【転載】”ブームが去った” 中国でのロレックス価格の暴落について

ROLEX
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“Boom Time Over”: Rolex Prices Crash In China

今回は「zerohedge.com」に掲載された記事を転載いたします。

既に時計好きの皆さんは読んだと思われるタイラー・ダーデンさんの「”Boom Time Over”: Rolex Prices Crash In China」ですが、皆さん知ってることであり内容的には少し遅めの話でした。

記事内に出てくるサブマリーナーが126610LNなのかLVなのか、ノーデイトなのかは定かではありませんが予備知識として・・・

現在の日本の国内定価は 1,118,700円(黒) 1,177,000円(ミドリ)、990,000(ノーデイト)となっています。

今年の1月に急騰し、約190万円ほどのプレミアム価格だった126610LNが、2月のピーク時には240万円台まで跳ね上がりました。

定価は約112万円ですので、約200%のセカンドマーケット相場となったのですが、ロシア軍のウクライナ進行など不安定な情勢を受け3月にはまた190万円ほどまで落ち込みますが、4月のロレックス新作発表に合わせて再浮上、そこから現在までなだらかに下がっていっています。

現在は200万円ほど。

グリーンカラーのサブマリーナーの方が動きは少し激しめですが、同じようなグラフの動きになっています。

1月250万円台から、2月のピーク時には330万円台、そして現在は250万円ほど。

中国の相場と日本の相場は少し異なると思いますが・・・

パンデミック前の中国の相場の動きが分かれば良いのですが、不動産バブルやロックダウンなどで経済が停滞しており、ロレックスなどの腕時計の相場にも影響が出ているようです。

 

いつものGoogle先生からDeepL先生に鞍替えいたしましたが、ニュアンスが間違ってないと良いですね。

それではどうぞ。


“ブームが去った”。中国でのロレックス価格の暴落

タイラー・ダーデン 8月13日

経済の混乱で富裕層の裁量支出が抑制される中、中国の中古高級品市場がこの2カ月で暴落した。

フィナンシャル・タイムズによると、上海が今年初めに厳格なコビド・ロックダウンを課して以来、流通市場での最も人気のあるブランドの高級時計やデザイナー・ハンドバッグ(ロレックス時計やエルメスバッグなど)の価格は20%から50%急落しているとのことだ。

中国の不動産バブルの膨張と、習近平国家主席が上海やその他数十の地域で物議を醸したコビドゼロ政策により、経済は大混乱に陥り、消費者心理が凹んでいる。

中国経済が減速する中、中古高級時計の業界ポータルサイトWatchecoによると、3月以降、ロレックス・サブマリーナの中古価格が46%暴落したという。上海と杭州の高級バッグ店は、同じ期間にエルメスのバーキンのバッグの価格を20%引き下げたという。

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Financial Timesは、高級品の転売業者や質屋が、好景気を見込んで高級品の在庫を大量に積み上げた経営者が、負債の返済や運営資金を調達するためにそれらの品物を清算していると報じている。これは、いわゆる “ブルウィップ効果 “の末期症状であることを示す証拠にほかならない。

「好況期は終わった。東部の都市、南京で中古の高級時計を販売するJames Wang氏は、「私たちは長い間続くかもしれない調整期に入った」と警告した。

王さんによると、この1カ月間で、経営難に陥った店主からパテック・フィリップを6本、ロレックス・サブマリーナーを29本購入した。

「パテックフィリップは、その時計を実際に所有することはなく、次の世代のために世話をするだけだと言っている」と彼は言った。”経営危機ではそうはいかない “と。

上海のコンサルタント会社、チャイナ・マーケット・リサーチのショーン・ラインは、「消費者信頼感が非常に弱い…おそらく私が25年間中国で見てきた中で最も弱い」と述べた。

公式データ、独立データともに、中国経済は7月にさらに悪化し、不動産部門の低迷が激化しているため、今後数カ月はさらに混乱することが予想される。

中国の中古市場におけるサブマリーナのロレックスバブルは、今年初めの上海の封鎖までの半年間に240%も跳ね上がった。現在、価格は反転している。

中国以外でも、高級時計の中古価格は世界的に冷え込んでいることは、6月に述べたとおりである。投資家はロレックスの強気相場から脱却し、需要が冷え込む。


まとめ

いかがでしょうか?

「【転載】”ブームが去った” 中国でのロレックス価格の暴落について」でした。

言ってることはその通りで、既に中国の不動産バブル崩壊、パンデミック、戦争の影響で中国以外でも高級時計の相場が下落しています。

もちろんピーク時に比べてですが。

こちらのグラフを見ても「あぁ、確かにピーク時に比べ、凄い下落しているじゃないか」と思いますよね。

こちらはスティールモデルのデイトナ116500LNの白文字盤のグラフなんですが、ピーク時は700万円代の値を付けていました。

現在は下がって490万円ほど。

700万円が490万円なので、めちゃくちゃ下がっている、人気が無くなった、バブル崩壊だ!って・・・まぁ言いたい気持ちはわかりますが、よく見てください。

2年間のグラフですが、2年前は290万円なんです。

290万円が490万円ですよ・・・めちゃくちゃ高くなってませんか?

定価は1,609,300円の商品です。

ロレックスのバブルが崩壊したと言うのであれば、290万円より安くなってからでも良いんじゃないでしょうか?

いやいや、デイトナ以外のモデルがショーケースに並び出したらで良いんじゃないでしょうか?

この流れなら、デイトジャストやデイデイト辺りはショーケースに並びだすかも知れません。

が、この先1年2年でスポーツモデルがショーケースに並ぶほど人気が無くなるとは思えませんね。

下がっているのは事実ですし、まだ下がると思います。

ただ、中国の方も、なんでもかんでも買うのを止めた・・・だけなのかも知れません。

本当に「ブームは去った」のか?

それではまた!

 

#ZENMAIのココ東京

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