【転載】2020年のロレックスの売り上げはスイス時計産業の4分の1を占めています
2020年瑞士制表行业 劳力士独占四分之一份额
翻訳すると「2020年 ロレックスの売り上げはスイス時計産業の4分の1を占めています」こんな感じでしょう。
最近気に入ってる中国の腕時計フォーラムから、スイス限定ですが腕時計メーカーの売上について触れた記事を見つけましたので転載いたします。
「腕時計」という括りだけで見るとアップルウォッチがロレックスを抜いて世界1位の売上高になりましたね。
10万円以下のエントリー機をメインに扱うメーカーは苦しい時代です(アップルショック?)。
スウォッチグループのスウォッチが思いっきりヤラれているとのこと。
さて、昨年2020年は新型コロナウィルスの影響で、スイスの腕時計メーカーは減産し、売り上げも大きく落としました。
国内のセイコーやシチズン、カシオも売上が30%以上の前年比マイナスの月があったようです。
本来であれば東京オリンピックで国内はインバウンド需要で大盛り上がりだったはずなのにね・・・
新型コロナウィルスのせいで全てがおかしくなってしまいました。
あのバーゼルワールドすら姿を消すことになり、時計業界は暗いニュースばかりです。
そんな2020年でしたが、おおよその数字にはなると思いますがスイスのメジャーブランドたちは、いったいどの程度のマイナスで済んだのか見てみたいと思います。
今回もGoogle先生にお願いいたします。
それではどうぞ。
[Watch Home Brands News]
米国の投資銀行であるモルガンスタンレーとスイスのコンサルティング会社 LuxeConsult が共同で最新のスイス時計業界の調査レポートを発表したところ、2020年に ロレックス は収益を14%減少させ、50.5億スイスフランから44.2億スイスフランに減少させましたが、 LVMH、Swatch GroupとRichemont Groupのブランドが大幅に落ち込んだため、ロレックスのマーケットシェアはさらに拡大しました。
ロレックスの生産量は前年比19%減(約14万本)で約81万本になりましたが、平均販売価格は5%上昇し、スイスの世界時計市場におけるブランドのシェアも2019年の22%から2020年は24.9%に上昇しました。
オメガは依然としてスイスで2番目に大きな腕時計メーカーであり、2020年の売上高は50万本で、2019年の79万本28億スイスフランから大幅に減少しています。
カルティエの売り上げは、2019年の41万本から2020年には49万本に増加しましたが、平均販売価格は30%下落しています。
リストのトップ20のうち、スウォッチグループのロンジンとティソの売上高は他のブランドの売上高をそれぞれ150万本と240万本とはるかに上回っていますが、価格は低めで同様に下がっています。
ロンジンの平均価格は1,313スイスフラン(2019年は1,582スイスフラン)ですが、ティソの平均価格表は 415スイスフラン(2019年は739スイスフラン)です。
LVMH、スウォッチ、リシュモン、ケリングなどのブランドと比較して、ロレックス(チューダーを含む)、パテックフィリップ、オーデマピゲ、ブライトリングなどのグループに属さないブランドのパフォーマンスが優れていました。
[ Watch Home Brands News]
米国の投資銀行であるモルガンスタンレーとスイスのコンサルティング会社である LuxeConsultの年次報告書によると、2019年末には時計ブランドの8社が収益を10億USドル(1000億円)以上にしています。
さらに重要なことに、これらのブランドが2020年に勢いを維持できれば、10億ドル規模のクラブが新しい会員を迎えることになるはずでした。
しかし、COVID-19の流行の文脈では、この希望は打ち砕かれ、10億ドルのクラブ会員の数は8人から6人に減少しました。
クラブから出ていった2つの時計ブランドは、TissotとTag Heuerです。
ティソは困難な1年を経験しました。
モルガンスタンレーの推定によると、ブランド収益は2019年の11.3億ドルから2020年には6億6800万ドルに減少しました。(現在の為替レート1スイスフラン= 1.07米ドルで換算)。
タグ・ホイヤーの収益も、2019年の10億6000万ドルから2020年には6億3450万ドルに急減しました。
そしてIWCは10億ドルのクラブに参加することを望んでいました。
2019年のブランドの収益は9億5700万米ドルに達しましたが、COVID-19の流行により、2020年の収益は5億8100万米ドルに減少しました。
世界的な新型コロナウィルスの流行に悩まされた2020年に、ロレックス、オメガ、カルティエ、パテックフィリップ、ロンジン、オーデマピゲの6つの時計製造ブランドが10億USドルを超える収益を上げています。
興味深いことに、これらの時計製造ブランドの半分は個人所有(一族経営)です。
いかがでしょうか?
どこも苦しいのは想像通りですが、リシャールミルの勢いがまた凄い。
そもそも店頭で商品が並んでいるわけではないので、あまり影響が無かったのかも知れません。
それぞれの利益率も知りたいところ。
相変わらずロレックスは強者であり、マーケットの1/4を占めるなんてモンスターですね。
対面でしっかり売っていくブランドは厳しい1年になりました。
グループに属しているブランドが意外に弱いのも気になるところ。
1番ビックリしたのはゼニスがこんな位置いるなんて・・・
頑張って欲しいです。
またドイツ時計や日本のメーカー、アメリカや中国などのメーカーも合わせた表も見てみたいですね。
新しい情報がありましたらお知らせいたします。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京