【レビュー】ロレックス 216570 エクスプローラーⅡ 黒文字盤 ゴーストって何? 42mmの武骨時計
ROLEX EXPLORER Ⅱ Ref.216570 Black Dial
2011年にリリースされた現行モデルのエクスプローラーⅡ 216570 は、ロレックスファンの間では実際にはどんな感じなのでしょう?
不名誉なことですがヨットマスターロレジウム・プラチナ文字盤(今年生産終了)とエクスプローラーⅡは「売れないスポーツモデル」の1位、2位を争っていました(2016年)
デパートの正規店売り場にいつも置いてあるエクスプローラーⅡ・・・誰も手に取りません。
なぜでしょう?
1655のような力強いデザインで生まれ変わったのに・・・
今回は216570と16570を比較しながら「実際どうなのか?」を見ていきます。
冊子にもありますが「オレンジ」がポイントになっています。初代1655のGMT針と同じ形状、同じカラーリングを採用し原点回帰をした新型エクスプローラーⅡ。
42mmとケースはサイズアップしました・・・なぜ大きくしたのでしょう?
流行りか?流行なのか?
216570は大きくなったため、重さもぐっと増え160グラム前後あります。
マッチョだな~。
40mm 125グラム前後と非常に軽く着け心地も悪くありません。
全てが太くマッチョになっています。
216570をズームアップ。
EXPLORERⅡの文字もオレンジ色です。
よく見ましたが「パンチラ」にはなっていませんね。
付け根は真っ黒。
境目の塗装はやや粗いですね。
大きなオレンジアローでインパクト大。
王冠透かしはまだ無い個体ですね。
フリップ部ではなく、バックル中央に王冠マークがあります。
現在はフラッシュフィットとケースが接地する面側に刻印されています。
14の数字を見てみますと、1段彫られて墨が入っているのがわかります。
こちらの方が深く彫られているようにも見えますね。
こちらはセラクロムベゼル 116710BNLRの14。
けっこう深く彫られたあと梨地加工されています。
プラチナフィニッシュと言うヤツですかね。
回転するので14の向きは逆になります。
先日、東京駅付近で見かけた身長の高いサラリーマン男性が216570を着けていました。
これがとてもよく似合ってました。
50代前くらいかな?
「あれ?かっこいいぞ」
私は他人の時計が格好良く見える癖があります(笑)
そう思ってから、この216570を見直すと、アレ?イケてるなぁと。
このオレンジも格好良いなぁ。
黒文字盤ではオレンジ色のGMT針は途中から黒くなっていますが、白文字盤だとオールオレンジなんです。
別の針を用意するロレックス・・・なんか無駄。
42mmもある特別なモデルですが、コレもコレでありかも。
人気ない今のうちなんじゃないかな?(何が)
この位置から見ると「短針・長針・GMT針」が浮いているように見えますね。
「Floating Hands」とか「Ghost Hands」とか呼ばれています。
この仕様は初代エクスプローラーⅡ 1655のデザインと同じですね。
視認性の為でしょうか?
針が文字盤上に「浮かび上がる」仕様になっています。
因みに白文字盤は1655には存在しませんので、一部デザインが文字盤色で変わるのですね。
白文字盤は浮かび上がりません。
ベゼルの数字が力強いこと。
画像はまったく光っていませんが、クロマライト夜光です。
ムーブメントはこのモデルの為に新調されたCal.3187。
42mmのケースサイズのため、重さも150グラムを超えます。厚みは12mmほどでしょうか。
これね。
ラグ幅もシードゥエラー126600の様に広くすれば良かったんじゃないかと思います。
ちょっと頭でっかち。
と、なるとケースデザインを変える瞬間はセラクロムベゼルに変わる時でしょうね。
216570が、226570か216570LNか何だかわかりませんが、SSベゼルからセラクロムに変わる時がいつか来ると思います。
ではまた!
#ZENMAIのココ東京