Patek Philippe Aquanaut Ref.5066A-010 Japan Limited Edition
はい、今回は先日日本橋三越で開催されたワールドウォッチフェアでも展示されていた「日本限定」のパテックフィリップ・アクアノート「ジャパンブルー」5066A-010を見ていきましょう。
1997年に34mm/スティールケースバックでリリースされたファースト「アクアノート」5060Aはノーチラスに次ぐパテックフィリップのスポーツモデルの新しい顔となりました。
翌98年にはシースルーバックで再リリース。
リファレンスを5066Aとし、併せて「日本」のマーケット専用の「ジャパンブルー」バージョンもドロップしました。
Aquanaut Ref.5066A Japan Limited Edition
34 mm
Cal.315/194
この頃はパテックフィリップと言えども、一部の腕時計マニアが憧れるウォッチメゾンで、誰もが欲しがるモデルでは無かったと記憶しています。
定価150万円ほどするアクアノートも2次流通価格は60万円台でしたね。
既に完成されたデザインで文句のつけようがありませんが、その後起こる「ラージサイズ」ブームを考えますと5065Aでもジャパンブルーをリリースしていたら今頃とんでもない価格になっていたかもしれません。
私がアクアノート5066Aを購入したのは2006年。
中古品になりますが70万円台でした。
ラージの5065Aも80万円台、スティールブレスレットの5065/1Aの美品で100万円程度でしたね。
海外ではトロピカルブルー、ジャパンブルーとして密かに人気なモデルになっているのも・・・
5168G-001の存在があるからです。
5168G-001
2017年はアクアノート生誕20周年。
モデルにリニューアルはありませんでしたが、記念モデルがリリースされました。
「ジャンボ」サイズ42.2mmのケースはホワイトゴールド。
ムーブメントは通常のモデルと同じです。
トロピカルバンドはカット式(切ったら長くは戻せない)なので、調整が難しい。
私が買ったときも3回くらい「やっぱりもう1コマ切って」とやり直してもらいました。
カラトラバ十字。
今見るとクラシカル。
自動巻き防水時計の厚さが僅か8mmちょっと。
薄い!
重さも60グラムくらいしかないので着けていても疲れません。
「疲れない」と言うのは結構凄いこと。
それだけでストロングポイント「素晴らしい」のです。
アップで見てみましょう。
ワッフルと言うより手榴弾のようなデザインの文字盤。
アプライドインデックスはホワイトゴールド製。
夜光塗料はトリチウムなんですかね。
Tマークは見当たりませんが焼けています。
針もホワイトゴールド。
12と6は直線で結べますが、1と7、2と8などはインデックスの端から線を引いてもまっすぐ繋がりません。
変わったデザインですね。
現行機ではこのバランスが普通の時計たちと同じになってしまったので旧タイプのアクアノートのみの楽しみです。
クラウントップにはカラトラバ十字。
同様にバックルにも。
21Kのローターにもカラトラバ十字。
トロピカルバンドもワッフル仕様。
ダイヤルと同じです。
ジャパンブルー専用カラー。
専用ってのは凄いんです!
Aquanaut 5167 Green 5167A-010
詳細はよくわかりませんが、グリーンの現行アクアノートが存在するようです。
2011年にサザビーズオークションで52,500スイスフランで落札されました。
画像がうまく撮れませんでしたが、パテックフィリップのスティールはホワイトゴールドの様に美しいのです。
もう値段があって無いようなものの5066A-010ジャパンブルーアクアノート。
もし欲しい方は見た時が買い時です!
旦那さんは現行ラージ、奥様にこのジャパンブルーなんてカップルも良いかも知れませんね!
とっても素敵なアクアノートのご紹介でした!
では。




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