【100万円間近】ロレックス 14060M “4LINE” サブマリーナー クロノメーター 40mm
Rolex Submariner 14060M Chronometer 40mm Cal.3130 300M
今年、最新作が登場したロレックス サブマリーナー(ノーデイト)。
今回見ていく14060Mは2世代前のモデルという事になります。
2007年頃からキャリバー3130のクロノメーター版を搭載する様になり、廉価版としての役目を終えた感がある稀少個体。
2012年にモデルチェンジするまでの約5年ほど製造されました。
通称「4ライン」と呼ばれ、文字盤6時側に
SUBMARINER
1000ft = 300m
SUPERLATIVE CHRONOMETER
OFFCIALLY CERTIFIED
と4段書きでクロノメーターだよと記されています。
4ラインは普通の14060Mと相場が変わります。
同じキャリバー3130ですけど、検定合格の証は重要。
因みに2000年からエクスプローラーI 114270はキャリバー3130のクロノメーター版でしたね(今じゃ立場は逆転しています)。
Chrono24を覗いてみました
保証書付きの4ラインは、なんと100万円オーバー。
2年くらい前は60~70万円で見つかるかな~って相場だったのに。
トケマーや国内の中古ショップではまだ100万円以下で見つかりますが、保証書付きは90万円以上。
こちらは2018年2月の相場。
昨年の4月には「いつか100万円になるのでは?」と言った記事を書きましたが、いよいよ現実味が帯びてきました。
その時で保証書付きが80万円いくかな~って相場でしたので1年ちょっとでググっと上がってきましたね。
いつかと言えば、クロマライト夜光よりレアになると思ってるルミノヴァ夜光のグリーンライト。
トリチウムより使用期間は短いですね。
今年、オイスターパーペチュアルもルミノヴァ夜光からクロマライト夜光に切り替わったので、もうルミノヴァ夜光を使ったモデルは無いのかも知れません。
オイスターダイバーズバックル。
14060Mのエクステンションパーツは華奢ですが、まぁ仕様することはないでしょう。
ドットインデックスは小さめで渋い顔つき。
6桁モデルに比べると針も細く派手さはありません。
アルミベゼルディスクは退色するので経年変化を楽しめますが、キズも付くのが残念。
ルーレット刻印。
ケースサイドの穴は生産終了までずっと開いていました。
ストラップ交換はしやすいけど、高級感は損ないます。
今はサブマリーナー全体が高騰していますので、引っ張られる形で相場が上がってます。
安い時は30万円台でしたから、本来ならそのくらいの作りではあります。
(2011年の正木屋さん)
値段のこと抜きで見れば、シンプルで武骨なサブマリーナー14060Mはずっと飽きずに着けられるグッドデザインです。
ダイバーズウォッチですので耐久性も優れていますね。
いかがでしょうか?
ロレックス 14060M “4LINE” サブマリーナー クロノメーター 40mmでした。
同じリファレンスナンバーで文字盤の表示が途中で変わった珍しいモデルです。
ノーデイトのシンメトリーデザインが好きな方には4ラインをオススメしたい。
中古も新品もサブマリーナーなら何でも100万円以上の時代に突入します。
若い方はいよいよ買いづらいメーカーになったと思います。
だからチューダーが国内展開始めたんですけど。
入門機はノーデイトじゃなくチューダーなんだな、きっと・・・。
違うか。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京