【レビュー】ロレックス ミルガウス 116400 V番 白文字盤 生産終了品 “トロピカルマンゴー”
Rolex 116400 Milgauss White Dial “tropical mango”
2016年にひっそりと生産終了(カタログ落ち)したミルガウスの白文字盤「トロピカルマンゴー」116400。
黒文字盤に次いで製造がストップしたことでノーマルガラスのミルガウスは姿を消しました。
「スポーツモデル」だとプレミアム価格になりますが、ミルガウスはなりませんね~。
「短期的」かと思いますけど。
現在ミルガウスはグリーンガラスの「GV」のみとなります。
Zブルーが人気がありますので「白文字盤」のことなど誰も気にしていないのかも知れません。
116400 ホワイト レビュー
2007年にミルガウス生誕50周年として復活しますがブラックとホワイトと、グリーンガラスのブラックでした。
前モデル1019の頃のミルガウスはブラックとシルバー・・・どうして「白」にしちゃったのでしょうか。
ラッカーのような光沢のある純白に「オレンジ」カラーが眩しい南国果実。
「耐磁」性能が「ウリ」な、武骨で技師用プロツールあった1019の面影はまるでありません。
ケースが大きく感じるデザインと言う意味では似ています。
こちらはグランドセイコー SBGX291
超耐磁モデル。
明らかに1019ミルガウスをイメージして作っていますね。
機能もデザインも116400より似ています。
オレンジ色を使いたかった理由はなんでしょう?
「イナズマ針」をオレンジにしたかった。
シルバーでも黄色でもなくね・・・。
う~ん。
116400GVの「グリーン」ガラスが先に採用され、何色のイナズマが1番キレイに目立つのか検討した結果なのかも知れません。
耐磁シールドが入っているせいかケースバックはポッコリしていますね。
現代的なバブルバック。
ドレスモデルに属するのでバックルプレートは鏡面仕上げ。
クラスプコードは「PJ」。ケースはVシリアル。
2008~2009年頃の製造ですね。
ブレスレットナンバーは72400。
シングルバックルですが、このロックはよくできているな。
厚みはしっかり。
13mmほどあり、重さも150グラム以上。
けっこうズッシリさん。
今では「懐かしい」レッドタグ。
わかりにくいですが、時分針はルミノヴァ。
インデックスはクロマライト。
製造時期によって使っている夜光も違うんだとか。
まとめ
たまに正規店に「まだ」並んでいたりしていますが、いずれ無くなってしまう生産終了品。
ノーマルガラスのミルガウスは「エアキング」と言う名に変わってリリースされました。
116400は安ければ「買い」なんですよ。
そのうちジワリと上がってきますから・・・10年後とか20年後とか。
「イナズマ」ですよ?
「オレンジ」ですよ?トロピカ~ルなマンゴーですよ。
耐磁モデルは使いやすいけど、デイトが無いのはね。
太くて重くてアレだけどね。
だからこそ・・・じゃないですか?
実質10年しか生産されなかった名機としていまのうちにね。
では!
#ZENMAIのココ東京