
【レア】パテックフィリップ 5065A-001 アクアノート 初代アクアノート ジャンボ 38mm トロピカルバンド
PATEK PHILIPPE Aquanaut Jumbo 5065A-001
2日続けてパテックフィリップのアクアノートです。
今回はステンレススティールのラージケース 5065Aをチェックしていきます。
38mmと聞くと、今ではミディアムサイズをイメージしますが1998年当時は「ジャンボ」サイズ。
1997年にノーチラスのカジュアル版として登場した5060Aは34mmでした。
5060は翌年シースルーバックの5066へと変更され、5066がミディアムサイズとし、同時に発表された5065の38mmがラージサイズとなりました。
因みに現行機の5167は40mm
5168はホワイトゴールドしかありませんが42.2mm
どんどん大きくなります。
クラウンの先端まで入れると41mmほどあり、それなりに大きくて初代でも十分インパクトがあり格好良いのです。
ムーブメントには自動巻きキャリバー315SCを搭載し、薄く防水性の高いスポーティなモデルです。
私は初代推し。
顔がまず格好良い。
現行機の高級感には負けるけど、私は無骨な5065が好きです。
Chrono24を覗いてみました。
後付のスティールブレスがある個体もありますね。
お得。
中古相場は現行の5167A-001に迫る勢いです。
2000年代は人気が無くて100万円以下で売られてたのにね~。
2010年のタイムトンネルさんの掲載商品ですけど、5065/1A-001の中古が 1,089,800円 だそうです(笑)
安すぎ。
こんなにイケメンでしたがロイヤルオークもそうですけど、国内定価以下が当たり前でした。
今じゃ雲上ブランドのラグスポが100万円以下なんかじゃ絶対に買えませんね。
2007年には後継モデルへと引き継がれ生産終了となった初代アクアノート。
たられば ですけど、買い貯めておけば(笑)
シースルーバックからはキャリバー315 SCが覗けます。
目を凝らすとジュネーブシールが見えるかも知れません。
パワーリザーブは48時間。
21金のローターにはカラトラバ十字が刻印されています。
アクアノートは初代から現行機まで、防水性は12気圧防水で日常生活には充分です。
厚みは8mmと非常に薄いですね。
文字盤はまるでGrenade(手榴弾)。
8角形状の楕円が更に手榴弾を連想させます。
八角形なんですがベゼルなど直線は無く、なめらか・・・。
クラウントップにはカラトラバ十字。
Dバックルにもカラトラバ十字。
ハイテク・コンポジット素材のトロピカルバンドは文字盤と同じ形状。
いかがでしょうか?
無骨で格好良い初代のアクアノート ラージケース「ジャンボ」5065A-001。
これは状態の良い個体に出会えましたら1度手に取って見てほしいモデルです。
え?コレで300万円???となるでしょう(笑)
現行機を見ると高級感があり数百万円もするのが、一応理解できると思うけど・・・
この軽くて薄くてシンプルでゴムのベルトなのに300万円?と。
そこが良い。
わかる方だけが、わかれば良いのです。まさに変人の領域。
そんな自己満足なモデルでした。
相場は下がりそうありませんので、変人が世界にはたくさんいるのでしょう。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京