Rolex Sea-Dweller 16600 4,000ft/1,220m
2008年に生産終了したダイバーウォッチ「サブマリーナー」の上位機種「シードゥエラー」。
当時ロレックスで唯一飽和潜水に対応したプロフェッショナルダイバーツールであり、スティールとブラックカラーの武骨なモデルでした。
サブマリーナーに比べ厚みがあり、デイト表示の視認性を上げるサイクロプスレンズを持たず、9時側ケースサイドにはヘリウムガスエスケープバルブを搭載しております。
クロノメーター公認のCal.3135、1220m防水、40mm、厚さ13mm、約150グラム。
Vシリアルが最終品番となりルーレット刻印は最後までありませんでした。
今回は最終1つ前のMシリアル(2007-2008)の個体を見てましょう。
Vは100万円もしますがMは他の良個体とさほど変わりません。
こちらは約5年の空白期間がある後継機となる116600 シードゥエラー4000。
マッチョケースにセラクロムベゼル、ブルーに輝くクロマライト夜光などのスペックアップが施されましたが、キャリバー3135は進化したとは言え同じナンバーです。
2014年から2017年の約4年足らずの檄少量レアモデルとなりました。
そして現行モデルのシードゥエラー43mm。
2017年の今年はシードゥエラー50周年の記念すべき年でした。
43mmに大きくなり、サイクロプスレンズを搭載し、SEADWELLERの文字が赤くなっています。
ムーブメントはロングパワーリザーブのキャリバー3235。
このモデルチェンジに賛否両論ですが、まぁ普通に格好良いです。
並べて見るとこんな感じ。
サイドビュー。
お馴染みなのは16600(比べている16600は横穴ありの別個体です)。
16600→116600は定価が1.5倍に跳ねたので、かなりの高耐久に品質向上しております。
100年時計と言えます。
更にスタイリッシュになった126600も、きっと100年時計ですね。
16600は1991年頃からスタートしますが、今年で26年。まだまだ全然使えます。
その前の16660(トリプル6)は1978年頃にスタート、今年で40年近いですがやはりまだまだ使えます。
そしてファーストモデル1665は1967年にスタート、今年で50年ですが、やはりマダマダマダ大丈夫。
ダイバーウォッチの強さ、ロレックスオイスターケースの丈夫さ、ムーブメントのメンテナンス性の良さなど本当にロレックスは凄い。
高級感は無いけれどプロツールとして必要充分なのがわかりますね。
90年代には904Lスティールを採用し、さらに金属寿命が延びていると思われます。
さて、16600です。
定価609,000円以上になってはいますが、そこまで大きなプレミアムにはなっていません。
Vシリアルの16600は少ないはずですが、その前のMにはあまり影響無いんだな~。
デイトナのPシリアルがシードゥエラーのVシリアルとしたら、Aシリアルのデイトナと同じだと思うMシリアルのシードゥエラー。
クラスプコードはPJ。
9年くらい前ですが、まだバキバキ。
ノンポリでキズだらけって感じですね。
ROLEX OYSTER ORIGINAL GAS ESCAPE VALVE。
エクステンションつきバックル 93160A。
厚みは13mm。
ルミノヴァ。
サブマリーナーも良いけれど、ちょっとマニアックなシードゥエラー。
防水はオーバースペックだけど「プロ仕様」って響きが格好よい。
頑丈だから、メンテナンスされしっかりすればずっと使えるし。
まとめ
いかがでしょうか?
5桁スポーツウォッチではかなり地味な部類に入るシードゥエラー 16600。
ルーレットは最後まで無かったので狙うなら高年式!
V番は高いから「M番」に絞ってみてはいかがでしょう。
では!



#ZENMAIのココ東京
コメント