【レビュー】ブルガリ プロフェッショナル ディアゴノGMT – GMT40S “PEPSI”カラー

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BVLGARI DIAGONO GMT40S AUTOMATIC 40mm

90年代から2000年前後は「ロレックス・オメガ・カルティエ・ブルガリ」の4強時代でした。

ワンピースで言えば4皇ですね(何が?)。

絶対王者ロレックス、ロープライスながらロマンあふれるオメガ、オシャレイズム・カルティエ、クール&セクシー・ブルガリと言う他のメーカーを寄せ付けないパワーと存在感を誇っていました。

当時はパテックフィリップなんかは「おじさんの時計」くらいのイメージで時計マニアの「本物を知る方」だけが愛用していたものです。オーデマピゲに至ってはロイヤルオークも人気が無く、ヴァシュロンコンスタンタンはバセロンコンスタチンと呼ばれていましたね。

IWCやブライトリング、ゼニスにタグホイヤーはとにかく安かった。

フランクミュラーやパネライがじんわりと頭角を現し、時代が変わる直前が「ブルガリウォッチが最も輝いていた」時期なんだと思います。

出せば何でもヒットしました。

ブルガリブルガリはじめ、角形レッタンゴロ、ソロテンポ、アルミニウム、スクーバ、スポーツ、スポーツクロノなど名機揃いのブルガリウォッチ。

みんなブルガリが大好きでしたね。ちょっと怖い系のお兄さんたちも、こぞってブルガリを買い(なぜかプラダスポーツも流行っていたな)Bzero1ジュエリーが頂点だったのかも知れません。

はい、今回見ていくのはディアゴノGMTです。

スポーティなモデルがラインナップされる「ディアゴノ・シリーズ」

GMT機能を搭載したGMT40S。

完全にカラーリングはロレックスのGMTマスターをアレしちゃっていますが良いんです。

ブルガリが真摯に腕時計と向き合ったときに、「良いデザインは良い」と思ったのでしょう。

「このカラーリングが1番わかりやすい」

そう思ったに違いありません。

もうメチャクチャ格好良いじゃありませんか?

間違いない。

ブルガリのディアゴノシリーズはブランドイメージと異なり「渋い武骨」な仕上げです。

ヘアラインの入ったキズの目立たないケースにゴツゴツしたベゼル。

イタリアンジュエラーらしいのは文字盤の艶くらいなものです。

1周まわって格好良いとは、こう言うことを表すんだな。

こんなに素敵なのに中古価格は10万円台。ヤバ過ぎます。

仕上げは武骨。

この頃のブルガリは嫌いじゃありません。

中身やパーツパーツが弱っちいのは玉に瑕ですけどね。

クロノグラフ風ですね。

無駄なプッシャーとか作るので、故障が増えます。

でも嫌いじゃない。

シンプルで飾り気のないバックル。

ラバーストラップは太めですが、水濡れ乾燥を繰り返すと劣化してひび割れが始まります。

更に、こするとテッカテカに光ります(笑)

そうなってしまうと恥ずかしくて着けたくなくなりますが、ラバーストラップの交換費用はとても高額だった記憶です。

そんなこんなも吹き飛ばすくらい魅力的でセクシーな時計です。

言い忘れましたが、クロノグラフっぽいプッシャーですが、

2時位置のプッシャーを押すと赤い小さなGMTハンドが進みます。

4時位置はGMTハンドが戻ります。

7時位置は6時のポインターデイトの調整です。

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安いでしょ?

コレは買いか?・・・そうでもないのか。

では!

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