ブルガリの時計 「ブルガリズム」

1884年イタリアはローマで創業された高級ジュエラー「ブルガリ」。
古代アルファベットを用い「BVLGARI」と表記されます。

宝石、宝飾品以外にもホテルや香水などブルガリの名のもと様々なサービスが誕生しますが、その中でも男性に最も刺さったのは「腕時計」でしょう。
ライバル フランス カルティエの腕時計製造に遅れること数十年・・・
40年続くアイコンとなったブルガリブルガリは1975年にベースとなるデジタルウォッチをきっかけに1977年誕生することとなります。
デザイナーはもちろん巨匠ジェラルド・ジェンタ氏。

ブルガリブルガリは誰もが知るモデルでしょう。

ベゼルにブランドネームを2つ並べた主張の強いデザイン。
ラウンドケースにバーインデックス、バーハンド。
シンプルで無駄が無い、シャープでクールなタイムピースです。
コードネームは「BB」。

サイズ展開も豊富で、この世に似合わない人は 居ないのではないでしょうか？

現在では旧型モデルが10万円を切るような価格で販売されていますが、
90年代～2000年代前半では誰もが欲しがる高級時計だったんです。

特に文字盤に「BVLGARI」のロゴがある23mm女性用と、33mm男性用は人気がありました。
男性用に38mmが誕生した際は、BBオーナーがこぞって買い替えてた印象です。
デカ厚時計ブームが後押しした形ですね。
23mm26mmの12ポイントダイヤモンドも女性陣がよく着けていましたね。

メンズ・レディース共にキレイ系のファッションに似合う格好良いモデルです。

オリジンはイエローゴールドにレザーストラップのモデルでしたが、
1番流行ったのはステンレスケースにステンレスのブレスレット、黒文字盤の組み合わせでしょう。

クォーツ式、自動巻き式、素材違い、サイズ違いなど様々なバリエーションが
この40年に生まれてきましたが、個人的には女性は23mm、男性は38mmをおすすめします。
※年式により文字盤に「BVLGARI」の記載がないタイプがあります。（ロゴなしなどと呼ばれます）

手首の細い男性なら33mmも良いですね。

中古市場は「出まわり」が多かった分、ものすごく安いんです。
ブルガリ・ウォッチは買い時が来てますよ！

ペアで買っても旧型モデルなら中古で30万円くらい！
激安！
定価462,000円のBB38SSDオートと
ダイヤモンド付クォーツBB23SSD/12は定価540,000円で合わせて100万円ですが30万円もあれば買えちゃう！

2007年頃にはブレスレットが強化されました。
高級感ある丸みを帯びた形状ですが、ブルガリファンからは賛否が・・・。
わたしも個人的にはペラペラですが旧型ブレスレットの方が好きですね。

「新型」と分類されるブルガリ・ブルガリは男性サイズで42mmと巨大化しました。
レディースも現行機は26mmが最小サイズになっています。