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人気モデルの相場を追うシリーズから、今回は絶版カラーとなったゴールドデイトナの08グリーン、09ブルー、05チョコレートの相場の動きをチェックしてみます。
大人気だったイエローゴールドとグリーン文字盤の組み合わせがホームページから消えたショックはかなり大きかったんじゃないかな？と思います。
金無垢のデイトナなので普通の会社員が手を出すモデルではありませんが、外国資本にも投機的にも人気がありどんどん値が上がったのは2～3年前くらいから・・・かな？
ちょっと振り返るとこれが2020年の7月なので3年くらい前。
08グリーンの並行新品最安掲載価格が約560万円、09ブルーの最安掲載価格が435万円。
めちゃくちゃ安く感じますね。
更にこちらの2016～2018年9月の価格ドットコムグラフだと、08グリーンは385万円ほど。
2016年末あたり（トランプショック）は300万円ちょっと。激安！
以前は人気と言えど、文字盤交換の対象モデルでしたし、国内定価以上だったことが驚きでした（金無垢が定価以上になることが大変珍しかった）。
中華の方々が買い漁るまで、比較的静かな相場変動だったと思います。
2017年ですが、普通にショーケースに並ぶモデルだったのも懐かしい思い出・・・。
そんなゴールドデイトナも遂にモデルチェンジし、人気カラーダイヤルがことごとく生産終了。
無くなると欲しくなる、ね？これ毎回同じなんですが人間のサガ。
相場が上がるといち早く確保する勢との競争が始まります。
それでは新作発表1週間前にスクショしてたこちらの相場が、どう変わったのか？チェックしてみましょう。
116508 グリーン
全ての人が落胆したイエローゴールドデイトナ116508のグリーン文字盤「廃盤」。
08グリーンの愛称で人気でした。
やっぱり「金」に緑の組み合わせは中華圏でなくとも縁起が良さそうなオーラ出まくりですし、ロレックスのコーポレートカラーであると同時に、他のメーカーとは一線を画す存在感で気付けばとんでもないプレミアムモデルになっていました。
そんなマルハチグリーンの最終国内定価は4,602,400円。
価格ドットコムから並行新品国内正規未使用最安掲載価格は、なんと1498万円！
定価の3倍以上、1500万円・・・ひゃ～。
直近の相場グラフを見ますと、やはり4月手前 ウォッチズ＆ワンダーズでの新作発表直後にドン！と上がっているのがわかります。
過去2年のスパンで見ると、最高値を叩き出した2022年の2月にも迫る勢いですね。
今後の展開が非常に気になります。相場はさらに上向きになるのか、ならないのか・・・
もう1度文字盤変更が解禁にならない限り、この世から絶対数が増えません。
とは言え、金無垢のデイトナが1500万円ってのは少々高過ぎな気もします。
かめ吉さんでは1650万円で新品が販売されています。
中古品でも最安値は1150万円、こちら中野のブランドバンクさん。
当たり前？ですが1週間前にチェックしたトケマーの980万円は完売していました。
同じ生産終了モデルの116508ですが、126508でも採用される黒文字盤はそこまで値が跳ねていません。
126508のブラックは少しゴールドが強め（太目）になりましたが格好良さは健在、国内定価は 4,701,400円。
ピンク色の線が最安価格、水色の線が掲載店舗の平均価格。
最安価格は大きく跳ねていませんが、平均ではググっと上がっています。
2年のスパンで見ると、そこまで動きが無いのがわかります。
ブラックは「凪」に近く、グリーンは急騰中。
やっぱり皆さんグリーンが大好きなんですね。
この文字盤はディスコン・マジックが発動したと言えるでしょう。
116509 ブルー
続いて、116509のブルーダイヤル。この文字盤は08グリーンと一緒に2016年のバーゼルワールドで発表されました。
当時はグリーンと大差ない人気だったと記憶しています。
116509自体はかなり前からラインナップしていたモデルですので新文字盤の扱いでしたが、いかにも新作登場！のような紹介のされ方だったのが印象に残っています。
以前ブルーカラーと言えば、ソーダライトやターコイズなどのストーン系しかなかったので新鮮でしたね。
はい、価格ドットコムから最安価格は約700万円。
国内定価が491万円くらいでしたので、200万ものプレミアム価格。
ホワイトゴールド自体があまり人気の無い現在、充分頑張っている数字だと思います。
ただグラフを見ますと、生産終了カラーとわかった後少しだけ反応していますが、大きくは変わっていません。
しかし3月までは500万円台で見かけましたが、発表後は無くなったと思います、たぶん。
密かに皆さん買ってるんだな。
新品はゼットンさんに698万円で掲載中。
中古は先ほどと同じくブランドバンクさんに648万円（新品同様）で掲載中です。
因みにDシリアル（2005年ごろ）の中古品などは450万円ほどで購入可能ですが、ブルー文字盤に変更は難しいのかな。
116505 チョコ
最後はチョコ黒の愛称で人気のエバーローズゴールドデイトナ 116505 チョコレート文字盤です。
エバーローズゴールドにはピンクも似合いますが、高級感を醸し出すブラウンチョコレートが良いんです。
価格ドットコムから最安掲載価格は845万円。
定価はホワイトゴールドデイトナと同じ495万円ですので350万円ちかいプレミアム価格となっています。
ホワイトゴールドと全然違いますね、凄い値段だ・・・
と思うと、この2倍くらいのイエローゴールド無垢08グリーンがヤバ過ぎます。
グラフを見てみると、微妙ですが生産終了直後に相場が上がっています。
2年間のスパンで見てみたら・・・掲載ミスが2回もありよくわからない動きになっていました・・・ので、
期間を1年で絞り込みました。
やはり昨年の2月のピークにはまったく届かないので、基本的にはホワイトゴールドデイトナやイエローゴールドデイトナのグリーン文字盤以外と同じ感じですね。
新品は850万円で宝石広場さん掲載されていました。
またまたブランドバンクさんで新品同様の中古品が約700万円で掲載されています。新品と150万円も違うなら、こっちでも良いかも知れませんね。
まとめ
いかがでしょうか？
「【生産終了カラー】2023年4月 ロレックス 人気モデルの相場をチェック！デイトナ 116508 116509 116505」でした。
価格が動いたのは116508のグリーン文字盤だけと言っても良いかも・・・。
他のモデルも少しは相場が上がりましたが、後継モデルに近い文字盤がありますので、どうせなら新作！という人も多いのでしょう。
先日の転載記事によればデイトナは全素材含めて年間12万本も製造されているみたいですから。
新しいゴールドデイトナにもいずれカラーダイヤルが出てくると思います。
それまではグリーン文字盤の熱は冷めないかもね。
それではまた！
#ZENMAIのココ東京
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