Seiko’s first ever diver’s watch is re-born in Prospex
最近密かに世間を賑わしているセイコーのダイバーウォッチがあります。
モデルナンバーはSBDX019。
そのモデルはプロスペックス(プロフェッショナルツール)からのリリースで、セイコーダイバー・ファンが待ちに待ったアレだったのです。
今から50年以上前の1965年、セイコーから国産初の特殊時計がリリースされたのですが、アレとはその「復刻モデル」の事。
「争奪戦勃発」僅か(?)2000本の限定リリースですので、ファンには厳しい戦いとなりました。
「セイコー ファーストダイバーズウオッチ(62MAS-010)1965」
スイスの時計メーカーはプロフェッショナルダイバーウォッチを1950年代にはリリースしていることからも技術的に10年ちかく劣っていたことがわかります。
しかしファーストモデルからセイコー特殊時計開発の原点として現代でも通用する最高のスペックを誇っており、南極観測隊越冬隊員や探検家などが使用することとなります。
SBDX019
ヒストリカルコレクション 国産ファーストダイバーズウオッチ 復刻デザイン 数量限定 2,000本
SBDX019 プロスペックス 350,000円 + 税
数量限定 | 2,000本 |
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駆動方法 | メカニカル 自動巻(手巻つき) |
キャリバーNo | 8L35 |
ケース材質 | ステンレスケース(硬質コーティング) |
ケースコーティング | ダイヤシールド |
バンド材質 | シリコンバンド |
ガラス材質 | ボックス型サファイアガラス |
ガラスコーティング | 内面無反射コーティング |
ルミブライト | あり(針・インデックス) |
駆動期間 | 最大巻上時約50時間持続 |
精度 | 精度:日差+15秒~-10秒 |
防水 | 200m潜水用防水 |
耐磁 | あり |
サイズ | 縦47.9mm x 横39.9mm x 厚さ14.1mm |
腕周り長さ(最長) | 210mm |
重さ | 110g |
その他特徴 |
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オリジナルのデザインを現代の技術でスペックアップして再現
- やわらかな放射目仕上げを施したチャコールグレーのダイヤル
- 衝撃による脱落を防ぐためにダイヤルと一体成型されたアワーマークとデイト枠
- 視認性と高級感を両立するダイヤカットの時分針
- SEIKOロゴの直下にAUTOMATICを配したダイヤル表記
- サファイアガラスに改めたボックス型ガラス(当時はアクリル製)
- 当時を思わせるシャープでマットな仕上げのケース
- 12時位置にルミブライト(※2)を直に塗布した細縁の回転ベゼル
- りゅうずのSEIKOロゴ立体レリーフ
- 裏ぶたのイルカマークと機能表記
- 雫石高級時計工房(※3)製のダイバーズウオッチ専用機械式ムーブメント キャリバー8L35を採用し、基本性能をスペックアップ
色味が良いなぁ~格好良いでしょ?
実際の質感はかなり良く、当たり前ですが10万円以下で買えるプロスペックスのダイバーモデルとは全然違います。
国内定価378,000円に対し、45万円ちかくまでプレミアム価格になっているSBDX019。
因みにオリジナルのファーストダイバーは国産なのでアンティークですが日本で購入しやすく、ネットオークションなどでちらほら見ることができます。
「復刻」が決まる前は10万円台で状態のそこそこ良いものが買えましたが、最近ではこちらも20万円オーバーとなっています。
されど、ロレックスなどのような仕上げではありません。
必要最低限の高級感とでも言いましょうか、そこは50年前から見れば「高級」だけど現代から見れば「ヘリテージ」ってなもんです。
武骨さが残っていた方が「復刻」には似合っていますから。
シールが貼られていますが、イルカちゃんも健在。
2000本中の***番と刻印されています。
どうですか?この魅力的なチャコールグレーダイヤル。
放射状にキラっとするリッチな感じがセイコーっぽくないですかね(失礼)
オリジナルは150m防水ですが、復刻版は200mにスペックアップ。
石の数も17から26に増えております。
サファイアガラスにもなっていますし、細めのベゼルも高級感が出ています。
オリジナルに忠実なラバーストラップのデザイン。
ロックな感じですね、このピラミッドパターン。
画像で見た時は横幅が細いかな?と思ってましたが、着けてしまうと意外にどうってことないです。
グランドセイコーの機械式時計を作る雫石高級時計工房の証が!
ムーブメントのCal.8L35はプロスペックスの高額ラインに使用される自動巻きキャリバーです。
SBDX019 う~ん、コレは良いモデルだ。
5桁の中古サブマリーナー買うならこっちが良いかな?
悩んじゃうな。
40mmのケースサイズ(オリジナルは37mm)、耐磁性能も現代向け。
スティールブレスレットも付いてるし、限定品だし、40万円くらいで買えるなら「アリ」ですよ!
日本初のダイバーウォッチを味わえるファーストダイバー復刻モデル、どうでしょう?
では。
2本目
先日私の上司がプレ値でご購入。
どんどん値が上がってしまっているので40万円台なら待たない方が良いでしょう。
まぁ半年もすれば中古が出てくるでしょうけどね。
う~ん、やっぱり格好よいなぁ!
ベゼルの幅が狭いとこんなに格好良く見えるんだ。
オメガのシーマスター300トリロジーモデルでも感じました。
セカンドダイバー、サードダイバーも格好良いですが、ファーストダイバーは特別です。
2度と復刻させないで欲しいですね。
せっかくこんなに注目されているんだから。
このドーム型の風防に大興奮です(笑)




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