミテッドが出なくなってきたので、新キャリバーのこちらの評価が上がってきたのかも知れません。
2019年にオススメしつつ、2020年では下がっていたのでちょっと心配しましたが・・・
現在は高評価モデル。
一安心(笑)
3.ロレックス 226659 ヨットマスター42mm
3本目は新作ヨットマスター 226659で、新キャリバー搭載、ホワイトゴールドケースは42mmと大型化しています。。
おそらくアクアノートのホワイトゴールドケースを意識しているんだろうと思いますが、コレは実物が非常に非常に良かった。
ロレックスを見直しちゃいました。
しっかりした重さと、美しいケース、シックですがスポーティで視認性の良い文字盤。
当時の国内定価は2,940,300円(2020年1/1に変わり現在は3,052,500円)。
高級モデルですが、更にプレミアム価格になっていますね。
新作だってのもありますけど、本気で一生モノの腕時計だと思います。
そしてロレックスです。
12月に入り新宿GMTさんのセールは目を疑うほど安価なものが数多く並びますが、それでも完売しにくくなっているのがロレックス含めプレミアム価格が付いた時計たち。
相場がだいぶ落ち込んでいます。
私の予想では2021年の年末くらいまでは下がるかな?なんて思っていましたが、気付けば2020年の年末くらいをゴールに突き進んでいる感じがしますね。
デイトナ黒なら300万円、こんな感じでしょうか。
で、ホワイトゴールドのヨットマスター42です。
今年の新作にファルコンズアイ文字盤とイエローゴールドのYM42がラインナップし話題になりましたが、さてさてノーマルモデルの226659の相場はどうなったかな?
2022年の9月に国内定価は3,516,700円に改訂されました。
こちらは2019年のChrono24。
当時の定価294万円を少しだけ上回る税抜310万円ほどから掲載されていました。
そして2020年。
あまり変わっていませんね。
で、2022年・・・
個人出品を除けば最安は税抜387万円、新品394万円と、どうでしょう2020年よりは高くなっていますか。
楽天市場を覗くと中古で410万円くらいからと、Chrono24と同じような相場ですね。
4.ロレックス 新シードゥエラー43mm 126600 初期モデル「ノークラウン」
4本目は2017年の新作シードゥエラー43mm 126600の中古品になります。
やや稀少性が増してきていて現行機なんですが文字盤が現行機と違うんです。
「王冠なし」の旧文字盤、コレね「今のうち」に買っておいたらどうでしょう?と言う話です。
新古品を探しても良し、普通に中古品でも良し、保証書付きにしましょう。
当時の国内定価は 1,197,900円(2020年1/1に変わり現在は1,230,900円)。
中古相場は140万円くらいからでした。
さて、最近あまり聞かなくなった「ノークラウン」のシードゥエラー43です。
ノークラウンにはあまり関係ありませんが現在の126600の国内定価は1,533,400円と、2019年時に比べると34万円も上がっています。
少しだけレアな文字盤、ノークラウンの相場をチェックしてみましょう。
こちらがオススメした2019年の相場。
およそ140万円(税抜)からの掲載でした。
定価に比べれば少し高い程度で、王冠なしの認識も薄い時代ですね。
で、2020年。
ロレックス全体の相場が上がったことでノークラウン(2017年で絞ってます)の相場も上向き。
そして最後、おちらが現在2022年のChrono24。
微妙ですが税抜178万円程から掲載されています。
2017年製造で絞っていますが5年も経つので中古は状態もかなり差があるでしょう。
なんやかんやで下回っていませんが、そこまでオススメじゃなかったのかも知れません。
2019年に私のオススメで購入された方いらっしゃいますか?まだ使用されていますか?
スミマセン、まだこれからです!
4モデルどれも価値を下げていませんね。
なかなかなオススメだったと思います。
中でもロイヤルオークとシードゥエラーは「当たり」だったのではないでしょうか。
我ながら良いオススメでした。
今回も4本とも何とか価値を下げていませんでした。
良かった。
ちょっと相場の動きが下向きなので、次回大きく結果が異なるかも知れません・・・
まとめ
今年も「冬のボーナスで腕時計を買おう」とは大声で言えないくらい状況が悪いです。
景気もそうですが腕時計のマーケット相場が落ち込んでいます。
それなのにコスト高や円安で国内定価は上がる一方。
時計ユーザーが減らないことを祈ります。
今年はロレックスからレフトハンドモデルが出たり、パテックフィリップのノーチラスからは新型5811が出たり、オーデマピゲのロイヤルオークは50周年だったりと時計の新作には話題が尽きませんでした。
ワールドカップもあり、スター選手の腕時計も注目されました。
暗い世の中に、時計の新作情報は明るい光のようで、時計ファンたちを照らしましたね。
来年こそは良い年になりますように。
皆さんの日常が元に戻りますように。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京