Rolex Daytona 116520 Black Dial made in 2001
皆さん大好きなロレックス デイトナです。
今回は「そうじゃない個体?」と言うことで、なんでしょう「こうだったら、もう少し高かったのに」みたいな逆に狙い目な個体?をピックアップ。
116520はPシリアルからスタートしており2000年の事でした。
2000年当時はやはり高騰しており、スポーツロレックスの中でも唯一に近い定価以上のプレミアムモデルとなっていましたね。
16520から切り替わった、ギラっと輝き逞しく格好良くなった新型デイトナとして人気を博します。
2000年~2002年の116520の相場です(720,000円(税別)が国内定価)。
その高騰ぶりは現行機116500LNのように定価の2倍以上となっていましたが、デビュー2年後にはかなり落ち着いています。
116500LNはちょっと異常ですね。
そんなデイトナ116520の初期モデル。
Kシリアルの黒文字盤です。
エルプリメロ信仰者からはCal.4130は「どうなんでしょうね?」なんて疑問を持たれていましたが、現在まで続くロングセラームーブメントになっており、故障も少なくパワーリザーブも長い良いムーブメントだと評価されています。
私が作った適当な世代別のバリエーション違いですが、このモデルは第1世代。
もし「白文字盤」なら「パンナコッタ(アイボリー/クリーム)」だったかも知れないね。
第1世代(2000~2001)
- ベゼルの刻印が細め
- スーパールミノヴァ夜光(グリーン)
- 旧バックルプレート(穴あき)
- 王冠レーザー刻印なし
- ルーレット刻印なし
第2世代(2002~2005)
- ベゼルの刻印が太め
- スーパールミノヴァ夜光(グリーン)
- 旧バックルプレート(穴あき)
- 王冠レーザー刻印あり
- ルーレット刻印なし
第3世代(2006~2007)
- ベゼルの刻印が太め
- スーパールミノヴァ夜光(グリーン)
- 旧バックルプレート(穴あき)
- 王冠レーザー刻印あり
- ルーレット刻印あり
- 保証書が紙からカードに
第4世代(2008~2009)
- ベゼルの刻印が太め
- スーパールミノヴァ夜光(グリーン)
- 新バックルプレート(梨地)
- 王冠レーザー刻印あり
- ルーレット刻印あり
第5世代(2010~2012)
- ベゼルの刻印が太め
- スーパールミノヴァ夜光(グリーン)
- 新バックルプレート(梨地)
- 王冠レーザー刻印あり
- ルーレット刻印あり
- インダイアルがギラギラ
第6世代(2013~2014)
- ベゼルの刻印が太め
- クロマラト夜光(ブルー)
- 新バックルプレート(梨地)
- 王冠レーザー刻印あり
- ルーレット刻印あり
- インダイアルがギラギラ
- 保証書カードのデイザンが変更
第7世代(2015~2016)
- ベゼルの刻印が太め
- クロマラト夜光(ブルー)
- 新バックルプレート(鏡面)
- 王冠レーザー刻印あり
- ルーレット刻印あり
- インダイアルがギラギラ
初期型のバックルは・・・
こんな形でしたね。
「穴あき」とか呼びます・・・あれ?呼びますよね。
クロノグラフ。
あまり動かさない方が良いみたい。
インダイアルのメタル部分が黄色っぽく光ります。
ベゼルのフォントも弱弱しい感じ。
ルミノバ夜光で、ルーレット刻印もありません。
でも、それでも良いんです。
コスモグラフ デイトナですからね。
年式を合わせてChrono24でチェック。
保証書無しでも170万円以上します・・・。
たけぇぇ~。
そんなに良いのか?
いや、良いんでしょうね。
私最近16520の良さに気付いてきましたが、116520はまだよく理解していません。
116500LNは最高に格好良いですけど。
いかがでしょうか?
顔だけ見たらスピードマスタープロフェッショナルの方が格好良いよね?
これメーカー逆だったらどうなるだろ?
まぁね、仕上げとか全然違うからね、そこで差が出ていますが。
ロレックス デイトナくらいまでスピードマスタープロフェッショナルも1本1本丁寧に作って定価100万円にしたら売れるかな?
オメガはそこまではやらないでしょうから、永遠に答えは出ませんけどね。
なんなんだ。
え~、今回はKシリアルの初期デイトナ 116520でした。
今回は「そうじゃない個体?」ってことでしたが、初期ロットなら白文字盤だったらアイボリーのチャンスがあったかも!だったり、黒文字盤なら最終モデルだったら200万円アップだったのに!みたいなお話でした。
でもまぁ、買って長く使っても「買った時より相場は高いんじゃない?」ってことならOKですね。
明日はこのスピードマスタープロフェッショナルで行きます。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京
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