
ロレックスの代わりになるブランドは何だろう「ポスト・ロレックスは誰?」
Rolex alternative watches
腕時計はロレックス、マイカーはメルセデスベンツ、ラコステにラルフローレン、ルイ・ヴィトンにベルルッティ、ボルサリーノにレイバン・・・
「鉄板ブランド」と呼ばれる万人に愛されるメーカーだったりアイテムだったりがありますね。
日本人は横並びを好みますので「鉄板ブランド」を選んでしまうことが顕著に現れますが、私的にはそれは悪いことではないと思います。
一過性の人気ならともかく、長く支持されているのは裏付けされる品質の良さや信頼性があるからです。
新興ブランドには無い、歴史や名声を侮るなかれ、着実に積み上げてきた知と技術がユーザーを魅了しているのです。
で、何の話かと言いますと、腕時計なら「取り敢えずロレックス」が大半の方の思考だと思うのです。
それはロレックスの知名度がずば抜けているからに他なりません。
ロレックスの宣伝力に加え、過去にメディアも利用してきたことも要因ですね。販売店も故障が少なく扱いやすかったこともあるでしょう。
そしてユーザーたちのネガティブな口コミが少ないことも後押ししています。
腕時計なら「取り敢えずロレックス」。
「有名」「壊れない」「シンプル」「安過ぎず手の届く価格」で、人に勧められる良い時計です。
5年前ならそれだけだったのですが、現在は「買えない」「儲かる」なんてワードが入るようになっています。
「買えない」。
ここ数年、正規店のショーケースに商品が並ばないことが常態化しており、人に勧めたくとも、自分が欲しくても、買う事ができない異常事態になってしまっているのは、皆さんもご存知の通り。
と、言う事で「ロレックス」が買えないなら「ロレックス以外」で買える時計を買えば良い!ので、「ロレックスの代わりになるブランドは何だろう?」を探していこうと思います。
ロレックスを買って使うことで得られる喜びや満足感と同等の気持ちになれるブランド・・・あるかしら?
グランドセイコー
デイトジャストやオイスターパーペチュアルみたいなシンプルで長く使えるモデルが好みの方にはグランドセイコーがオススメなんじゃないかと思います。
精度の信頼性、高い知名度、安心の国内メーカー、高級感、和のテイスト。
使いやすく、嫌みの無い、優等生でありつつ遊び心も忘れない現在のグランドセイコーはかなり良い位置にいますね。
価格帯は50万円から150万円の間で、スティールやチタンモデルが選べます。
ムーブメントも好みに合わせ、クォーツ、自動巻き、スプリングドライブから選べます。
こちらの雲海イメージの文字盤が美しいSBGP017は44万円、1年に10秒しか狂わない特別なキャリバー9F85を搭載、セイコースタイルと呼ばれる独特な44GSケースが魅力的です。
手巻きのドレスモデル以外はたいてい10気圧防水(ロレックスのオイスターも同じ)ですので、水にも強いのが安心ポイント。磁気にも強いムーブメントも増えています。
1点、難点があるとすれば「厚みと重さ」です。
これは好みもありますので、グランドセイコーを買われる際は試着することをお勧めいたします。
またスポーティなモデルもありますが、こちらはまだオススメするほどの良さは感じられません(個人の主観ですスミマセン)。
セイコーブランドにはプロスペックスなどもありますが、コストパフォーマンスが良く日常使いには充分とは言え、まだロレックスの代わりにはなりません。
チューダー
ポスト・ロレックスの最有力候補と言えばロレックスのデフュージョンブランド・チュードル改めチューダーでしょう。
現在は完全にロレックスから切り離されていますが、それでもDNAは受け継がれておりブラックベイやレンジャーなどヴィンテージチュードル・アンティークロレックスの雰囲気を味わえるグッドモデルが多くラインナップされています。
定価でロレックスの半値以下と言うコストパフォーマンスに優れている点、またここ数年はETAから自社製ムーブメントに切り替えており、スペックも充実しています。
- デイトナ・・・ブラックベイクロノ
- サブマリーナー・・・ブラックベイ ブラックベイ58
- エクスプローラー・・・レンジャー
- エクスプローラーII・・・ブラックベイプロ
- GMTマスターII・・・ブラックベイGMT
の様に、機能的な面でも近いモデルがあります。もちろん見た目のデザインも格好良いです。
細かい部分、仕上げとか、重さとか、シルエットとかはアレですが、価格の割に良い感じなのです。
最近のトレンドは大きめの時計なので、グランドセイコーと同じように買われる際は試着することをお勧めいたします。
とにかく値段が安いので買って損した~と言った気分にはなりづらいですね。リセールバリューもそこそこ良いので買い替えにも向いています。
オメガ
ロレックスのライバルと言えばオメガでしょう。
オメガは既に多くのファンを獲得しているので、ロレックスの代わりと言うのには違和感を覚えます(個人的に好きなだけかも)が、やはり満足度、知名度、精度、格好良さから「買える」時計としてオススメしたいと思います。
デイトナに対してスピードマスタームーンウォッチ、サブマリーナーに対してシーマスタープロダイバー300m、エクスプローラーやデイトジャストに対してアクアテラ、グローブマスターなど目的別でも相対する素敵なモデルがラインナップしています。
稀にプレミアム価格になるモデルもあり、希少性でも話題になるオメガ。
仕上げなどで差はありますが、高精度・高耐磁性・素材などロレックスを上回るバラエティーさも魅力のひとつです。
やはり難点と言えば、バリエーションが多すぎること、特に限定販売商法が目に付くこと。
グランドセイコーにも言えますが限定モデルだらけなのは、場合によってはネガティブな印象を受けることもあるかも知れません。
私もオメガを愛用していますが、とても良いぞ~!
ロレックスに匹敵するグッドモデル
タグホイヤー モナコ
ブランドではありませんが、これはすごく良い!と思えるモデルを単独でピックアップ。
1本目はタグホイヤー モナコです。
初の自動巻き角形防水クロノグラフと言うヒストリー、S・マックイーンも着用されてたストーリー、他とは被らないデザイン。
インパクトがあり格好良いのです。
価格も70万円前後で購入できます。
モナコは種類が多く中古であれば20万円台からも見つかりますね。
ブライトリング リ・エディション
2本目はブライトリングのRE-EDITIONです。
ブライトリングのヘリテージシリーズなんですが、これが完璧な復刻なんですよ!
ヴィンテージモデルが現在スペックで楽しめる!本当におススメです。
私も過去にヴィンテージモデルのナビタイマーを愛用していましたが、装着感も雰囲気もRE-EDITIONは本当によくできています。
IWC パイロットウォッチ
3本目はIWCのパイロットウォッチ マーク18です。
こちらもバリエーションが幾つかありますので、お好みに合わせて。
防水性こそ少し劣りますが、見た目、機能、装着感と文句なしのモデル。
パイロットウォッチのマーク●●シリーズは歴代すべて格好良いですが、私個人的にはマーク15か現行機マーク18が好きです。
中古なら30万円台から見つかります。
IWCだとポルトギーゼクロノをオススメする方が多いかと思いましたが、私は使いやすいパイロットウォッチを推しています。
キレイ目系が好きな方にはポルトギーゼは良い選択ですね。
ブランパン フィフティファゾムズ バチスカーフ
サブマリーナー先輩と同期のプロフェッショナルダイバーズウォッチ フィフティファゾムズの派生モデル バチスカーフが最後のオススメ。
ブランパンの顔ともいえるモデルに成長したバチスカーフですが、やはり人気がありますね。
100時間以上のパワーリザーブ、防水性、シンプルで飽きのこないデザイン、作り込みとグッドポイントが満載です。
38mmケースと、
43mmケースがありますが、トレンドはラージサイズでしょうか?
私的には38mmを推したい。
ギュッとまとまっており、可愛いし格好良い。
中古ならアンダー100万円で見つかると思います。
まとめ
いかがでしょうか?
「ロレックスの代わりになるブランドは何だろう「ポスト・ロレックスは誰?」」でした。
アルパインイーグルやロレアートも推したかったのですが、もうちょっと安定感が出るまでは外しておきます。
ロレックスを選ぶ方に「最初で最後の腕時計」と言う方も多くいらっしゃると思いますので、この2本はまだ当てはまらないかな?と(個人的な意見です。スミマセン)
どうですかね?長く使えるモデルを多く作り出すブランドや、単体ですが長い歴史が裏付けるグッドモデルを選べたのではないでしょうか?
正直どれも私が欲しい!(笑)
でも本当に悩んだのなら、オメガのスピードマスタープロフェッショナル ムーンウォッチをオススメでします。
一生使えるし本当に格好良いですからね。
普通にロレックスが買いやすくなると1番良いんですけど。
参考になれば。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京