ROLEX GMT Master II 16710 Coke Tritium
今回は1990年代前半の特徴を持つロレックス GMTマスターII 16710です。
GMTマスターIIの第2世代となりキャリバー3185を搭載しています。
今更ですがGMTマスターとIIの違いで最も大きい点は時針(短針)独立可動にありますね。
使ったことありませんがIIは初代16760からベゼルと組み合わせて第3時間帯の表示が可能です。
そして同時販売されていたGMTマスターはデイトのクイックチェンジができるので私的にはこちらが好み。
GMTマスターの上位機種として、そしてこの赤/黒のベゼルが特徴的なGMTマスターII。
現行モデルにはこのカラーリングが存在しないため稀少性は高いのではないでしょうか?
Chrono24を覗いてみました。
モノトーンのブラックベゼルも青/赤ペプシベゼルも同じように高いですね。
凄い人気です。
オイスターブレスレット、オイスターケースは非常に丈夫。
30年近い時間が経過していますが、まだまだ使えるタフなボディです。
しかしキズを研磨して決してしまうケース磨きは、ケースが痩せてしまうので気を付けたいところ。
大事に使っていきましょうね。
Swiss T<25 はトリトウムを使用している証。
ケースのエッジもまだ立っており、あと30年は使えるでしょう。
使い方でトリトウムの変色具合もバラバラですが、こちらはあまり野外で使って無いのかわずかなクリーム色。
ブラックライトを照射するとほんのりとグリーンカラーに反応します。
サイドビュー。
カチッとしています。
ラグには穴が開いています。
セミビンテージのポイント「シングルバックル」。
ブレスレットナンバーは78360。
クラスプコードはM。
文字盤に寄ってみます。
やや針はダメージがありますが、夜光は綺麗に残っています。
Tはトリトウム。
全然今回のモデルとは別件ですけど16710の最後のモデルはキャリバー3186が搭載され稀少性が上がっています。
ベゼルが純正じゃない個体も増えてきています。
ロレックスで交換可能ですが、お手軽に家庭で交換できる「ジェネリックベゼル」が安いので気分転換に交換される方が多いのでしょう。
あり得ないカラーリングを楽しむの良いかも知れませんね。
磨き過ぎると穴がキワキワまできちゃう。
フラッシュフィットとブレスレットナンバー。
501Bはフラッシュフィットナンバー。
クラウントップには王冠マーク。
アンダーバー。
いかがでしょうか?
なんだかんだで新しかろうが古かろうが100万円以下では手に入らなくなってしまったGMTマスターIIたち。
どの世代でもです。
それならば、ちょっと気になる特徴をもったモデルを探して手にするのも楽しみの1つになるかも知れません。
今回はトリトウム夜光、シングルバックル。
今後が楽しみな一本です。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京
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