【レビュー】セイコー アンティーク 62ダイバー 300m 6215-7000 僅か2年の短命ダイバー
SEIKO 300m Diver Professional 6215-7000
今回はセイコーのレアダイバー 6215-7000を見てみましょう。
何が「レア」かと言いますと・・・
今から50年前、1967年~68年のたった2年しか製造されていないんです。
さらにポイントとして、
カウントダウンベゼルと言うちょっと珍しい回転ベゼル。
10から50の数字が、通常のダイバーベゼルと逆ですね。
ムーブメントも専用のCal.6215が搭載されています。
6215-7000
防水性を考慮して裏蓋のないワンピース構造のケース。
300mのプロフェッショナルダイバーです。
44mmとかなり大きい。厚みは14mm。
渋い。
ベゼルは両方向に回ります。
CAL.6215は18,000振動自動巻きムーブメント。
CAL.6159(ハイビート300mダイバー)がベースになっているようです。
裏蓋のないワンピース構造。
手首との接着面がフラットですね。
後ろからは水が入りません。
14mmもある、しっかりしたケース。
74*****なので67年の4月製造ですかね?
67年と68年なので初年度版という事ですね(たぶん)
ストラップの付け根がかなり狭く見えます。
インデックスもハンドもレターもカレンダーフチも「ゴールド」とゴージャス。
ハイスペック、ハイクラス、世界最高水準。
松屋銀座 2017 世界のアンティークウォッチ市で918,000円もしていました!
サブマリーナー5513ばりの値段!
このエッジがヤバイですね。
6215-7000と5513。
どうですか?
セイコーの方が高級感あります。
60年代に300mですので、5513よりは機能的に上。
同年誕生のシード1665よりは下ですけど。
クラウンガードはありません。
少し埋まっているから、破損事故は少ないかな。
SEIKOがアプライド。
すでにフチありってのも現代的。
ヘンテコな秒針のトップ。
6.9.12はホームベース型。
50年経っても頑丈なダイバーウォッチは「現役」ですねぇ。
高級品として作りこまれていますからね。
やっぱり買うならダイバーウォッチかな?
まとめ
激レアである62ダイバー。
買おうと思う人も少ないでしょうが、良個体はなかなか見つかりません。
誕生50周年だから、今年復刻しても良かったですね。
来年出るかな?
プロスペックスだな。
今年のファーストダイバーは大盛況でしたもんね。
来年は62ダイバー、ハイビート300m 61ダイバー
再来年は後期型セカンドダイバー(植村ダイバー)の復刻ですかね?
そしてオリンピックイヤーの2020年はワンプッシュクロノとワールドタイムが復刻するのだと思います。
これから数年セイコープロスペックスの動向が気になります!
ではまた。
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