ロレックス1本か パネライ 3本か?あなたならどちらを選びますか?

PANERAI
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One Rolex or three Panerai? Which would you choose?

今回もリシュモングループから、パネライの普及活動です。

腕時計は何本あれば充分なのか?なんて人それぞれですが、毎日使うのであればコレクターでなくとも数本所持していたいところ。

多すぎるとメンテナンス費などの問題もありますし、そもそも腕時計自体が高額でそろえるのが大変。でも、1本だけだとメンテナンス時に時計が無くなっちゃったり、TPOに合わない場合もあるかも知れません。

できれば3本、スーツにも合うもの、水に強いもの、自分のこだわりのもの。

※過去に「腕時計は3本あれば充分だ」なんて記事も書いてますので是非チェックください。

3本「だけ」なら、好きなブランドを買いたいですね。

やっぱり「王冠」ロレックスですか?

社会人の1番人気ブランドと言えばロレックスで間違いありませんが、現在正規店で購入するのはほぼ不可能で、エクスプローラーが欲しいな、サブマリーナーが欲しいなと思ったらセカンドマーケットで買うか諦めるか、ゴールの見えない正規店マラソンをするのかのどれかになります。

セカンドマーケットで買う場合、信じられませんが2倍以上のお金が必要だったりしますし、ロレックスマラソンは体力も運も必要ですが、実際にはメンタルと演技力が重要となります。

じゃあ諦めるか・・・

いえいえ、それならロレックス以外で選んじゃおう!と言うのが今回の内容。

ロレックスじゃなくても良い時計はたくさんありますけれど、具体的にどのブランドを選ぶのでしょうか?

 

今回は「デカ厚ブーム」の火付け役 パネライをオススメしちゃおうじゃないか!と言うわけです。

なぜPANERAIのか?

現在の各ブランドがリリースする腕時計を思い浮かべてください。

20年、30年も前から続くシリーズのモデルが良いですね。

パテックフィリップのカラトラバ、ロレックスのデイトジャスト、オーデマピゲのロイヤルオークなど、有名なアイコンモデルたちも「パネライ」が出てくる前と後でサイズが変わってしまったほど、パネライの存在は大きいものでした。

イタリア海軍に納品されていた軍用品であり長く秘匿情報扱いだったパネライが、腕時計ファンに認知され人気が出てきたのは2000年頃からですが、その勢いは物凄く「大きい時計が格好良い」時代を作ります。

メンズドレスウォッチが35mm前後から40mm前後へ、スポーツウォッチが40mm前後から45mmほどへ拡大化。細腕オジサンたちを悩ませました。

デカ厚ブームはお祭りみたいなイメージで、各社も負けじと薄い時計や精度の良い時計より目立つ派手なモデルを最優先してリリースしていきます。

フランクミュラー、ウブロと並ぶ新しい腕時計ブームの一翼を担ったパネライですが、リーマンショック後辺りから人気に陰りが見えだし、現在はマニアの腕時計ブランドになったように思います。

SNSでもパネライ所有者は何本も持ってるし、興味ない方は買うこともないのでしょう。

ですが、1つ1つよく見るとやはり心に残るのです。

パネライの良さは、所有者には確実に伝わっているはず。

私も過去に数本所有し、すべて手放しておりますが、またいつか腕に巻きたいと思っています。

そんな魅力のあるパネライ、現行モデルでオススメしたいと思いました。

武骨からスタイリッシュに、軍用モデルからエレガントに。

ファーストウォッチにも、きっとフィットするはずです。

ロレックス1本か パネライ 3本か?あなたならどちらを選びますか?

まずロレックスです。

現行モデルのオシャレウォッチ ヨットマスターロレジウム40は、非常に人気がありスーツにもフィットしながら、ヨットの上で優雅なひと時を過ごせるよう水にも強めのラグジュアリースポーツウォッチです。

マリンブルーも美しいですが、今回は私の好みでスレート(過去にはダークロジウム)文字盤を選んでみました。

パッと見はサブマリーナーのようなデザインですが、丸みのあるフォルムは高級感がありベゼルのプラチナとも相まって独特のオーラと白い輝きを見せてくれます。

国内定価は1,364,000円ですが、当然の様にセカンドマーケットではプレミアム価格になってます。現在はおよそ245万円。

今回もファーストウォッチには、かなりハードルが高く感じると思いますが、どうですか?

腕時計を1本だけ買うのに245万円は高すぎる。

じゃあ PANERAI なら、どれだけ揃えられるのか?一緒に見ていきましょう。

でもね、本当に欲しいなら「寄り道」せずに買っちゃうことをオススメします。

 

ラジオミール ヴェンティ 45mm PAM02020

1本目はこだわりのモデルという事で、パネライ好きのオンラインコミュニティ「パネリスティ.コム」の20周年をお祝いし発売された限定モデル ラジオミール 45mm PAM02020 Radiomir Ventiです。

10周年・15周年はルミノールケースでしたが、今回はラジオミールと更に特別感が増しています。

ゴールドのペンシル針、トロピカル化したようなブラウンダイヤルがビンテージ調で格好良いですね。

手巻きキャリバーP.6000は3日巻きパワーリザーブ、防水性は100mと日常生活には充分。

6時位置にはパネリスト P.com 2000-2020の文字。

ケースバックには派手に20周年のお祝いレリーフ。

2020年に発売され、1020本限定でした。

国内定価は836,000円ですが、やはり限定モデルなのでプレミアム価格になっています。

定価以上になるパネライはかなり珍しいですが、格好良いもんな~。

画像をお借りしてきました。めちゃくちゃイケてます。

 

ルミノール ピッコロ ドゥエ PAM01247 38mm

いやいや、45mmなんて大きくて日常使い出来ないよ!と言う方へ。

2本目は、スーツにも合うオールマイティなモデルという事で、デカ厚のイメージのパネライにしては異色の38mmと言う小ささが売り ルミノール ピッコロ ドゥエ PAM01247 38mmです。

女性が着けてる方が38mmのピッコロ ドゥエ、男性の方がルミノール ドゥエ 42mm。

女性用ではないのですが女性でも着けられるサイズ、厚さも11.4mmと薄いのです。

更には自動巻きキャリバーP.900搭載、パワーリザーブは3日間。

1つだけ気になるのは防水性で30m防水。

ドゥエは薄いので42mmでもスーツの袖に収まりますが、38mmはパートナーとも共用できるしカジュアルにもフォーマルにも役立つはず。

国内定価は781,000円ですが、セカンドマーケットでは70万円ほどから見つかるようです。

 

流石に38mmじゃなくてもう少し大きい方が好きだな、って方にはノーマルのルミノール ドゥエ 42mm PAM01124 をオススメです。

スペックはほぼ同じで、自動巻きキャリバーP.900搭載、パワーリザーブは3日間、30m防水。

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サンブラッシュ仕上げのブルー文字盤がオシャレ。

ブレスレット仕様ですがフルでも150グラム以下。

モデルは異なりますが、42mmのサイズ感です。薄いし高級感があります。

※画像は生産終了の手巻きモデルでデイト表示がない

こちら自動巻きのドゥエ42mm。

国内定価は946,000円ですが、こちらもセカンドマーケットでは定価以下の83万円くらいから見つかります。

 

ルミノールベース PAM00914 44mm

いやいや、いやいや、パネライは「ベース」こそが至高。ドゥエは邪道でしょ?

と、言う事で冠婚葬祭以外だったら何とかなる(はず)現行機のルミノールベース44mm PAM00914 をオススメします。

画像をお借りしました。

やっぱり良いですねぇ、リューズガードに秒針の無いパンチングダイヤル。

ユニタス搭載のPAM112から進化し、現在のベースが搭載するのは手巻きキャリバーP.5000 パワーリザーブはなんと8日間。

こちらもベース44mmでPAM00560。8DAYSと8GIORNIの違いや非パンチングダイヤルだったりします。すでに生産終了モデル。

PAM00914の国内定価は836,000円ですが、セカンドマーケットでは70万円ほどで手に入ります。

パネライ初心者から熟練者まで、すべての人にオススメできるのが「ベース」です。

「ベース」は良いですよ、名前の通り基本のキ、これを知らずにパネライ通には成れません。

PAM00002、PAM00112のユニタスも文句なく良いですし、こだわりがあれば中古で探してみてください。50万円くらいから見つかるでしょう。

後継モデルとなったPAM00560、そしてこのPAM00914はパネライの自社製手巻きムーブメントを搭載しています。ムーブメントは最新式で、8日ものロングパワーリザーブが取り柄ですが、オリジナルのムーブメントではなくなったのがポイント。

新型のムーンウォッチ(オメガのスピードマスタープロフェッショナル)も同じで、最新ムーブメントは月に行ってませんが、それでも皆に愛されてますのでソレで良いのです。

 

ルミノール クアランタ ベルデミリターレ 40mm PAM01304

待て待て、ベースも良いけどやっぱり秒針が無いと動いてる感が無くて寂しくない?

って方にはトレンドのグリーンカラー文字盤を搭載した40mmのオートマチックモデルはいかがでしょう?

ルミノール クアランタ ベルデミリターレ 40mm PAM01304 ミリタリーグリーン文字盤ですが、まずクアランタですよね?何だ?クアランタって。

イタリア語で「40」だそうです、あ~なるほどケースサイズの話ね。

ルミノールマリーナの40mmは以前ありましたが、いつの間にかディスコンになっていました。

女性にも人気だったPAM00048やPAM00050は、たしかに需要ありそう。

で、去年復活したサイズがルミノールマリーナ クアランタです。

自動巻きキャリバーP.900で3日間のパワーリザーブ、100m防水、厚さは12.6mm。

PAM01304の国内定価は902,000円、こちらは2022年の新作ですのでまだセカンドマーケットには出てきておりません。

新作だし、40mmだし、グリーンカラーだし、アンテナの感度の良いオシャレさんはチョイスしても間違いないかと思います!

 

サブマーシブル PAM00959 シャークグレー 42mm

最後のオススメは、水に強いモデルという事でイタリア海軍御用達ブランド パネライの中でもプロフェッショナルダイバーズウォッチと呼べるのはこのサブマーシブルだけ。

回転ベゼルの有無が主かとは思いますが、現代のルールでは300m防水でもルミノールマリーナはダイバーズウォッチとは呼べません。

ミッレメトリも回転ベゼル装備してましたが復刻しないんですかね?エジプシャンはしたのに。

はい、サブマーシブルに話を戻します。

私も44mmのサブマーシブルを過去に愛用していました。

サブマーシブルはルミノールマリーナに回転ベゼルを装備しダイバーズウォッチとしてカテゴライズさせた不人気モデルでしたね(唯一初期のピカサブだけは人気)。

いつの間にかコレクションも多くなり、ルミノールマリーナ、ラジオミールに次ぐ大家族になっています。人気あるのかな?

画像をお借りしてきました。

サブマーシブル PAM00959 は42mmですので、そこまでゴツくはありません。

最近のモデルはスタイリッシュですねぇ。

鮮やかなブルーセラミックベゼル、シャークグレー文字盤の組み合わせも素敵です。

白いワイシャツにも似合っています。

サブマーシブルなので300m防水、水にはたいへん強い。

国内定価は1,232,000円ですが、セカンドマーケットでは100万円ほどで手に入ります。

サブマリーナーデイトの半値、キャリバーP.900なので3日間パワーリザーブ。

良いですねぇ。

今年の新作のグリーンサブPAM01287は44mm。こちらも素敵。

(グリーンカラーのサブマーシブルでグリーンサブ)

 

まとめ

いかがでしょう?

「ロレックス1本か パネライ 3本か?あなたならどちらを選びますか?」でした。

70~80万円のパネライを3本か、100万円オーバーを2本か。

中古ならかなり選択肢が広がりますし、オススメも変わってきますが、皆さんならどちらを選びますか?

武骨でシンプル、大きすぎるし存在感があり過ぎるにも関わらず多くの人を魅了したパネライ。

現在は人気に陰りがありますが、それでも毎年魅力的なモデルをリリースしています。

自社製ムーブメントとなり定価も上がり、だんだんスタイリッシュになってきてはいますが、ヒストリカルコレクションだけは今後も渋いラインナップでお願いしたいですね。

サブマーシブルとドゥエはオシャレを突き通しても良いと思いますし、高級感あるパネライも面白いのです。

ロレックス1本と比べるとどうでしょう?

本当に欲しいものを1本という考えもあります。

シチュエーションに合わせて時計もファッションの一部だと着け変えたいという考えもあります。

人それぞれの考えがありますので、正解はありません。

「リセール」はROLEXに軍配が上がります。

ずっと使い続ける人には関係ない話。

私もまたいつかパネライを買おうかな~と思っています。

それではまた!

 

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