2022年6月 ロレックス人気モデルの相場を追う!シードゥエラー43mm 126600 ディープシー 126660
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人気モデルの相場を追うシリーズから、今回はシードゥエラー生誕50周年の2017年に新キャリバー3235へ切り替わった43mmのシードゥエラー 126600と、2019年 初のゴールドを採用したシードゥエラー ロレゾール 126603、2018年の新作で2022年生産終了となった シードゥエラーの上位機種 ディープシー44mm 126660を見ていきます。
前回は2022年3月なので3ヶ月経ちました(そして今回からシードゥエラーとディープシーを一緒にしちゃいました)。
2022年の新作ディープシー136660は、まだ国内未入荷とのことで相場ができていませんので、旧モデルの相場をチェックします。
さて、今年の1月に価格改定があり126600の現在の国内定価は1,433,300円、ディープシーは黒文字盤が1,538,900円、Dブルー文字盤が1,574,100円になっております。
サブマリーナーデイト 126610LNが1,118,700円ですので、約150万円は少々高く感じますね。
実際にシードゥエラーのスペックは一般人には不要ですので、プロスペックを身に着けてテンション上がる人、または大きな腕時計が好きな方に好まれるモデルたちなんでしょう。
16600の時からシードゥエラー着けてる方は少し変わった方だったな(失礼)。
さて、前置きが長くなりましたが、現在の相場をチェックしていきます。
Rolex 126600 Sea-Dweller 50th Anniversary Red Letter 43mm
まず1本目は「赤シード」こと126600です。
今年の1月に価格改定があり現在の国内定価は1,433,300円。
スペックは今更ですが43mmのラージケース、サイクロップレンズが初設置、ヘリウムガスエスケープバルブ搭載、1220m防水。
新世代ムーブメント キャリバー3235は70時間ものロングパワーリザーブを誇ります。
細腕の方には少し大きめですが、シルエットは意外にもシュッとしています。
価格ドットコムの相場グラフ。
現在の新品(正規店購入未使用)相場は218万円。
3か月前とほぼ同じかな。
1月にドーンと上がって、ロシア軍のウクライナ侵攻でガクッと落ち、ゴールデンウィークあたりで再び上向きになりましたが、そこからまた落ちています。
ただ昨年の相場ほどには落ちずに高い価格を維持しているように見えますね。
新宿GMTさんです。
中古品も200万円以上ですね。
王冠マークのない初期文字盤が1番高い値となっています。
Rolex 126603 Sea-Dweller Rolesor 43mm
続いて初のロレゾール・シードゥエラーとなった126603です。
コンビ(SS/YG)になったので、正直サブマリーナーとの違いが本当にわからない。誰向け?
今年の1月に現在の国内定価1,888,700円となりました。
大きくてゴールドを使っているのでインパクトもありゴージャス。
こうなったらサブマリーナーデイトはブラックを廃止し、青サブと、エバーローズゴールドとのロレゾール・グリーンサブを出したらどうでしょう?イエローロレゾールでも良いですけどね。
これは中国の方も大喜び。
現在の新品(正規店購入未使用)相場は238万円。
前回チェックした3月より10万円ほど下がっています。
2月がピークだった感じですね。
中古品は値下げされています。
サブマリーナーデイトに比べると、数の少ないモデルになると思いますが動きが悪いのかな?
シードゥエラー ディープシー 126660 ブラック
3モデル目はディープシー、まずはブラックから。
現在の国内定価は1,538,900円、ただ生産終了モデルなので126660はホームページにラインナップされておらず、まだ正規店で出会えるかは不明です。
後継モデル136660はまだ国内未入荷だそうですね。
シードゥエラー43同様にキャリバー3235を搭載しています。ケース系は1mm大きいだけですが厚みもありインパクトはかなり違います。
モンスタースペック、3900m/12800フィート防水。
男のロマン的な数字です。
細腕オジサンには罰ゲームの様なモデルですのでオンラインショップで買う方は先にどこかで試着された方が良いですよ。
価格ドットコムから126660 ブラックの相場グラフです。
現在は194万円と3カ月前から16万円も下がっています。
2~3月がピークで下降線。
下がる順番は、上がる順番の逆だそうです。
なのでヨットマスターなども厳しいかも知れませんね・・・逆にエクスプローラーの新型は上向き。
新宿GMTさん。
それでも中古品は国内定価より30万円ほどプレミアム価格。
シードゥエラー ディープシー 126660 Dブルー
続いて最後のモデルになります、126660Dブルー。
116660では大人気だったDブルー文字盤、デイトナより入荷が少ない希少モデルとして有名でした。
最後の国内定価は1,574,100円。
スペックは黒文字盤と同じです。
価格コムの相場を見ますと現在は234万円ちかくまで上がっています。
3月より10万円も相場を上げるのは生産終了マジックでしょうか?
黒文字盤には、そんな魔法無かったようですがDブルー文字盤は別物ね。
1月の相場まで一時期落としてましたが、生産終了発表で一気に命を吹き返しました。
また、そこから徐々に下がってはいますがまだまだ高い相場です。
欲しいのはデッドストックまたは未使用だけってのがわかります。
生産終了マジックだからね。
文字盤は格好良いし、美しいのは間違いありません。
個人的にはディープシーは大きくてブ厚過ぎて重いので長く着けるのは罰ゲームの様だと感じましたが、通勤時だけとか休日だけなら意外に大丈夫でインパクトもあるし着けてて満足感があるのかも知れませんね。
シードゥエラー & ディープシー 126660 の買取価格
買取価格を銀座ラシンさんの買取表で見てみましょう。
126600の未使用品は175万円、126603の未使用品は210万円。
未使用品のディープシーは黒文字盤が160万円で、Dブルー文字盤が200万円となっています。
3月と比べ1割くらい下がっていますかね。
来日客増加+円安で腕時計需要が増える、そして相場が上がる。とは、簡単にはならなそうです。
新宿GMTさんはワンプライス買取、中古でも付属完品ならこの価格。
まとめ
いかがでしょうか?
「2022年6月 ロレックス人気モデルの相場を追う!シードゥエラー43mm 126600 ディープシー 126660」でした。
あんまり人気ないので一括りにまとめちゃいましたけど、それでも需要のない情報だったりしますかね?
良いんです、記録なので。
サイクロップレンズが付いたシードゥエラー。
もうね大きいサブマリーナーなんて感じですけど、拡大傾向はトレンドなんで次のデイトナあたりにも伝播しちゃいそうですね。
ロレゾールまで出ちゃったし、これはエクスプローラーも同じですけど、いつか金無垢も出ちゃうかも知れません。
何でもありだし、ロレックス欲しい方たちは種類が増えた方が喜ぶかも。
そしてダイバーウォッチの最終進化系とも言える3,900 m/12,800 フィート防水のシードゥエラー・ディープシー44 126660。
生産終了モデルとなりました。
人間が潜れる限界を突破しているオーバースペックモデルですが、そこに惹かれる方が後を絶ちません。オーバースペックはロマンなんだろうね。
大きくて重いので私には無理ですけどタフな方はいっちゃってください。
新型を待つ方は気長にどうぞ。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京