2024年4月 ロレックス 人気モデルの相場をチェック!オイパペ41 Ref.124300
Rolex Oyster Perpetual 41 Ref.124300
人気モデルの相場を追うシリーズから、今回はロレックスの新たなブームを巻き起こしているオイスターパーペチュアル41mm Ref.124300です。2020年9月に新作として登場するや否や大人気モデルになりました。
39mmから41mmに拡大されたオイスターパーペチュアル41も当初は7つのカラーが用意されていたのですが、2022年の新作発表のタイミングで地味な4色展開へと変更されたため、ディスコンとなったカラーは相場が急上昇しました。
そして「パーペチュアル(自動巻機構)」の「特許」を取ったのが1933年でして、2023年の昨年はその90周年のお祝いの文字盤「セレブレーション文字盤」が追加されました。ターコイズブルーの文字盤には沢山の丸(球?)がカラフルに描かれ「バブル」なんて呼び名もあるようです。この文字盤も長くは生産しなさそうな気もしますね。
さて、前回は昨年の12月にチェックしましたので4ヶ月ぶりの定点観測。
現在は5カラーのオイスターパーペチュアル41mmが正規ラインナップ。
やはりセレブレーション文字盤は人気の様です。
振り返れば各メーカーのカラーダイヤルブームもオイスターパーペチュアルから巻き起こったと言っても過言ではありませんね。
本来エントリー機で枯渇するようなモデルではありませんが、カラフルポップな文字盤が世界的に大ヒットし、「オイパペマラソン」までスタートするほど人気モデルとなりました。
結果、文字盤のカラーによってかなりの格差が生じました。
こちらが生産終了で1番人気だったターコイズブルー(41mmは生産終了カラー)。2022年の2月には400万円にも達するほどに上昇していました。
オイパペがですよ・・・とんでもないですね。
もうデッドストックしかありませんけど、相場は崩れていないようです。
こちらが昨年12月のレギュラーカラーの新品未使用品最安掲載価格です。セレブレーションとグリーン以外は似たり寄ったり。
また、1月に価格改定があり現在の国内定価は 918,500円となっております。
直接は関係ありませんが、対ドル対スイスフランで円安が続き、金の価値もどんどんと上がっています。2024年も国内定価はまた上がりそうです。
という事で、半分は記録用、半分は興味本位で現在の相場をチェックしてみましょう!
買えないエントリー機オイパペ41です。
どうぞ。
オイスターパーペチュアル41 124300 セレブレーション
まずは1番人気のセレブレーション(バブル)文字盤のオイスターパーペチュアル41mm 124300を見ていきましょう。
「セレブレーション」と名付けられたこの新しいモチーフは、オイスター パーペチュアル 31、オイスター パーペチュアル 36、オイスター パーペチュアル 41で展開される。
黒い縁取りのさまざまなサイズのドットに2020年に発表されたラッカーダイアルのビビッドなカラーを閉じ込め、背景色にはターコイズブルー、ドットにはキャンディピンク、イエロー、コーラルレッド、グリーンが用いられている。
現在の国内定価は918,500円、文字盤によって定価やスペックの違いはありません。次の改定で100万円が見えてきましたね・・・
セレブレーション文字盤は生産終了カラーのターコイズブルーをベースに同じく無くなったコーラルレッド(オレンジ)やイエロー、それと現行カラーのグリーンに、元々41mmには不採用だったキャンディピンクのバブル(ドット)が描かれています。公式には90周年のお祝いとは言われてないみたいです。
価格ドットコムから並行新品国内未使用品最安掲載価格です。
現在は298万円。
前回昨年12月が325万円でしたので、また少し下がった感じですね。
グラフを見ると、年始に底をついて後は数ヶ月同じ相場を維持しています。もうこれ以上は下がらないのかも知れません。
298万円で新品未使用品を掲載しているのは松田宝飾さん。
楽天市場で中古を買うよりお安いですね。
けっこう各社価格の幅があります。ちゃんと2024年も販売されるかがカギになりそう。
124300 シルバー
続いて1番人気の無いと言うと失礼ですが、ビンテージ調なゴールドインデックスが温かい印象のシルバー文字盤。
手に取るとシルバーカラーの良さが伝わると思います。
現在の最安掲載価格は131万円。
4ヶ月前は128万円でしたので、あまり変わっていません。
グラフを見てみると、動きがあるように見えますが縦軸が50,000円ですのでそこまで大きな価格差は生まれていません。それでも1年間で20万円ほどは上がっております。
918,500円の定価から見ると40万円ものプレミアム価格となりますのでまだまだ人気ですね。
アンティグランデさんには古めの未使用品が116万円。お買い得かな?
楽天市場では中古品が118万円から。
124300 ブライトブラック
ブラック(ブライトブラック)も相変わらず似た価格です。
使いやすいエントリー機ですが、トレンドの波は来ませんね。
グラフも比較的穏やか。
もうちょっとお金足したらエクスプローラー40mmが買えちゃうので、ここが壁なのかも知れません。
124300 ブライトブルー
ブルーカラーも同じような感じです。
グラフも同じように動きの幅がありません。比較的安定していると言えるでしょう。
124300 グリーン
リリース当初コーポレートカラーでグリーン文字盤は人気でしたが・・・
現在は156万円。
シルバー・ブラック・ブルーの基本カラーと比較すれば20~万円ほどの価格差がありますが・・・
一時期に比べたら結構下がったモデルと言えます。ただここ1年はあまり変わっておりません。
オイパペももしかしたら文字盤のテコ入れが入るかも知れませんね。
生産終了したイエローやコーラルレッドはなかなかのプレミアム価格で販売されています。
ビタミンカラーで元気になりますね。
しかし最強はターコイズブルー文字盤。
まとめ
いかがでしょうか?
「2024年4月 ロレックス 人気モデルの相場をチェック!オイパペ41 Ref.124300」でした。
エントリー機なのでベーシックカラーは安定していますね。
セレブレーション文字盤はリリース前ほどの人気はありません。
ただ90周年が終わっても「まだ」販売されるのか気になるところ。
バブルの名の通り突然弾けて無くなってしまうかも知れませんよ。
定価で買えるなら、オイスターパーペチュアルはオススメです。
デイト表示がないので忙しい朝でもサッと取って着けられますのでセカンドウォッチにピッタリ。
シンプルでタフ、スッキリしていてスーツにもデニムにも合いますね。
これだけプレミアム価格だと買いたいのに買えない状態が続きます。
またオイパペが店頭に並ぶ日はくるのかな?
全然エントリー機買えないので、エントリーできません(笑)。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京