
【黒サブ】ロレックス 16613 サブマリーナーデイト トリチノバ YGロレゾール 40mm Cal.3135
Rolex 16613 Submariner Date Black Steel & Gold
今回はイエローゴールドとスティールのコンビネーション「イエローロレゾール」のサブマリーナーデイト Ref.16613「黒サブ」です。
同時期に活躍した「青サブ」の陰に隠れていた渋いコンビサブで、好きな人には熱烈に愛されていると思います。
黒に金。間違いないですよね。
さて、5桁のサブマリーナーデイトには新旧ありまして、区切りはおよそAシリアルあたり。
ブレスレットが更新され、フラッシュフィットの形状やバックルで見分けができるんですけど、ご存知でしょうか?
こちらは旧タイプ。
パッと見の真正面画像は新も旧もわかりません。
良く見ると、フラッシュフィット(時計本体とブレスレットをつなぐパーツ)に段があるのがわかるでしょうか?
コレだと古いんです。
バックルもスティールオンリーでなんかダサい。
逆に枯れ専には好まれるヴィンテージ感ですけどね。
旧タイプにはブレスレットナンバー93153が、Aシリアル以降の新タイプには93253が装着されています。
バックルにもゴールドが使用されている方がリッチな感じがしますから。
折角のロレゾールなんですから高級感は欲しいですね。
Chrono24を覗いてみました。
付属品や状態なんかで結構上下しますが20年落ちの個体なら100万円以下で見つかりそう。
まぁ、旧タイプの方が安いなら、それはそれで良いのかも知れません。
40mm、300m防水、Cal.3135。
新でも旧でもスペックは同じ。
オジサンになって見てみるとコレはコレで格好良いんだよな。
やはり黒に金はよく合います。
で、よく見るとトリチウムのTの文字があるんですけど・・・
光っちゃう。
実際はルミノバ夜光って言うね、Uシリアルによくある「トリチノバ」ってタイプです。
この時期だけの珍しい仕様なんですけど、あまり好まれてない様子。
完全にトリチウム夜光の方が良い!って方や、ルミノバ夜光なら新タイプのブレスレットが良い!って方が多いのでしょう。
サイドビュー。
歴戦の勇者のようにキズ跡が無数に。
誇らしくも感じますが、キズは少ない方が価値は高いはず。
ケースサイドの穴(ラグの横の穴)もセミビンテージ感が漂います。
ケースの厚みは約13mm。
堅牢な防水時計なので仕方ありません。
金を使っていますが、スカスカの中空タイプで重くはありません。
約140グラムですのでフィットさせていれば私の様な細腕のオジサンでも1日耐えうる重さですね。
コレ着けて潜る人は少ないでしょうけど、ダイバースーツを着ていても瞬時に対応できるエクステンションパーツ付き。
視認性の良い夜光インデックス。
黒文字盤にはゴールドレター。
遠目で見ると見づらいけどね。
金の針、金のインデックス。
格好良いな。
ベゼルもリューズも金です。
豪華。
フラッシュフィットの段。
こまかい部分ですけど、たったコレだけで全体的な高級感に差が出ます。
打った傷跡。
長く使ってれば仕方ありませんし、何度も何度も研磨は出来ません。
私はあまり気にしませんが、売却する際にはチェックされちゃいます。
いかがでしょうか?
次世代機のサブマリーナーデイトが誕生すれば、旧モデルから旧々モデルになります。
よりセミヴィンテージへと足を踏み込みますし、Uシリアルの特徴でもあるトリチノバなんて10年後20年後には評価されちゃっているかも知れません。
現時点では新タイプのバックルの方が人気ですけど。
キズが少なくブレスレットのヨレも少ないグッドコンディションのグッドプライスな個体に出会えましたら、是非1度手に取って見て下さい。
意外に渋い。
そして案外格好良い。
そりゃ6桁の方が高級感があって素敵かも知れませんが、どことなく哀愁漂う5桁「黒サブ」オススメです。
それではまた!
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