TAG HEUER CAR2114.FC6292 Carrera Heritage Calibre 1887 Chronograph
タグホイヤーから2013年にリリースされたコラムホイール式クロノグラフムーブメント キャリバー1887搭載のカレラクロノグラフCAR2114.FC6292です。
今までのカレラとは異なり、ベゼルがスムースタイプになりタキメーターはダイヤルのフチにセットされエレガントな雰囲気のあるクロノグラフですね。
国内定価は507,600円、なかなか高額。
ギョーシェ彫されたシルバーダイアルにブルーのアラビア数字インデックス。
CAR2114.FC6292 カレラ ヘリテージ クロノ
パッと見がIWCのポルトギーゼクロノグラフにも似ていて上品な感じがしますよね?
こちらがIWC。
同じ41mmケースで、雰囲気が似ていますよね?
タグホイヤーが寄せてきているんでしょうけど(笑)
「エレガントな感じでキャリバー1887をアピールしたいんだよ」と首脳陣は会議で意見を出し合った結果でしょう。
「お、ポルトギーゼクロノグラフっぽくするのはどうでしょう?」と、なったんですね。
ほら、スーツの袖口にもフィットする良いデザインが出来上がりです。
間違いない。
文字盤のギョーシェ彫やスモールセコンド、デイト表示も追加すれば「別物」ですからね。
さて、皆さんもご存知のキャリバー1887。
もともとはセイコー6S系の設計図からタグホイヤーが自社製造しているコラムホイール式のクロノグラフムーブメントです。
バルジュー7750の使用が難しくなってきたため各社自社でムーブメントを用意しなくてはいけなくなり、タグホイヤーが目を付けたのがセイコーでした。
自社製のムーブメントが搭載されたクロノグラフですが、
相場は20万円台からとお買い得な感じがしますね。
レザーストラップなので110グラムと軽く感じますが、ヘッドはしっかりしています。
クラウントップにはタグホイヤーのロゴ。
バックルにもロゴ。
シースルーバックでムーブメントが覗けます。
青いネジが目印のコラムホイール。
キャリバー1887は進化してホイヤー01へと改良されていきます。
1887は数字は、1887年に創業者エドワード・ホイヤー氏が特許を取得したスイングピニオンを採用しているからなんですね。
エレガント過ぎるのは、ブラックライトを当てても光りません。
昼間専用ですかね。
レザーストラップが苦手な方はスティールブレスレットタイプもあります。
文字盤に寄ってみます。
こまかいギョーシェ彫りが楽しめます。
CAL.1887の文字も見えます。
インダイヤルには、さらに細かいレコード溝。
アラビア数字のフォントも可愛らしい。
デイト表示は意外に便利です。
3時位置に無いのは、デザインを壊さない配慮なのか、3時位置だと真ん中に寄り過ぎのかな?
TAG HEUERのロゴ。
格好良い。
いかがでしょうか?
なかなか格好良い、オシャレなクロノグラフだと思います。
え~タグホイヤー?なんて言う、食わず嫌いは良くないでしょう。
私もカレラなら初期のクロノグラフ(CV2010系)が好きですけどね。
まずまずです。
20万円台で買えるなら悪くない選択だと思います。
30万円台ならスピードマスタープロフェッショナルをお勧めしますけど。
うん、カレラのホイヤー01も格好良いしね。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京
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