2021年1月 ロレックス 人気モデルの相場をチェック!GMTマスター 16700
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人気モデルの相場を追うシリーズから、今回は1999年に生産終了したGMTマスター 16700です。
最後のGMTマスター「I」となった リファレンス16700、ご存知の方が多いと思われますが、GMTマスターはかつて2機種販売されていました。
回転ベゼルで第2時間帯を表示させるGMTマスターと、短針独立可動で第3時間帯まで表示可能な上位機種GMTマスターIIです。
(エクスプローラーの上位機種エクスプローラーIIもGMTマスターIIと同じムーブメントを採用していた時期があります)
結果的に下位機種のGMTマスター(16700)は1999年に生産終了となりましたが、日付のクイックチェンジが可能なグッドポイントで現在でも支持されているモデルなんです。
16700のベゼルディスクは2カラーあり、「ペプシ 青/赤」と「黒」。
90年代~2000年代半ばまでは「黒」の方が人気がありました。
GMTマスターよりサブマリーナーの方が人気があり、サブマリーナーより安かったGMTマスターを買う方がサブマリーナーに似た黒いベゼルを支持したからです。
今とまったく逆、ペプシの方が安く売ってたため、ペプシを買いロレックスでベゼルを交換して使う方たちまでいたのです。
人の好みは時代で大きく変わりますね。
90年代は下位機種に当たるGMTマスターは金無垢やコンビネーションモデルは存在しません。
私は金を使わないモデルが好きです。
武骨でベーシック、プロフェッショナルツールとして道具感があり、華美でなく男らしいからです。
エクスプローラー、エクスプローラーII、GMTマスター、サブマリーナーノーデイト、シードゥエラー。
男臭いですよね(シードゥエラーは最近ロレゾールがラインナップされちゃいました)。
16700のスペック
製造期間
1990年~1999年
ムーブメント
キャリバー3175
パワーリザーブ48時間
100m防水
ステンレススティール
40mm
両回転ベゼル
それでは現在の中古マーケットから相場をチェック。
Chrono24を覗いてみました(Chrono24は税抜き表示)。
既に保証書付の個体は130万円ちかい値段からのスタートです。
条件・状態に寄っては150万円オーバーも当たり前になりそう。
昨年の1月に比べると1割くらい上がった感じです。
安くはないですが、それでもどんどん上がっていきますので、買うなら早い方が良さそうです。
まとめ
いかがでしょうか?
アルミのベゼルディスクは色が抜け(退色)ビンテージ感を楽しめます。
ケース横にはブレスレットを繋ぐバネ棒用の横穴があり、98年Uシリアル前半くらいまでは「トリチウム夜光」なので、こちらもセミビンテージを楽しめるポイントです。
シングルバックルもありますし、なかなかオススメ。
定期的に相場をチェックしていきます。
それでは!