【レビュー】オメガ 311.30.44.50.01.002 スピードマスター デイト オートマチック コーアクシャル キャリバー3313
Speedmaster Professional Moonwatch Co-Axial 311.30.44.50.01.002
今回はオメガの「ムーンスウォッチ」デザインを踏襲した自動巻きコーアクシャルムーブメント キャリバー3313を搭載するスピードマスター ムーンウォッチ コーアクシャル クロノグラフ 44.25mm 311.30.44.50.01.002を見ていきましょう。
発表は2008年、アクアテラクロノグラフやプラネットオーシャンクロノグラフなど、やたらデカい自動巻きクロノグラフを連発していた頃のモデルとなりますので、このムーンウォッチデザインでもケースサイズが44.25mm。
通常のムーンウォッチですら大きめの42mmですので、更に大きく重たいんですが、意外と厚みはそうでもないので装着感は悪くないかも知れません。
現在は生産終了モデルで、意外に出回りが少ないですかね。
何故にこのデザインでオートマチックにしたのか?
デイトナに対抗意識かしら。
311.30.44.50.01.002
44.25mmと数字だけ聞くとアレですけど、手に持ってみるとそこまで大きくないかも。
いつものスピードマスタームーンウォッチより気持ち大きいかな?って感じです。
サファイアクリスタル風防なのと重さで「違う」とすぐに判断できますが、画像だと6時位置のデイト表示を見ないと3570.50.00あたりと誤認しそう。
夜光は針とインデックス。
細腕オジサンには少し大きめですが、ムーンウォッチも似たような感じなので許容範囲。
ガッチリとした印象。
ケースの厚みは約13.5mm。
ラグ幅は21mm、100m防水。
重さは約170グラム。
まぁまぁ重め。
ブレスレットも肉厚でしっかりしています。
バックルはダブルプッシュ式。
ケースバックからコーアクシャル キャリバー 3313が覗けます。
キャリバー: オメガ 3313
コラムホイール機構とコーアクシャル エスケープメントを備えた自動巻きクロノグラフムーブメント。フリースプリングテンプ、日付、時、分、スモールセコンド針、センター クロノグラフ針。パワーリザーブ52時間、自動巻き。
スピードマスター「ムーンスウォッチ」には珍しい「デイト表示」。
あると便利な人には良いかもね。
私は不要ですけれど。
サファイアクリスタル風防なので「Ω」マークはありません。
PROFESSIONALの文字は無く、CO-AXIAL CHRONOMETERと記載されています。
2つ目の改良版コーアクシャルクロノグラフムーブメント9300、そしてマスタークロノメーターが2014年登場、このモデルが2013年生産終了ですので、この後はムーブメントを変えてリリースされるかと思いましたが、ムーンウォッチデザインはお終い。
やっぱり「売上」重視でムーンウォッチデザインにしたけれど、やっぱり「特別」なモデルなので連発はきつかったのでしょう。
ムーンウォッチファンに怒られたのかも知れません。
2つ目になったことで、まったく別の時計になってしまいました。
まとめ
いかがでしょうか?
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隠れた名品になるのか、迷品になるのか・・・
レアなムーンウォッチ(オメガのホームページにはムーンウォッチと記載されています)ですので、コレクターの方も是非!
それではまた!
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