2020年12月 ロレックス 人気モデルの相場をチェック!ヨットマスターロレジウム40 126622
Follow Rolex 126622 Yacht master’s price.
人気モデルの相場を追うシリーズから、今回は昨年2019年にキャリバー3235を載せモデルチェンジしたヨットマスターロレジウム40 126622です。
ブルーとダークロジウムを選べたラグジュアリースポーツ ヨットマスターロレジウム 116622を、まるまるそのままのデザインでモデルチェンジしたように思います。
最近文字盤の名前が変わりブルーは「ブライトブルー」、ダークロジウムは「スレートダイアル」になりました。
中身以外は私の目視ではまったくの同じもの(文字盤6時位置に王冠の有無の違いはありますが)。
私の記事も手抜きですが、ロレックスの企画会議もかなり適当ですね。
逆に言えば今後10年は使われ続けるので、既にデザインは完成形だとも言えます。
それでは現在の相場をチェックしていきます。
まずは、ダークロジウムからスレートダイアルになったグレー文字盤の方から。
両方向に回転するベゼルはプラチナ950製。
非常にリッチな作りです。
ラグのカーブも他のプロフェッショナルモデルに比べ優雅さがあり、オーナーを満足させるラグジュアリーさを備えてます。
90年代にロレックスが提案したラグスポですね。
文字盤のスレートは地味で渋いのですが、差し色となるアクアブルーは清涼感がありブルー文字盤より人気となっています。
ムーブメントはキャリバー3235に変更され、耐衝撃性、耐磁性、70時間ものロングパワーリザーブへとスペックアップしています。
価格コムから現在の並行新品相場グラフ。
まだ新作なので数が少ないこともあり相場は上振れ。
国内定価は1,265,000円ですので、30万円ほどのプレミアムが加算されています。
以前の116622は比較的ショーケースに並んでいましたし、このモデルも購入制限対象モデルではありませんが、なかなかの人気ぶり。
続いてブライトブルーと呼び名が変わったこちら。
赤い差し色にサンレイブルー、マリンスポーツウォッチに相応なイカした文字盤です。
定価やスペック等の違いはありません。
スレートと比べるとやや落ちますが、それでも定価超えのプレミアムモデル。
もちろん正規店には並んでいません。
運の良い方が購入できるモデルの1つです。
中古の相場もチェック。
中野ブロードウェイのジャックロードさんには中古品がありませんでした。
新品も現在在庫が無くお取り寄せ(時価)。
おなじくブロードウェイのかめ吉さん。
こちらには両カラー中古品が掲載されています。
ブライトブルーが139万円、スレートが150万円。
渋谷の宝石広場さん。
中古品がたくさん・・・ですが、すべてブライトブルー。
スレートは人気なのかな?
続いてジャックロードさんの買取表。
定価は1,265,000円ですので、ブルーは4万円、スレートは14万円の差額が発生します。
まとめ
いかがでしょうか?
現在はロレックスなら何でもかんでも定価以上なのでヨットマスターロレジウム40がプレミアムモデルなのも納得です。
もっと評価されても良いと思いますが、腕時計の志向も貧富の差じゃありませんが支払う金額に開きが出ていますので、ヨットマスターロレジウムを「高級機」として扱いたい方が居ないのかも知れません。
ラグジュアリーさを求める方はパテックやロイヤルオークを選び、100万円くらいの良い時計を選ぶ方にはサブマリーナーが良いのです。
ちょっと中途半端な立ち位置で、なので42mmのホワイトゴールド226659が誕生したのでしょう。
プラチナベゼルのキズ問題も新型で解消されていませんし、ロレックスの方針は「キズを気にする人は買うな」となっています。
とはいえ、ヨットマスター40はロレジウムでもロレゾールでも40代以上の方がサッと着けるにはとても良い時計だと思います。
なんなら欲しいくらい。
サブマリーナーは頑丈で良いですが20代でも選ぶでしょ?
大人にはヨットマスター。
良い選択です。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京