Follow Rolex 116400GV & 126900’s price.
人気モデルの相場を追うシリーズから、今回はモデルチェンジしなかったミルガウス 116400GV とモデルチェンジした新しいエアキング 126900です。
前回のチェックはミルガウスのみで6月末でしたので、新しいエアキングは初となる定点観測。
エアキング126900はインナーカバーを捨て薄くなりましたね。
40mmですが文字盤は旧エクスプローラー214270用を使っているので実質大きいエクスプローラーが126900、小さいエクスプローラーが124270と棲み分けたイメージです。
どちらもキャリバー3230を搭載。
ミルガウスは116400GVのままモデルチェンジせず、キャリバー3131は継続。完全にミルガウス専用ムーブメントに戻りました。
こちらは今年の3/8の相場。モデルチェンジの期待感でかなり高い相場となっていました。
旧エアキングも168万円ですって。
私も年末年始にセカンドマーケットで116900を購入したので、ちょっと嬉しかったんですが・・・
ただね、デザインがあまり変わらなかったので生産終了になったものの旧型は人気がいまいち出ず、やっぱり現行機よねって雰囲気になりました。残念(笑)
で、こちらは6/28の相場。
モデルチェンジせず、と言うのとロレックス全体の相場が下がりZブルーは約4か月で40万円くらい下がってしまってました。
さて、円安が進み144円台となっていますが、現在の相場はどうなっているのか?
チェックしていこうと思います。
エアキング 126900
まずは新しいエアキング 126900から。
9/1に国内定価が変わり 872,300円となりました。
先ほど何となくスペックを紹介しましたが1番のポイントはミルガウスとの共有パーツが無くなったことでしょう。
以前は仕上げの違いこそあれ、同じ厚みの40mmケースを採用していましたが、新型エアキングではリューズガード付きで更にシュッとした薄型ケースに切り替わりました。
エアキング専用ケースですね。
わずか11.5mm。薄ッ。
旧型エアキング116900のケースの厚みは14.5mmとかなりファット。全然装着感が違います。
ムーブメントもオイスターパーペチュアルやエクスプローラーと同じキャリバー3230を搭載しています。
軟鉄インナーカバーが無くなりましたが耐磁性アピールはもう無視ですかね。
パイロットウォッチとしてはブルーパラクロムヒゲゼンマイで充分なのかも知れません。
という事で価格ドットコムから、最安掲載価格をチェック。
新しいエアキングの現在の相場は157万円。
定価872,300円ですので2倍には届きませんが、かなりのプレミアム価格です。
新作なので当然と言えばそれまでなんですが、もともと不人気モデルのエアキングですからね。
グラフも見てみましょう。
初登場は200万円で、すぐに下降線。
現在が底値なのか、同じくらいの価格で2か月間維持されています。
中野ブロードウェイのかめ吉さん。
新品価格が154万円。
1万円値下げされてますので、なかなかスグには売れないモデルなのかも知れませんね。
楽天市場からセカンドマーケットの価格をチェック。
中古品の最安値は151.7万円でした。
トケマーでは今月7日掲載分が138万円。
このくらいが中古の売れる数字なのかも。
クロノ24も。
9455USドルが最安掲載価格。
税別です。
こちらは生産終了した旧エアキング 116900。
まだデッドストックと言うほどではありません。
新品最安掲載価格は129万円。
3月にチェックした時より40万円も下落している(笑)
私がちょうど買った年末年始を境に異常な高騰を見せ、ガクンガクンと値が下がっていきました。
流石にデッドストックはまた上がるのでしょうけど、私の中古品は数が多いので下がっていくかもね(泣笑)
ミルガウス 116400GV ブラック
続いて、2007年から続くロングセラーモデル 超耐磁機ミルガウス グリーンガラス ブラック文字盤 116400GVです。
現在の国内定価は1,014,200円から、9/1の価格改定で1,085,700円になっています。
新作出ませんでしたけど、カラーガラスのバリエーションでも思案中なんですかね?
グリーンガラス、オレンジガラス、パープルガラス。ミルガウスのGVもレインボーガラスに変わるかな・・・ウブロはカラーサファイアケース出してますので、ロレックスはもう手を出さない領域になったかも知れません。
逆に次世代機のミルガウスは、透明ガラスだけになるかも。
価格コムから現在の最安掲載価格は158万円。
全体的にロレックスの相場が下がっている割にはミルガウスは安定している方かもですね。
やっぱり生産終了案件でしょうか。
ここ1年間のグラフです。
昨年末に上がり始め2月がピーク、モデルチェンジせずでそのままって感じの相場です。
また今年の年末から徐々に上がるかも知れませんね。
中野ブロードウェイのかめ吉さんから。
新品161万円。
セカンドマーケットの楽天市場から「新品」で絞り込みました。
楽天市場の方が少々高め設定ですが、かめ吉さんが最安値です。
ミルガウス 116400GV Zブルー
最後はミルガウスの人気カラー Zブルー文字盤。
息が長い人気モデルですね。
今年 1月の価格改定により920,700円から1,014,200円に変わり、更に9月の価格改定で国内定価が1,085,700円に変わりました。
価格ドットコムの最安掲載価格は・・・おっ172万円になっています。
6月より僅かですが上がっていますね。
やっぱり綺麗ですもんね。
万が一、次世代機でZブルーが無くなっちゃったら大変です(最近のモデルチェンジの流れだと無くならないと思いますけど)。
ここ1年のグラフです。
黒文字盤のミルガウスよりは激しいですが、大きく見れば似た動き。
異なるのは僅かに上昇しているZブルーと、かなりなだらかに下がってるブラック。
ブラックはまだ底じゃないのかも。
2年間で見ると、かなり高騰しているのがわかります。
中野ブロードウェイのかめ吉さんでは新品が172万円。
ミルガウスの買取相場
こちらは中野ブロードウェイのジャックロードさんから買取価格表です。
エアキングが1,165,000円、ミルガウスZブルーが1,385,000円、ブラックが1,275,000円。
同じく中野ブロードウェイのかめ吉さん。
コマ未調整と言う条件がありますが、ミルガウスがジャックロードさんより高め。
銀座ラシンさんの買取表です。
エアキングは断トツに高いですね。銀座で人気なのかな?
まとめ
いかがでしょう?
「2022年9月 ロレックス 人気モデルの相場をチェック!新しいエアキング 126900 / ミルガウス 116400GV」でした。
次の新作次第でミルガウスは大きく相場を変えそうですが、まだまだ発表までは時間が掛かります。
セカンドマーケット全体で相場が下落傾向にありますので、しばらくは上がることは無いのかも知れませんね。
エアキングはだいたいこんな感じで落ち着いていくのでしょう。あとは全体相場と連動するだけ。
そろそろ外国人旅行者の制限がなくなるので、根こそぎ日本のセカンドマーケットからロレックスが狩られてしまうかも知れませんし、これだけ円安が続くと国内のメーカー小売価格は上がり益々日本人は手に入れづらくなります。
悩ましいですね~。
やっぱり買える時が買い時。
タイミングタイミング。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京
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